板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

過去のインタビュー【2】

 

過去のインタビュー【2】

過去のインタビュー【2】
 
佐光恵藏・クラウン・パッケージ社長(3月27日号)
2024-04-04
 コロナ明け、内装段ボールも需要は低迷していると、最大手㈱クラウン・パッケージの佐光恵藏社長。Eコマース向けの脱段ボール、観光地が賑わう中、土産物用も微増にとどまり、自家消費用では軟包装が増えるなど思わぬ変化も。佐光社長は『これまでのような成長曲線は望めない』とした上で『同じことを同じようにやっていては縮小してしまう』と新たな展開の必要性を強調、SDGsやCSRの要求を満たす開発が今後のカギになるとした。また、マレーシアで合弁会社を設立、グローバル市場に踏み出した。新素材の世界展開、東南アジアでの内装段ボール普及を見据える。
 
井上貞登士・レンゴー副社長(3月17日号)
2024-03-21
『パッケージ部門にとり事業の将来を左右する重要な取り組み』『産業の地位向上のため不退転の思いで臨む』。レンゴー井上貞登士副社長は製品値上げに向け強い決意を口にする。製品単独は前代未聞も、グループが一枚岩となり、年契大規模顧客にもフルコストで、シートも強弱なく取り組む。先行することで量の変動があっても『右往左往しない』と強調した。
 
 
齊藤光次・ダイナパック社長(3月7日付)
2024-03-14
 『齊藤さんの言っている事は間違いない』、こんな声が聞こえてくる段ボール産業。ダイナパックの第期決算を見ても実証できる。『安売りするな』『貶める行為』など幾度となく発信し、自ら実践してきた。数量はこの2年で6%落としたが、収益は大きく上がっている。需要が低迷する中でどう価格を守り抜くか、物流問題をはじめコストアップも続くが、もう一段ケースを上げる必要はあるのか。今年からスタートする中期経営計画含め『値決めこそ経営の核心』と強調する齊藤光次社長に聞いた。
(2月15日本社で)
 
 
川口徹・カワグチマック工業社長(2月27日付)
2024-03-11
 ボックスメーカー㈱カワグチマック工業(兵庫県尼崎市)の紙製ボードによるディスプレイ事業は国内屈指の実績を持つ。川口徹社長は、『迅速にニーズに適した製品を開発・設計できる人間がいたからこそ』とするとともに、環境面から『爆発的に伸びなければならない』と、さらなる躍進を見据える。段ボール事業では無駄な競争は『全体で貧しくなるだけ』とする一方、『正当な理由で正当な価格を提示し、顧客と共存共栄』とした。
 
袁孝海・中国包装連合会紙製品包装委員会(2月17日付)
2024-03-08
 日中両国の段ボール産業友好・交流を目的に仕事に励む中国包装連合会紙製品包装委員会の袁孝海氏。2019年秋に『橋渡しをしたい』として東京に事務所を立ち上げた。直後に世界的なコロナ禍に。その間、段ボールについて研鑽を重ね、活動を再開した。中国の技術が大きく向上した事もあり同氏にコメントを寄せて頂いた。(紙面では、ですます調をである調に変えてあります)
 
中国・広東品龍精工科技、陳社長(2月7日付)
2024-03-06
 技術が飛躍的に高まっってきた中国の段ボール機械、広東品龍精工科技有限公司は年間30台近くのフレキソグルアを組み立て、精度向上に力を入れる。国内(中国)よりも東南アジアなど輸出が主力でその性能は折り紙付き。陳龍升社長は「日本は世界の段ボール業界をリードしている存在だ。弊社の設備を日本市場に販売でき、且つ認めて貰えば光栄」、日本市場での販売を視野に入れる。価格は、日本の設備は品質がハイクラスで値段が高い、弊社はミドルクラスで安い」として、販売額は約半値。今後・代理店など体制を整える。
 
栗原正雄・栗原紙材会長(12月17日付)
2023-12-25
 『大きな変化はない状況で、良くも悪くもない』『低位安定という言葉が最も適切』と、今年の段ボール古紙の動向について、栗原正雄栗原紙材㈱会長(全国製紙原料商工組合連合会会長)。段ボール需要が長期にわたり低迷する状況にはあるものの、取扱量、価格ともに大きな動きがないとの認識を示した。一方で、現在のように数%ずつであっても、取扱量の減少が長期化すれば、『いずれかの段階でメーカー、回収業者双方に(取引条件の)改善をお願いしなければならない』とした。
 
松村浩・元丸紅KOA社長(12月7日付)
2023-12-21
 丸紅の板紙・段ボール分野で活躍、ベトナムでの段原紙新工場(KOA)立ち上げから社長も務めた松村浩氏。その工場はコロナ禍の影響から需要も大きく減少、自ら丸紅を離れたが、国際感覚豊かな同氏に、アジアの板紙業界の現状、将来の見通しを直言して頂いた。特に『板紙需要は5%以下の成長でもバランスを取らねばならない』、『新しい時代にフィットした流れに変えていくのが経営陣の職務』と強調、今後の競争は『シェア拡大から環境に』と語った。
 
 
佐野弘治・神戸ダンボール社長(10月17日付)
2023-11-01
 中堅ボックスメーカー神戸ダンボール㈱(神戸市東灘区)は今年3月、佐野弘治業務部長が社長に就任した。昨年2回の原紙値上げ、人手不足など近年ボックスの経営環境が厳しくなる中、新社長としてどうかじ取りを行っていくのか聞いた。
 
坂口健太郎・山發日本営業部長(9月17日付)
2023-09-27
 現状、世界の段ボール原紙需要は如何に。台湾大手製紙メーカー正隆グループの山發日本㈱坂口健太郎営業部兼統括管理部長は、最大市場の中国はじめ、『非常に厳しい』とした上で、消費低迷以上に、2019~24年初頭までの世界で年間8千万㌧強という大幅な増設で生じる『超供給過剰状態』に対して大きな懸念を示した。かりに景気が回復しても、最短でも5年は需給が安定しないと分析。これを受けて中国では『必ず淘汰・再編の時代に突入する。その時、一貫化率のスピードに変化が生じるか注視したい』とした。段古紙国際市況や、日本品段原紙輸出についても聞いた。
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