板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

過去のインタビュー【2】

 

過去のインタビュー【2】

過去のインタビュー【2】
 
坂口健太郎・山發日本営業部兼統括管理部長(9月17日付)
2022-09-29
 現状、段ボール原紙および古紙の国際市場は、ダウントレンドにある。要因としてはロシアによるウクライナ侵攻の影響、新型コロナに伴う中国都市封鎖など、不測の国際情勢が複雑に絡むものの、『この状況は何年か早まったに過ぎない。アジア市場は早晩、生産能力の超過剰に陥るとみている』との見解を示すのは、台湾大手製紙メーカー正隆グループの山發日本㈱坂口健太郎営業部兼統括管理部長。近い将来、本格的な能力超過剰時代への突入が危惧される中、中国製紙メーカーの高強度ライナが市場を握る可能性にも言及した。そのほか、日本と欧米、アジア市場の違い、輸入段ボール原紙拡大の可能性など話を聞いた。
 
齊藤光次・ダイナパック社長(8月17日付)
2022-08-29
 専業大手のダイナパック。得意分野の異なる大日本紙業と日本ハイパックが合併、当時は企業規模を含め大きな注目を集めた。その発足に尽力、17年間も副社長として支えて来たのが齊藤光次氏だ。このほど代表取締役社長に就き舵取りにあたる。原紙再値上げ、質への転換、デジタル事業など難局重なるが持ち前の明るさから『段ボールは物流インフラの一画を担う社会に必要不可欠なエッセンシャル産業』とし『価値あるものをその価値に見合った適正価格で販売しなければならない』と強調する。会社動向から業界問題まで率直な意見を聞いた。
 
栗原正雄・栗原紙材会長(7月17日付)
2022-08-05
 段ボール古紙輸出価格の強さを受けて、『国内価格も平均値では既に㌔20円以下はないだろう』と㈱栗原紙材の栗原正雄会長(全国製紙原料商工組合連合会理事長)。問屋在庫も低水準で、メーカーの古紙購入にも厳しさが見られ始めた。ロックダウンが長引いた中国経済が不透明要因なものの、総じてタイトな状況が続いている。栗原会長に聞いた。
 
大辻誠、相羽伸一・ナビエース社長&専務〈福野段社長〉(5月17日付)
2022-05-30
 ナビエース㈱は、子会社・福野段ボール工業㈱が、群馬県板倉町へ移転すると発表した。新本社工場はナビエース本社工場に匹敵する規模、生産設備体制となる計画で、これを機に、重量物包装の強化に大きく舵を切っていく。重量物のオール段ボール包装転換は、環境対応面などからまだまだ進むことが見込まれる。将来的には、グループ合計で売上高130億円を目指す意向を示した。大辻誠社長と相羽伸一専務取締役(福野段ボール工業社長)に話を聞いた。
 
長谷川一郎・レンゴー副社長(4月27日付)
2022-05-11
 ロシアのウクライナ侵攻を受けて混沌とするエネルギー事情。大幅な高騰に円安が追い打ちをかける。人道的見地から、いち早くロシア炭の新規購入を中止したレンゴーの長谷川一郎副社長は、現在進行中の段ボール原紙および段ボール製品値上げに関して、順調に進捗していると強調する。一方、今後はしばらく様子を見る必要があるものの、『第1四半期中には、損益状況が見通せると思われるので、それを踏まえて段原紙再値上げの可能性を検討する』とした。脱炭素に伴う環境対策も含め、エネルギー関連を中心に現状を聞いた。
 
中川仁・中川パッケージ社長(4月7日付)
2022-04-18
 『価格だけの取引では営業の最前線にいても、やりがいを感じられない』『パワーゲームで決まるのであれば、専門知識を備えた正社員でなくてもよい』。拡販志向の先にあるコスト競争のリスクとモチベーション低下を強調する、有力ボックスメーカー㈱中川パッケージ(京都市右京区)の中川仁社長。実際、同社ではコロナ禍、体質改善に挑み、営業利益が大幅に向上するなど着実に成果を上げている。フィルム緩衝材事業や、ケース値上げについても話を聞いた。
 
雫石宏親・統一印刷社長(2月17日付)
2022-02-28
 印刷紙器メーカー統一印刷㈱(神奈川県藤沢市、雫石宏親社長)は昨年、創業70周年を迎えた。化粧品向けパッケージが売上げの8割を占め、新型コロナウイルス感染拡大による「巣ごもり」や、マスク常態化で化粧品需要が先細る厳しい状況だが、独自の戦略で立て直しを進め企業継続を目指す。雫石社長に聞いた。
 
鈴木暢之・Shizai社長(2月7日付)
2022-02-17
 パッケージ事業に新規参入した㈱Shizai(鈴木暢之代表取締役、東京都渋谷区)。段ボール中心に、主にEコマースで展開する法人向けにオリジナルパッケージを供給する。製造は段ボールメーカーなどに委託。同社はソフトウェア力を活かし企画から仕様作成、在庫管理、倉庫紹介などを担い、顧客の原価最適化に貢献している。起業から1年強、現在は関東中心だが、全国展開を視野にパートナー段ボール企業も増やしたい意向だ。鈴木代表取締役と岡本大祐サプライチェーン責任者に話を聞いた。
 
栗原正雄・栗原紙材会長(10月7日付)
2021-10-18
 栗原紙材㈱の栗原正雄会長(全国製紙原料商工組合連合会理事長)は、中国の古紙輸入禁止の影響は想定より軽微だったと振り返る。一方で、これに関連し増加の一途を辿っていた段ボール原紙輸出には変化が。段ボール古紙不足および国際マーケット高騰で、夏以降、抑制する動きが見られ始めた。国内段古紙価格の動向も気になるが、『(3年前の)高騰から一転、大暴落という記憶が鮮明に残っている』として、当面国内メーカーへの安定供給、価格維持の姿勢は崩れないと強調した。
 
今野英樹・今野梱包社長(9月17日付)
2021-09-29
 東日本大震災から10年が経過し、自治体や企業の防災意識が高まり、避難所に段ボールベッドが採用されるなど、段ボールの機能性や環境性を防災に役立てる機運が高まってきた。その取り組みを担う1社としてボックスメーカー今野梱包㈱(宮城県石巻市)は、震災時に津波が直撃し多くの被害が出た石巻市の段ボール企業として、自らの経験をもとに防災だけでなく、業界の安定的継続を目指し活動している。震災10年目に思うことは何か、今野英樹社長に聞いた。
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