有限会社
日刊板紙段ボール新聞社
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。
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▼10月上旬の西伊豆。冷えた足を温めようと上半身脱いだウエットスーツ姿で海辺の足湯に浸かっていた。突然、「遠くから見ると裸で入っているみたいだ」と親しげに声を掛けられ、70過ぎの男性ふたりが隣に座った。海岸に何人もいる釣り人かと思ったら、写真を趣味とする人達だった。真冬の八甲田山や知床半島、ベストショットを狙うには場所取りが何より肝心で、マイナス10度以下でも午前4時頃から待つという。山の中では熊や日本かもしかに遭遇し、恐ろしかったこと。六本木での個展、選りすぐりの富士山だけを100枚CDに納め販売していること等など、色々と話してくれた。撮影旅行は車で寝泊まりが基本でその車も改造、全国津々浦々まで奥さんと行動を共にし、「70近いばあさんが20キロ近い機材を担いで付いてくる」と、褒めている。やっぱり、支えてくれる人がいるから趣味にも没頭できるのだし、気持ちの持ち方次第で実年齢とは大きく違ってくる。「これから田子で夕日を撮るんだ」と立ち去ったが、ハッピーな人達には夕日も違って見えるのかもしれない。(Y)
▼長柄の料金別納スタンプ、毎月請求書にペタペタついていたが、かれこれ20年以上使っているからだいぶヘタっている。汚いかなぁとは思いつつ新しく買おうとは考えたことがなく、押し方を工夫したりしてやり過ごしていたがついに買い替えることにした。当たりまえだが新しいゴム印はきれい。古い方は紙に包んでお疲れさまとゴミ袋に横たえた。上部には日本橋郵便局の文字があったけど、20年以上前、事務所移転で利用できなくなるから社長がカッターで削り取った、と言ういきさつは覚えている。お互いよく働いた。(A)
▼涼しいを飛び越し、一気に寒さ感じるこの頃。温泉に行きたい。温泉と言えば、やはりホロホロ鳥。アフリカ出身だからか寒さに弱く、東北の国内唯一という専門農場では、温泉をひき、床暖房で飼育している。うらやましい。良質の脂肪で、低コレステロール。ここ何年か、毎年冬に丸ごと一匹頂戴する。油っぽくなく、とはいえパサつかず、しっかりした味。丸焼きで食し、残ればサンドウィッチにはさみ、鳥ガラを出汁にスープ。休日のブランチ、ああッ!優雅!今年のクリスマスパーティー、七面鳥ではなく、ホロホロはいかが。(U)
▼齢67歳の母親が再び働き始めた。数年前に長年勤めた会社を定年退職し「少し休んだら、また何かしたい」と言っていたが有言実行。今回は、どこで見つけたのか…年金関係で1カ月限定のアルバイトだ。朝から夕方まで、久しぶりのデスクワークに少し疲れ気味だが、頭と体を動かし、色々な人と接することが楽しそう。退職後は体重も増えたから、通勤の階段上り下りなども良い運動になっている。いつまでも元気で、長生きしてもらいたい。(S)
▼段ボールセミナーの取材で飛行機に乗る。離陸前のアナウンスで、世界中で爆発の不具合が発生しているモバイル機器について、持込みを禁止するとの内容。ハッキリ聞こえなかったが、刃物などに適用する預け荷物でもダメらしく、そうなるとほぼ火薬扱い。近年の家電は電池の小型化や大容量化が進み、事故の際には、ひと昔前の爆薬レベルの破壊力があるという。改めて思ったが、そういうモノを皆が携帯しているのは、冷静に考えると凄い時代だ。(M)