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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

コラム 段談

   


                


                 過去の『段談』はこちらへ

   
 ▼日経が事あるごとに書く〝段ボール古紙一段安〟、そして必ず記事の文末あるいは別見出しで〝原紙価格に下げ圧力〟とある。最近では2月15日朝刊に4段抜きで出た。シートなど製品価格の扱いにしても同じ。業界をよく知らずに『憶測で書くな』とコラムで指摘してきた。読者からも圧倒的に『その通り』との声が多いが、先日はこんなメールを頂いた。『製紙側のトップは口を揃えて〝原紙価格引き下げなんてとんでもない〟と言っているが、子会社(段ボール)がシート価格を下げている現状を知っているのでしょうか』と。
 ▼段ボール側は、日経を読んだユーザーから『原材料(古紙)が下がっているのだから』と揺さぶられ、片やシート販売では仲間から泣かされ、ダブルパンチである。『古紙が下がって良いのは原紙であって、段ボール専業には全く関係ありません』と説明しても通じにくいと言う。メールには具体的に新工場が稼働するある地域で、一貫名と販売先からその価格まで具体的に書かれていたが、とても紙面に出せる価格じゃない。
 ▼『価格修正がある程度通り落ち着きを見せた頃、量を狙う体制に入る』、毎回、同じことが繰り返される。今までと違うのは、原紙が全く崩れていないのに段ボールで動きが出始めている事だ。大手一貫が『競争の行く末に勝ち残るのは資本力』と分かってやっているとしたら、とんでもない話である。『原紙は下げず、段ボールの価値は自ら下げる』、一貫グループの中で真逆の動きがあるように思う。 (山)
 
3月27日付
 ▼そろそろ新規参入・北越製紙の段原紙が出始める。新潟県内で大手やオーナー系含めて数社に中しんが決まっている、と耳にしたのは1月中頃。先日は中小段メーカーに、ある代理店が複数の北越幹部を連れて来たそうだ。社長が『売るの』と聞いたら、代理店の返事は『扱いません』だったようだが、ここと身内の流通以外でもう1社が扱うとの話が、他からはあがる。工場の場所や品種によって、また『価格は落とせない』(流通筋)中で、使う段メーカーがどこまで出て来るか。従来の取引先製紙との兼ね合いも加わるから、更に悩ましい。
 ▼一方、指定・支給紙、○○会含め色々と話題になっているが、キナ臭い話も出始めた。増やしたい一心からか□が取った価格は□円と一部で流れたが、はたして現況でそこまで出したのだろうか。いずれにしても『市況にだけはしたくない』が、段ボール、製紙共に頭にある。この話この価格、本当ならば専業段メーカーは…。
▼ある社長のメールは『ここ何年も仕事量を落としている』から始まった。価格が変動する度に減っている。原紙が上がり製品に転嫁し落ち着いた頃、『値段が通りほっとしたと思えば一貫系から横槍が入る』と言う。前回、前々回あたりの原紙値上げから顕著に。つい最近も営業からの日報に『A社はボックスBに、2000平米以上は〇円引きます』と書かれていたそうだ。元々この地域は競争が激しく運賃もほとんど出ない価格帯、それを更に下げると言う。同社はこのボックスから手を引いた。
 ▼『一貫やその系列でなければ、ここまで出来る訳が無い』、中小は皆そう思っている。『段ボールが無ければ物は運べない、災害があればベッドとして役に立つ』、この業界の人は誇りを持って仕事をしているが、その価値を自ら落とす行為を、プロが分からぬ訳が無い。西日本の中小社長からは『自分達グループさえ儲かれば、大きくなれば良い、この戦略でやっていたら…。無い知恵を更に絞らねば』とあったが、数字を見ればその通りかも、『数社を除く大手生産量の伸びには驚く』。大手も2月は一日稼働日が少なく減っているが、減り具合は中小の比では無い。
 ▼中小は単独では何をするにも限界がある。提携やアライアンス、その話は以前から出るものの実際の動きになると、まだまだである。そろそろ本気で考え動く時期ではないだろうか。 (山)
<<有限会社 日刊板紙段ボール新聞社>> 〒113-0034 東京都文京区湯島4-6-11 湯島ハイタウンA-509号 TEL:03-5689-0121 FAX:03-5689-0120