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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

コラム 段談

   


                


                 過去の『段談』はこちらへ

   
4月17日付
 昨年の段ボールシート出荷量は、前年比3・6%減の32億8977万1千平米。生産量の同1・1%減よりも減少幅が大きく、全体に占める割合は23・4%。遡ればピークの1996年は53億4443万2千平米で、同40%。よってボックスメーカーの製箱量は、随分前にピークアウトしていたわけだが、全体需要の減少も顕在化する中、大手含めて段メーカーも小ロットの仕事(商権)を従来以上に追うはず。残念ながら、ボックスの仕事が減る可能性は高い。同時に段メーカーのシート販売も減少する。今回の値上げでシートとボックスのケース値上げの進捗が遅れた、または未達が多いのも、双方の置かれた現状が多分に影響した。さらに物流問題からシートは従来と同様に運ぶことが難しくなる。
 総じてボックスにとっては厳しい環境下だが、一方で仕事柄、成長を続ける会社に接する機会は多い。一足早くピークアウトを迎えたが故に、端的に言えば”生き残ってきた会社”は強靭さと、しなやかさを兼ね備えている。大手段メーカー事業所と伍する生産力と、原材料購入力を有する大規模ボックス、特定の地場や人脈で顧客と盤石な関係を構築する会社、意思決定の早さから新規開発や設備を活かした展開力、特定分野に躊躇せず特化できる専門性追求等々、彼らが段ボール産業の魅力を体現していると言っても決して過言ではない。 (浮)
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