板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

コラム 段談

   


                


                 過去の『段談』はこちらへ

   
 ▼〝ケース価格の修正〟、段ボール原紙、シートが大幅に上がった時だけで良いのだろうか。段ボールの経営者ならば大小問わず、常に感じているだろうが、最近の副資材や燃料、配送関係のコスト高を目の当たりにして、〝適正な価格〟とは、また上昇したコスト分を製品へ転嫁(スライド)する事について考えてしまう。
 ▼200万平米生産する平均的な工場でインキがキロ30円アップすれば、月に約5万円、コーンスターチにしてもキロ10円上昇すれば16万円程のコスト増になる。酢ビ系接着剤、ベーラー番線からPPバンド、ストレッチフィルムなど等、工場で使うあらゆる資材が上がっている。『積み重なればボディーブロー以上に効いてくる』(中小段メーカー)のは間違いない。燃料に配送コストも上昇。加工賃よりも高い運賃を聞いた事もあるが、100%料金に反映できなかったそうだ。
 ▼世間には二桁の利益率が多々ある中で、段ボール産業の利益率は製造業の中でも下位レベルだ。記者が業界に入った昭和50年代前半、『3%あれば立派』こんな話を聞き、実際に業界大手企業もこの程度だった。今もって数字が改善した、とは思えないし、逆に加工賃の目減りさえ耳にする。業界を想うHさんが言った『各業界の適正取引の自主行動計画が進み、働き方改革や資材等のコストアップを反映できる場が自然と持てる環境になれば』この言葉が頭にこびり付いてしまった。
 ▼一方、こんな見方もあった。『段原紙とシートは時期から上げ幅まで一律だが、資材や運賃はバラバラで足並みが揃いにくい』『ユーザーサイドが理解を示しても、段メーカー側がひるんでしまう』、更に『価格(安値)でシェア拡大を狙う大手がいる限り、〝絵に描いた餅〟で終わる可能性も』『営業に〝取って来い〟、この感覚を捨てない限りダメだ』など、一部段メーカーの行動を問う声も多かった。何をするにも、まずは業界を良くしたい気持ち、姿勢が大事なのだ。(山)
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