板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

コラム 段談

   


                


                 過去の『段談』はこちらへ

   
3月7日付
▼”製品価格を守ろう”、この気持ちを持つ人が板紙・段ボール業界でも増えている、と聞いた。1月の新年互礼会でもそんな話を何人かから。日本経済の失われた年は安売りが原点と多くの人が言う。それが”物は安く売らなくてはならない””給料も上げられない”に繋がっていたが、一気に反転し現在は値上げラッシュ、給料アップ一色だ。それにわが業界も同調した。中小・ボックスはその前から『安売り体質ではやっていけない』『付加価値あるモノ作り』を実践していたが、一貫や系列段メーカーにも価格を守る気持ちが増えているのであれば喜ばしい。
▼段ボールは他社との差別化が難しい。大手で作っても小さな会社で作っても一般に使われる段ボール箱には大差なく、価格だけの競争に陥っていた。最新鋭機を導入し、入れたら入れたでブンブン回す。大手企業がここ数年間で立ち上げた新工場がいくつかあるが、『生産量』についてはどう見ているのだろう。能力はみな月産1000万平米クラスだ。工場建設計画時とは、取り巻く需要構造が大きく違っている。この数年間を見ても分かる。たくさん作れる機械をセーブしなければならない場合だってあるように思う。製紙と違い、段ボールは他国との競争が無いだけマシではないか。しかも抄紙機と異なり、コルゲータは止めようと思えば直ぐに止められる。 (山)
 
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