板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

qrcode.png
http://itadan.com/
モバイル版はこちら!!
バーコードリーダーで読み取り
モバイルサイトにアクセス!


有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
----------------------------
板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

----------------------------

 

コラム 段談

   


                


                 過去の『段談』はこちらへ

   
 ▼今回の再値上で『某一貫とその系列会社は採算重視、量を追わない』と一部から聞いた。値上げの度に出て来る呪文のようにも聞こえるが、取り敢えず今は素直に信じよう。『前年比で1割以上減らして、初めて本気度が分かる』としたのは中小段メーカーだが、一貫やその系列は自ら血を流して突き進む姿勢を見せる事がスタート時には重要。川上から川下まで澱みなく流れる事が肝心なのだ。
 ▼古紙価格、この先をどう見るかは人によって様々だが、『年末にかけて下落していく。その兆しも出たり出なくなったり』と言う話は耳にする。原紙値上げも以前は『古紙が上がったから』だったが、今回はちょっと違う。『古紙を前面に出さずに、その他諸々のコストアップ要因をあげているのも、それを見越して』と見るのは、下種の勘繰りか。いずれにしても段ボール側は、古紙によって右往左往させられるのだけは困るのだ。
 ▼毎回、同じことを繰り返し書いているようだが『11月1日から上げます』で事足りる段原紙とは大きく違い、製品は見積り作成だって数週間からひと月近くかかる。それから1社1社ユーザーを訪問する労力を考えると、10月の初めに発表して僅かひと月足らず、では…。それでも『過去には続けて上がった事もあったが、段メーカーが被って終わり、は無い』と言う。未来へ繋ぐエネルギーに変えて行こうではないか。(山)
 9月半ば丸紅が『原紙再値上げ』に動き出した際、需給が引き締まっており、稀にみる好機だが、製品値上げを視野に入れれば一部の動きにとどまると思っていた。『打ち上げ花火では』との意見も少なからず聞かれたが、王子発表以降、一気に出揃った。値上げ開始頃に古紙が落ち着いているかもしれないなど、百も承知で製紙メーカーは動いている。『需要が堅調な製品共々、一段上の価格帯に持っていかなければ今後、国内段ボール産業は立ち行かない』との強い思いからだろう。
 人手不足に働き方改革。極端に言えば、同人数、同時間なら今より生産量は減る。量を増やそうとすれば時間(直数)を増やし、人も増やさなければならないが、確保はままならない。人件費も膨らむ。段ボール製品の生産量を維持、向上させるために、高性能機械やシステムを導入するにしても原資が必要。無論新工場を建てるにも。必要とされているのだから、正当な価格を要求することは一切間違っていない。
 ただし、製品値上げの浸透には相当な努力を要する。まして2年連続。製紙一貫は自ら動くから当然としても、専業製紙メーカーには時期、額含め中小段メーカーを後押しする値上げとしてもらいたい(もらいたかった)。また、現在交渉中だろう昨年値動きがなかった複数年契約のエンドユーザー向け指定紙は、是非とも8円ではなく18円相当の値上げ達成を。 (浮)
日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
<<有限会社 日刊板紙段ボール新聞社>> 〒113-0034 東京都文京区湯島4-6-11 湯島ハイタウンA-509号 TEL:03-5689-0121 FAX:03-5689-0120