板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

過去のブログ

 

過去の記者ブログ

過去の記者ブログ
 
9月17日付
2015-09-24
▼休日に銀座へ行った段メーカーのIさんから『中国人ばかりだった』と写真を添えてラインがあった。観光バスで乗り付け大量に買い物をしているのだろう。上野を歩いていても公園の近辺は日本人より外国人の方が多い時さえある。身体を冷やそうと、ギンギンに冷えている安売りスーパーDで休んでいたら、店内はあっという間に外国人でいっぱいになった。みんな同じお菓子を買っていた。大阪から来た知り合いは、いつでも泊まれたビジネスホテルが予約で一杯、仕方なく帰った。部屋不足からか?ここもホテル?と驚くほど、駐車場や空き地に次々とホテルが建てられる。観光客は東京オリンピックまでは増えるのだろうが、その後は…。(Y)
▼公園には缶を集めるおじいさんが多い。ひと缶ずつせっせと足で潰していく姿を横目に、缶だけを取り終えた設置のズダ袋の中に、気にはなったけど今食べ終えたばかりのパンの袋を入れた。ゴミ箱前は作業中で陣取っているからだ。そこへ小学校低学年くらいの女の子が「すみません、このゴミはどうしたらいいですか」と声を掛けた。素直な声が胸に響く。おじいさんは丁寧に応じている。色眼鏡で人を見ないで子どもはエライ。全身ブラックな私からは到底出てこない言葉だ。(A)
▼タニシもバカではない。これ見よがしに水槽の壁面を滑っていた彼らだったが、移住させられる仲間たちを見てからというもの、敷かれた砂利に同化し息をひそめている。こちらは画期的ローラー式駆除マシン「タニシロール」を導入したのに、宝の持ち腐れだ。更にたくさんあるタニシの卵を食べてもらおうと、先週火曜日から仲間に加わったのが、タイガープルコ。チャームポイントの厚い唇で体を支え、壁面にくっ付いている姿は、何とも心休まるのだが、極度の恥かしがり屋で隠れることに精一杯、とてもではないが、卵は食べてくれそうにないし、プレコ自体が何も食べてないようで少しほほがこけてきた。心配は尽きない。(U)
▼真夏に締め切った室内で、1日放置されていたスライスチーズを食べた。家族からは止められたが、口に入れることで「これは食える」「食えない」と判断する味覚を鍛えるチャンスで、もし食べて大丈夫だったら雑菌への耐性を高められ、当たったら自らの限界を知り、口に入れていい「ボーダーライン」を知れると勝手に自己理論。将来、発展途上国の旅行とかで食当たりを起こしたり、抵抗力が落ちる老齢になってから大当たりし生命の危機を迎えるより、まだ若く抵抗力があり、医療機関も周囲にある今だからこそ、チャレンジすべきではないかと決行。レンジで火を通し「チーズせんべい」にして食べたら絶品で特に変化もなし。また判断に迷うものはやれる限り、積極的にチャレンジしようと思う。(M)
▼子どもの成長は本当に速い。ついこの間お座りができるようになったかと思えば、伝い歩きをはじめ、最近は立ち上がって歩く、気付けば走っている。嬉しい反面、活動範囲が一気に広がったことで一層目が離せなくなった。小さなモンスターの如く全力で駆け回るため、転倒や誤飲防止など何かと気を付けている。そういうわけで、育児に関しては保育園に預けている平日の方が断然平穏で、付きっきりの休日の方が親は休まらないという逆転現象が発生。だから、巷では待ち遠しいはずのシルバーウィークは、果たして遊びのネタや間が、そして体力がもつか…ちょっと心配…。(S)
 
9月7日付
2015-09-15
▼盆休みに急性前立腺炎を患い医者から飲むように言われた抗生剤。「症状が良くなっても菌が残っている事があり、6週間飲む場合もあります」と言う。前立腺の症状は3日程で回復し元気になったが、それ以降も指示通り薬を飲み続けた矢先、また熱が上がり始めた。しかも赤疹が出ている。薬の副作用かとも思ったが、土曜でありほっておいた。日曜になり熱は上昇、だるく発疹は全身に広がった。月曜の朝一で医者へ。内科に行けばまずは皮膚科でと、診てもらって内科、また皮膚科と回り全て終わったのは1時過ぎだった。赤疹は薬疹の可能性大で、皮膚科も通うはめに。帰り際、朝会った看護師さんから「薬疹は恐いですよ。出たら直ぐに来て下さい」と優しく言われた。行ったかいがあった。(Y)
▼初めてマラソン大会に参加した。早朝の5キロとは言え制限時間内にゴールできるか、それよりも完走できるのか不安だったが、どういう訳かギリギリではなく若干早めのタイムだった。どうして上野公園を2周すると5キロなのか不思議で、あっけない幕切れ。沿道でたい焼きの帽子をかぶって応援する女性と2周目、ハイタッチを交わし、パーのクッションの感触が気持ちよく、そこから力が出てきた。「完走できるかも。じゃあご褒美にあれを買おうかな」と雑念が浮かんだ途端、コースを間違えたらしく警備員さんから「西郷さんを見て前を走って下さいね〜」と声を掛けられる。自分でやるとは思わなかったけどラストスパートがいちばん集中できて楽しい33分50秒を過ごした。(A)
▼メダカの水槽に、メダカの数よりも多いタニシもどきが発生したら、一体何を飼育していることになるのか。そんなことメダカに決まっている。甘やかしすぎて、ついつい餌をパラパラではなく、バラバラとあげたことで、おそらく水中バランスが崩れ、大量発生したのは、数日前。エサやりの責務を全うできていたのか、自問自答の日々だ。昨晩はピンセットで計12匹つまんで、可燃ごみの袋に移住してもらう。段々つまむのが上手くなる。嬉しい。ただ、あくまでも移住なのだ。彼らは特に悪いことはしていない。そう思えば、勝手なものだ。可燃ごみの袋はもう家にはない。(U)
▼冷たいドリンクを飲んだ時、奥歯がズキンと染みた。あ〜あ、と肩を落とし歯科医院に行くと、虫歯ではなく「知覚過敏」だった。医師によると、加齢とともに歯茎が痩せ、根っこが露出するため、そこが染みるように。「誰にでも起こること。そのうち気にならなくなる」らしいが、とりあえず薬を塗ってもらい、有効成分が入った歯磨きの試供品をいただいた。痛みは次第に消えほっとしたが、加齢という言葉に苦笑。たしかにそうなんだろうけど。気持ちよりもずっと体は正直みたい。(S)
▼前回に続き、自治会班長で手伝った夏祭りの話。子供神輿の水分補給を担当し思ったのは、自分の幼少期との格差。30年ほど前の小学生時代、夏休み2週間毎晩公民館で盆踊り練習や、炎天下で神輿を担がされたが、参加の報酬は1日あたりチューペット1本(常温)。ろくに休憩も水分も取れず、倒れたら座らせて放置するだけ。それが現在は、神輿の通過ポイント4か所で水分取り放題、ゴールしたら菓子セット、おにぎり、冷えたジュース、漬物など食べ放題。熱中症が認知されたのも一因だろうが、生まれた時代が違うだけで、ここまで待遇が変わるのか。手伝っていて羨ましかった。(M)
 
8月27日付
2015-09-03
▼お盆休みは最悪だった。6連休にしたのだが、初日から尿が出にくくなり熱まで上がった。それ程濁っておらず、むかし患った腎臓病とも違う。風邪か加齢による前立腺肥大ぐらいを想定し、どうにか2日間遊び続けた。帰り道、体がだるくてしょうがない。尿は5分力んでもほとんど出なくなり、熱は39℃に。慌てて近くの大きめの病院に駆け込んだ。どう見てもまだ20代の美人医師に前立腺をグリグリやられたのには抵抗あったが、出せない辛さは想像以上だ。病名は『急性前立腺炎』。聞いた事が無い病名だったが、男性の5割が一生に一度は罹る病で、全く出なくなる人もいると言う。残りの4日間は寝て過ごし、「通院なら暫く安静に」ときつく言われた。(Y)
▼不忍池は緑と生き物が多く見どころ満載、視界も開けてとてもいい場所だ。それぞれのお気に入りの場所でくつろぐ顔ぶれもほぼ決まっている様子。朝からすでに飲んでいるグループのおじさんから「ファイト」と声をかけられ、そのあと「遅いぞ〜」と。いいんだよ、これはスロージョギングなんだからと胸の中でつぶやき通り過ぎる。酔っぱらいのヤジには昔から慣れているから大丈夫だ。今朝は久しぶりに梅沢富美男似の猫に出会う。ひっくり返ってお腹を撫でてもらい幸せそうだった。(A)
▼東京・杉並の町は、個性的でありながら、洗練された風を装っていない所が好き。先日、8年ぶりに戻ってきた。ただ、前に住んでいたエリアからは随分と東側で、ディープと言えばディープな所。若者が好んで集まるがゆえに、ひねくれ者だった記者は当時、滅多に近づかなかった。今回も狙ったわけではなく、沿線重視で良い所を探していたら、偶然にもそこら辺りに。混沌としたJR周辺からは距離があるのも決め手となった。また、父親が小学生から社会人になるまで暮らした、今は叔父が住む家から数百?の所。馴染みの銭湯や、学校はまだ残っている。この町が好きだった父がそんな偶然を知ったら喜んでくれたかもしれない。(U)
▼持ち回りで自治会の班長をやっているが、夏祭りの手伝いで、会場設営、カキ氷販売、子供神輿の水分・景品補充、撤収作業など、炎天下を2日間動き回る。特にカキ氷は、シロップを残しても来年まで保存できない都合上、一般的な夜店の3倍くらいかける方針?があり、かなりの盛況。そこで思ったのが、「レモン」と「メロン」の聞き分けにくさは異常ということ。一文字ずつ母音、文字数、発音が全て同じなため、注文ミスが多発しロスは全て班長達の胃の中へ。もう何十年(百年?)も売っているであろう味なのに、未だに判別しやすい言葉がないのは理解できない。まあ、その間違いやすさで水分補給は助かったが。(M)
▼先日、友人に待望の第一子が生まれた。以前から不妊治療を受けていると聞いていたし、心から祝福したい。さっそく、退院前の束の間の独身生活を満喫しているところを捕まえ、飲みに誘った。写真を見せてもらったが、元気な女の子。名前はすでに決まっていて、夏を連想させる美しい響きだった。顔はどちらかといえば友人似、剛毛なところまで似てしまったようだ。何はともあれ「もし子どもが1人なら女の子が良い」という念願が叶った。ずっと待ち焦がれてきただけに、ものすごく娘に甘い父親になりそう…なんて余計な心配も。(S)
 
8月17日付
2015-08-24
▼少し前の牛丼業界、安売り合戦から産業全体が疲弊したが、今の段ボール業界、同じような状況だ。値上げに動く会社にピッタリ付き注文を拾っていく。『入れ合う製品は全く変わらない』、関東でも改善できたのは金額ベースで見ればどれほどか。牛丼はハンバーガーなど他に移る危険があるが、段ボールには幸い強力な代替品が無い。なのにこの体たらく『大手数社のシェアは専業含めれば7割。上げる気になれば上がっていた』とはある社長。最近、その牛丼屋で鰻を食べた友人がいる。並盛730円、二枚盛1080円、味噌汁を付ければ1140円らしい。200円台の牛丼が存在した頃から見れば、天と地ほどの高額メニューである。我が段ボール業界、一度、過去から決別したがいつの間にか元に戻ってしまった。まだまだ疲弊度が足りないのか…。(Y)
▼事務所は春日通りに面しており飲食店などが多く、人や車の往来が絶えない。そのうちのある小さな寿司屋、寿司屋なのに猫を飼っているのだが、首が何となくかしいだままで、そういう体つきなのかもしれない。外が見えるよう置かれた椅子が定位置で、のぞくと大体寝ている。いったいいつ営業しているのか、流行りすたりが激しいこの界隈、店がつぶれないのが不思議だ。仕事を終えて駅に向かう途中、夕方はほぼ見かけない猫をそれでも探していると、カウンターに客がひとりいた。初めてみた。と、今度はサラリーマンがのれんをくぐって入って行く。夜は案外、常連客がやって来るのかもしれない。(A)
▼連絡は結構頻繁にとっているし、定期的に帰郷しているので、母親と会っていないなどとは思わずに、独り暮らしを始めた大学入学以来、20年あまり経った。それだけお互い歳をとったのだが、そんなことを感じることもなかった。ここの所、こちらの都合で立て続けに上京してもらう機会があった。吉祥寺から東京までの中央線車中、若い女性に母親が呼ばれているではないか。どうしたのかとみていると、席を譲ってもらっていたのだ。70近いばあさんなんだから当然と言えば当然だが、自身にとっては初めて見る光景に「そうか、そんなもんなんだよな」と。(U)
▼自宅ドアの鍵、締りが悪いことが地味〜にストレスだった。時間のない朝は、急いでいるのにガチャガチャと数十秒も悪戦苦闘。炎天下では一刻一秒を争う気持ち。潤滑スプレーでも効かず、たまらず業者を呼んだところ1時間ほどかけて徹底的に清掃し、中に詰まっていたホコリを綺麗さっぱり取り除いてくれた。その後はすこぶるスムーズで、軽快な開閉がこんなに快感だったとは…。あの苦労は一体何だったのか。(S)
▼自宅に眠る古銭を売却しようと出張買取を利用。板垣退助の100円札や(前回の)東京五輪100円玉など、10数種全てが流通量の多さゆえ「額面のみです」と査定され売却できず。その際「アンティークコイン投資」について話が弾み、聞くと、一度買えば額面以下に値下がりする可能性はほぼゼロで、2度と流通枚数が増えないため値上がりしかないとのこと。ただ、そういうコインは日本で入手しにくい金貨が多く、既にプレミアが付き高額で、あっても流通量が膨大な記念コインが大半。ここまで聞くと、投資というよりコレクターのジャンルだが、額面金額だけで買えるなら積極的に集めて損は無い気が。資産分散の一つとして悪くないかも。(M)
 
8月7日付
2015-08-06
▼7月の前半、東京は雨ばかり。1週間の日照時間も1時間に満たず、折り畳み傘が手放せなかった。3つの台風が連続して発生、通り過ぎたら梅雨が明けた。いきなり猛暑到来だ。夏が好きな自分にとっては待ちに待った季節である。久し振りに顔をあわせた娘の第一声も『お父さんの好きな夏だね』だった。歳をわきまえずカレンダーを眺めながら、どこの海へ行こうか思案中なのだが、テレビで気になったのが所ジョージ・熱中症のCM。20年以上前に竹富島でスクーターを乗り回し気持ち悪くなった事がある。目が回り吐き気がした。水を被って民家の軒先でしばらく寝ていたら治ったが、当時は熱中症とは気づかなかった。水遊びしているから大丈夫、なんて思っていたら大きな間違い。過信は禁物。(Y)
▼連日暑い日が続く。昼休みに走るのはさすがに辛くなってきたので朝、会社に着いてから試しに走り出してみることに。不忍池は公園を突っ切るサラリーマンが意外に多い。昼休みとはまた違う雰囲気だ。走ったり歩いたりする人は数名だろうか。1周するのが楽しくて満足感でいっぱいだ。今朝はベビーカーを片手で押しながら走る若いお母さんとすれ違う。時間は捻出するものなんだと思う。早起きができたら走る、なんてゆるく決めないで早起きを実行しなくては。(A)
▼国内に引っ越し業者が何社あるのか?あれだけ記者が「重い、重い」とブ〜垂れて、ほんの数メートル運んだ段ボールを2箱同時に軽く持ち上げて階段を下りていく兄ちゃん。今の時代、万全の養生シートは当たり前だし、運搬物の破損などもってのほかだろう。何より搬入時の効率的な積み方には恐れ入る。これだけのサービスは海外では考えられず、日本独特のものだと推測する。相見積もりがネットでできる時代、実際1回の引っ越し代金○万円を考えると、価格競争に陥っていることは明らかだが…。恩恵を被りつつ、何とも複雑な気持ちで空っぽになった室内を見回した。(U)
▼前号の台湾・段ボールレストランの話。今回の旅行で初めてLCCに乗る。席の狭さや遅れやすさなど世間的には評価が低いが、2人往復で合計38000円というキャンペーン価格につられ選択。大手と比べて利用者が少なく、手続きが簡素化され少ない待ち時間。利用者の懐具合に合わせ、ロビーには通常店舗と変わらない価格の飲食チェーンやコンビニ。早朝便用で横になれる多数のシート。狭い機内席も小柄な自分には十分。荷物が機内持ち込みだけ、機内食やドリンクが不要、ビジネスでなくプライベートなど「多少遅れても無事に着けばいい」くらいの利用者なら、LCCで十分、いや大手より良いとさえ思った。海外は本当に安く快適に行けるようになった。(M)
▼もう半年以上暗礁に乗り上げていた前住居の敷金返還交渉だが、地元自治体の消費生活センターに相談したことで一歩前進した。これまで管理会社からは、経年劣化しかなかったにも関わらずほぼ全額を壁紙の補修に充てると一方的に通知を受け、同意できないと繰り返し主張。5月頃からは相手からの回答が途絶え、業を煮やしていた。そこで相談員のアドバイスに従い書面で全額返還を請求。出方次第でADRや少額訴訟も視野に対応していくが、同センターが間に入ってくれることになりとても心強い。ようやく本当の交渉スタートといったところでまだ気は抜けないが、大きな一歩になった。(S)
 
7月27日付
2015-07-29
▼湯島へ越した当時に上野で見つけた“沖縄料理とちゃんこ”のお店『琉王』。沖縄の文字に魅かれて入った事がある。ここの主人は元幕内の琉王だ。座敷に座ってメニューを開けば、チャンプルなど沖縄の定番料理とちゃんこ鍋が並び、壁には力士時代の大きな写真と花笠が飾られていた。その後、上野警察の近くに移転、店構えも大きくなった。メニューは同じだったが、変わったのはご本人、立ち上がるのも辛そうで厨房の奥に座ったまま。見るからに具合が悪そうだった。数週間後に覗けばお店は閉店。10年に脳梗塞を発症し、沖縄で療養生活を送っていたそうだ。6月28日に逝去、訃報を見れば西前頭筆頭まで上り詰め、横綱輪島から金星を獲得した事もあった。まだ70歳、ご冥福をお祈りします。(Y)
▼花見シーズン中のファミレスは海外からの観光客であふれていて、ランチタイムは少し苦労した。あれから来日客は減らずに定着、とうとうこのあたりに多いチケット制のそば屋『F』にまで進出してきた。壁際のカウンターに若者6人びっしり座ると、狭い店内はあと数人しか座れない。おいしい『K』に入れなかったから仕方なくここまで来たけど、目につきにくく小汚い『F』が混んでいるなんて。彼らはセット物を注文しているので店はてんてこ舞い、後から来た客の単品メニューばかり出来上がり、そのたび今か今かと立ち上がる様子がほほえましい。次はどこがターゲットになるだろう。(A)
▼3大女性週刊誌の1誌で連載中の業界誌紹介コーナーで、小紙を取り上げたいと取材を受けた。普段は皆さんに話しを聞く立場だが、今回は逆。コーナーを一手に担当されているベテラン女性記者はこちらが話しやすい質問、回答への相槌などのリアクション、深掘りする追質問と、テンポが非常に良く、気持ち良く話ができた。取材と言っても当然ながら基本は会話。その延長線上に、テープ起こしあり、編集あり、記事原稿があるのだと今更ながら気づかされた。また、業界では当たり前のことでも、全く門外漢の方に説明する際、何を話して何が必要ないのかという取捨選択が思いのほか、難しいことだということも改めて思い知った。良い経験をした。(U)
▼前号の続き。ようやくスマホを機種変更したが、そこでも充電口の接触不良が災いとなった。最新機種はSDカード非対応のため、ショップ内のデータ移行装置を使用するが、これにも充電と同様にケーブルを指し込む。最初から認識されず、移行がはじまっても途中で切れてしまう始末。対応してくれた店員と応援に駆け付けたベテランも悪戦苦闘。ずっと旧機種をズレないよう持ったまま試行錯誤してくれた。何とか電話帳だけは移せたが、6千枚もの写真は2時間以上かかるため断念。今後は調子が悪くなり始めた時点で、早々に手を打とう。(S)
▼今号で記事にした段ボールレストランの話。台湾中部・台中に行った真の目的は「第四信用合作社」。かつて実在した銀行をアイスクリーム屋に改装した店で、銀行によくある「オーストラリアドル=90・00円」など一覧できるレート表示板を利用し、「チョコレート=100元」などメニューを表示。カウンターもそのままで、現金でなくアイスを受け渡し。防犯用のガラスルーム内にはワッフルマシーンやショーケースを配し品質管理も万全。甘いものと金融が大好きな自分にとっては、まさに楽園で、一度は行きたかった場所。お金も体力もあるうちに、心残りがまた一つ消せて良かった。(M)
 
7月17日付
2015-07-21
▼銀座6丁目で取材があった朝、アポは9時からだったので周辺を散策しようと早めに家を出た。ちょうど1時間前に待ち合わせ場所に到着、4丁目から8丁目を脇道に入りながらブラブラ歩いた。カラスがゴミを漁っている。夜になれば酔客を誘い込むきらびやかな看板もうら寂しい。8丁目にある金春湯は月に1、2度利用した懐かしい銭湯だ。当時は『飲み屋が始まる前にひと風呂浴びてよう』、と悪い事を教えてくれた先輩がいた。スタッフが帰った深夜、鍵を閉めて帰ったバーは健在だった。バブルを経験した人間であり、あの頃の銀座は、タクシーの客待ち含めて強烈に記憶に残っている。25年経ち街の印象はだいぶ変わった。馴染みだったお店のほとんどは閉店。そんな中、再開発する銀座松坂屋の広い跡地が一際目立つ。来年秋にはこの辺りで最大級の複合施設が誕生するそうだ。(Y)
▼千代田線湯島駅の構内には七夕の時期になると、テーブルにカラフルなペンと短冊が置かれてあり笹に飾り付けられるようになっている。今までたまたま通りかかればお願いを書いてきた。でも先日観たテレビ番組によると参拝の際、神頼みをしてはいけないようだし(感謝の気持ちを伝えるそう)、ここは我慢して初めて書く<平和>。世界、はなんだか仰々しい。空いた隣の行にやっぱりお願いもしたいので<ジョギングが続けられますように>と枝に結ぶ。下に落ちている誰かの<宝くじが当たりますように>もついでに結んであげた。(A)
▼今期も4分の1が経過。原紙メーカーと段メーカーの調整は、四半期のケースも増えてはいるが、依然として半期が大勢という。段メーカーにとっては、前期末の大手製紙の価格対応が厳しかったこともあり、中堅以下に一部取引を移した所も少なくないようだ。そんな中、相次ぐ新マシン稼動の影響を最も被ったと言われている原紙Aの反撃は目を見張るものがあるとか。もちろん、新マシン稼動メーカーの動きも活発なことは言うまでもない。古紙如何では再値上げなんて声もあるが…。(U)
▼隣人が亡くなり、告別式の受付と会計係を頼まれる。12年の付き合いがあり、現在自治会班長の自分に、「何もさせないのもねえ…」というお情け的な配慮だろうが、少なくとも香典を持ち逃げする人間とは思われていなかったようで、それはそれで嬉しい。葬儀は5年ぶりだが、150人程の参列者中、小学生以下らしき子供が5人、赤ん坊は1人。昔の葬儀は、到る所で子供同士がはしゃぐ声や泣き声が響き、入口にベビーカーが並び、比率でいえば大人3対子供1程度だった気がするが、この少なさに「少子化がこれほどとは」と驚く。参列した圧倒的多数の高齢者を見て、今後どんどん亡くなっていく未来を想像してしまい、地域や社会が衰退し縮小していく漠然とした不安を感じ、寂しくなった。(M)
▼3年近く愛用してきたスマホが、寿命を迎えそうだ。一度、外出先で落とし画面を割ってしまい新品に交換してもらっているから(保証で)実質はもう少し新しいはずだが。気付くと充電器がちゃんと差さっているのに表示が消え、残量が回復しない。ランプが点いていても上手く通っていないのか、ほとんど充電されない有様。起床して見ると残り50%以下の日も多く、これでは日常に支障が…と困り、ショップに持って行くと「毎日充電しているため、差込口が弱くなっている。機種変更を」。バッテリーの消費が早いスマホなのだからしょうがないのでは?上手くやられたような気が。(S)
 
7月7日付
2015-07-10
▼舎人会研修時、A会長からシーズン真っ只中の枇杷を頂いた。『段ボールを使っているからお土産に』と言う事で、I顧問が道の駅『枇杷倶楽部』を探し出した。この辺りは少し走ると道の駅が何か所もあったが、ここは観光バスが何台も停まり大きな駐車場も満車、桁違いの規模だった。枇杷は袋入りから、箱入りM、L、2L、3Lとあり、選んだのは美粧段ボール入りの3L。価格は12個で○○○○円もする。『高過ぎる』と言う○さんの一声で『7箱買うから負けてよ』と交渉したが、『うちは最初から値段を下げているので』と一歩も引かないおばさん。そこは太っ腹の会長『負けなくたっていいから』であっさり終わったが、すぐ隣の棟では同じ箱入りを千円ほど高く売っていた。安くしているのはよく分かったが、屋台ではあるまいし…。(Y)
▼不忍池を散策していると目の前に好きな芸人が歩いている。思わず「すみません、Pさんですか?ファンなんですけどサインお願いできますか」と声を掛けた。彼は重そうなバッグを左肩に下げ、右手に缶飲料と立派なご祝儀袋を持っていたが快諾し、私が手帳とシャーペンをおたおた取り出す間に右手の物を地面に置いてしまった。えんぴつは消えるから、とつぶやくのでずいぶん使っていないネームペンを渡し、私が手のひらで支えた手帳の裏表紙にサインしてくれた。恐る恐る写真も頼むと一緒にあの笑顔で並んでくれる。移動中で時間もないと言うのにありがとう。ネットで検索すると1歳年上なだけだった。(A)
▼最近は特に海外の富裕層が都内の高級・高層マンションを青田買いするケースが増えていると、ある社長との会話。確かに桁違いの資産を有する彼らにとって、日本の一等地の不動産は悪くない投資対象だろう。ただ、庶民感覚で言わせてもらえば違和感を感じる。集合住宅、特に分譲ならばその物件自体の良し悪しや、購入価格に目が行くが、長年住むわけなので、やはり(ご近所付き合いとまでは言わないが)日常の生活モラルや管理体制、修繕積立金計画の方が俄然重要となってくるはずだ。先日、六本木の美術館通りを歩いていたら、一台のワゴンが、見るからに億ションらしき建物の横に停車し、中から派手な一家が降りてきて記者の前を横切った。一家の主と思われる中年男性は、くわえタバコを躊躇なく路上に投げ捨てエントランスに消えていった。(U)
▼久し振りに製紙関係者の2人と上野で呑んだ。今回は、正月返上で働き株主総会までひたすら走り続けたT部長の慰労会。すっかり忘れていたマラソン大会(静岡県)は、すでにエントリーが締め切られ内心ほっとしたが、「出場するなら何とか…」と言っていただいた。ハーフマラソンすら経験がない記者。時間的には歩いてもゴールできるらしいが足がもつか…など妄想。結局、今回は見合わせることになったが、減量だけが目的だった週末のジョギングに張り合いが出た。来年こそは!(S)
▼自治会の班長が回ってきた。幼少時の自治会は「高い会費で何もせず」「予算は幹部の研修旅行という遊興費」「会計非公開」などのイメージが。だが総会に出て、予算は監査法人を通し、自分のような若い(地域内に限る)班長にも腰の低い接し方、運営に対し挙手して詰問など言論の自由もあった。幼少時のイメージは誤解だったかも。他の自治会は、今どんな感じなんだろう。(M)
 
6月27日付
2015-07-01
▼健康診断とは別に持病の甲状腺でも血液検査を行っている。毎回必ず、病気とは別な項目数か所にチェックマークが付き、その度に医者は『お酒は』と聞き、『週に○日、一回に日本酒を○合です』と返事をして、『そんなに飲むんですか』と言う。決まり文句で慣れっこになっており、またかで済ませていたし、以前の検査よりも数値的には改善されている。先日の検査でもチェックマークが付き、いつものパターンだと思ったら、翌日から2、3日右足の親指が痛くなった。友人も罹った○風かと焦ったが、赤く腫れてもいないし、しばらくして痛みもひいてきた。歩き過ぎたのだろうか…、少しだけ心配。(Y)
▼暑いからもう昼休みに走れない、と中断していたスロージョギング。たったの10分間だけでも不忍池のまわりを1周すると、なぜだか楽しい。汗は沢山かくけれどそのうち乾くだろう、とまた再開した。すれ違う走る人たちは皆、着替えて疾走しているが、私は小走りレベルだから気にしない。外国人も結構走っていて、今日、初めてサングラスをした男性に会釈され、私も小さく返した。1周目に彼を認め、あ、また会ったな、と思っていた瞬間の出来事。ちょっとしたしあわせ。(A)
▼当座の悩みは、イボとガングリオン、どちらを先に除去するかだ。左モミアゲライン下方に位置するイボは、なかなか潰れない大人ニキビだな、なんて思いこんで半年あまり、見事に気味が悪いイボだったというのが、ごくごく簡単なプロフィール。幸いモミアゲラインに位置することから、モミアゲがあれば存在を消せる。当然、美容室では「ここに見事なイボがあるので、モミアゲを刈らない程度の爽やかさに」というのが常だったが、前回は失念、カット後は見事に剥き出しになった上、髪型も気に入らなかった。無意識のうちにイボを触っている自分にも、もうガッカリなので、急速冷凍切除か赤外線レーザーか。早いうちにどうにかしようと思っている。もう20年近くつかず離れずのガングリオンの話は、またの機会に。(U)
▼あまりの気軽さにネット通販ばかり利用するのは妻も同じで、開いた段ボールの束を回収スペースまで運ぶたび、その量と重さに気付かされるが、記者の場合あまりに変なもの(本人に自覚なし)が多く、指摘されることも少なくない。この間は、レトロな10円ゲームの図鑑だが、製造年月日からメーカー、推定販売台数などデータが満載。ただ、攻略方法が書かれていないのは残念だったが、とにかくマニアックだ。唯一、好評だったのは「サザエさん音楽全集」で、なつかしい主題歌から劇中のBGMまですべて納められた永久保存版。両親にも貸してほしいと言われ、思わぬ掘り出し物となった。(S)
▼少々古いが統一地方選挙の話。国政選挙より投票率はかなり低いが、選挙マニアとして「勿体無い」と思う次第。国政は基本、選挙区一つに当選1人で、やる前から勝負が決まっている事例が多数。だが地方選は、大政党でも票割りを間違えたら落選する緊張感。仮に定数20人立候補21人の場合、20位はわずか数票差で決まることもあり、自分の一票で本当に順位が変わる。国政の公約は、同じ政党なら大体誰もが似てくるが、地方選は(一部政党を除けば)本人の個性やキャリアが強く出ており、元消防士の防災政策など読み応えたっぷりな公約も多い。こんな楽しいのに、投票率が約3割とは。(M)
 
6月17日付
2015-06-19
▼事務所の北側は『岩崎邸』。この辺りでは上野公園、湯島天神に並ぶ観光スポットである。大きな木がたくさん生い茂り、紅葉から新緑まで楽しめる。先日ぼんやり見ていたら、緑色の鳥が二羽、上野公園から岩崎邸へ勢いよく飛んで行った。雀より大きく鳩より小さい。極たまに見かけるセキセイインコとも違う。気になってネットで調べたら『ワカケホンセイインコ』と言う名前だった。元々は砂漠やジャングルに生息していた鳥でペットが野生化したようだ。岩崎邸の隣の東大にはたくさん生息している、と書かれていたが、あの日以来、一度も見かけない。(Y)
▼外国人観光客の爆買い。春頃までは目を温めるアイマスクだった。それを知らずなぜドラッグストアの店頭に沢山の段ボールが積んであるのか疑問だったが、自国へのお土産に人気だったらしい。ディスカウントストアへお茶葉を買いに行くと、棚の緑茶ティーバッグがごっそりない。カゴには沢山の箱を詰めた人々でレジは長蛇の列だ。今度はお茶にシフトしたのだろうか。この店は日本の高齢者の人達が食料品を大量に買いに来ていたけれど、今や中国や東南アジア系からの旅行客の方が多そう。狭い店内、大声が飛び交い熱気がすごい。楽しいだろうなあ。(A)
▼少し前、話題となった飲料新商品の売れ過ぎによる、度重なる発売休止。注目集めのマーケティング戦略だとか、実際に販売予測の甘さだとか、色々言われていたが、ある所から聞いた話では、PET内製化立ち上げが上手くいかず、容器が足りなくなったからだとか。真偽のほどはともかく、複数の大手飲料メーカーがコスト削減などに伴い、近年PET内製化を進めているのは事実。ただ、餅屋は餅屋、専業メーカーと同様の生産効率で高品質のものを作ろうと思っても、そう簡単な話ではないのは容易に想像がつくはずだが。もっとも段ボールのように、安く買い叩いていれば、内製化の必要もないのだろうが…。さあ、今年も梅雨を越せば、暑い夏のお出ましだ。(U)
▼前回の続き。和食レストランで食事後に、腹を下すなど散々な目に合った伯父と記者だったが、店に抗議しても「厨房をすべて調査したが、原因は見つからなかった」の一点張りで、到底納得がいかず。後日マネージャーと店長が説明に来ることに。代表して伯父が対応、かつて学生時代にゴキブリが入っていたラーメンを指摘したところ、店長から「自分で入れたんじゃないの?」と疑われた悔しい経験(漫画みたいだが)をバネに、保健所にも相談したが「現物がないと調べようがない」と応じてもらえず。結局、商品券で示談となったそうだが、まさか…このレストランの食事券などではあるまい?(S)
▼Sの外食トラブルは大変興味深く詳細を聞いた。とにかく、原因が疑われる「現物」がないと調べようがない、ということを考えつつ自宅で洗い物をしていたら、家族が捨てたコンタクトレンズのケースを発見し「これだ!」と思い立つ。タッパーなどは持ち歩けないが、レンズケースならバッグに入れておける。同様のトラブル時に、料理をひとさじ入れておくのも容易。ただ、今まで42年間の外食で当たったことは一度だけあるが、口に入れて「ん?」と感じたことは一度も無い。ケースに入れる前に、異常に気付ける舌がないと意味がないな。(M)
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