板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

過去のブログ

 

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過去の記者ブログ
 
4月27日付
2014-05-07
▼実際に上がるまではそれほど気にしていなかった消費税。気が付いたらランチが750円から780円、900円から950円と、軒並み上がっていた。ワンコインを売りにしていた居酒屋まで540円。『予想以上だ』とは近くに座った馴染み客らしい男性のひと言。親しい鮨屋は3月からお酒の値段を変えた。『つまみの値段はわからないけれど、お酒はすぐにわかる』と店長に言えば苦笑い。食材から油にガス・電気など全てが値上がりしているのだから、お店の大変さもよく理解できる。スタンドでガソリンを入れてもだいぶ上がっている。スイカを使えば1円刻みで加算されており、改札を通るたびにも“消費税アップ”を実感させられる。(Y)
▼先月カーペットを張り替えてなにが良かったかというと、掃除機をかけやすくなったこと。滑りがいいからなのか、新しい掃除機のせいなのか、腰も痛くならずあっという間におわる。張り替え前、溜まっていく置物類と思い切ってさよならしたが、長年差しっぱなしの複雑に絡み合ったタコ足のコンセントを全て抜いて、破損していた延長コードを発見できたりと、長いこと頭の隅で気にしていた懸案事項が解決できたのが一番の収穫だったかも。ただ滑りがよすぎて毎日欠かさず続けてきたブリッジが危なくて出来ないのが残念だ。(A)
▼夜中に出発し、早朝目的地に着き、午前中、観光客があまりいないうちに観るとこ観て、食べるもの食べ、サッと帰ってくる。このパターンだと渋滞に巻き込まれないし、随分と減額になってしまったが、まだ多少は高速料金も浮く。特に宿泊したい宿がなければ、これで十分だ。信州が多いが、先日は箱根で6時開店の早朝風呂に入り、小田原港の魚市場で刺身定食を食べて帰ってきた。夜中の2時半に出て、帰宅したのが昼の2時。疲れたら今はコンビニが便利だしファミレスも悪くない。国道沿いは大抵でかい駐車場だ。次回は5月の連休は避けて、全開通する上高地あたりが良いかな。(U)
▼4月…新しいことに挑戦したくなる季節に、細々と英語を勉強。実生活でそれほど使う機会はないが、通っている道場の世界大会が2020年東京五輪と同年に東京開催され、開催国の特権で出場できれば海外の選手と交流もありそうだし、先日とある取材で使う機会に恵まれるなど意欲が再燃した。学生時代には、学内のLL教室でバイトしていたこともあって、外国人講師に機器の使用方法を説明したり、道場では留学生に技を教えたり、ある程度自信はあったが、やはり使っていないと衰えるのは当然。今はリハビリのつもりで、まず当時のようにAM810局のFAR EAST NETWORK(極東放送)を聴き、Japan Timesにも目を通すようになった。時間を作りながら、お金もかけない地道な活動だが、いつかどこかで少しでも役立てば。(S)
▼ふるさと納税のお礼品で、15キロを超える米が届いた。確定申告の手順を一つ増やすだけで、納税分以上の品物を入手。自治体にとっては税収アップだけでなく、特産品などをPRし観光に繋げる狙いがあるが、確かに「機会があれば一度行ってみようか」という気になる。地方の衰退は、横並びで国からの交付金頼みだった自治政策が、原因として大きいという。地方活性化のためにも、ふるさと納税は今後もチェックし応援したい。(M)
 
4月17日付
2014-04-24
▼事務所近辺は飲み屋が溢れている。魚系、肉系ともに選り取り見取りで、最近はもつ焼きが増えたように思う。お鮨は昔から激戦区だ。回転寿司からお任せ専門店まで鎬を削っている。板前さんと話しながら飲むのが好きで、馴染みの鮨屋が何軒かある。その中で親しかった年寄夫婦のお店が急きょ閉店してしまった。芸大出身の旦那さんが疲れて気力が無くなったそうだ。食事する度にお土産をもらい、網代の別宅にまで誘われていた事を思えば、呆気ない最後だった。人好きで商売熱心の女将さん、張り合いがなくなり、ボケなければいいのだが…。(Y)
▼久しぶりにスーパーを覗くとえらいことになっていた。30本入り缶コーヒーが入った段ボールが私の目線近くまで積まれているが、大胆に両脇をカットされフラップの長さが極端に短く、また合わせても余裕がないからか胴膨れになり、商品の飛び出し防止と思われる短いガムテープで補強してあった。1箱だけでなく何箱も。強度不足なのかフルートが露出、食品が入っているのに不衛生さが漂う。これでは本末転倒ではないだろうか。箱買いし、その段ボールを資源の日に出すとしても、私ならきれいな箱に入ったものを買う。ある大手スーパーではあえて箱入り洗剤の一部が見えるデザインの段ボールを見つけ、それはそれで「なんか新鮮」と感じる(CO2削減と声高に言うよりも、私を買って!と商品自体がアピールしているようで)。片やガムテープ補強は、強引にシート使用量を減らした意図が透けて見えそこまでしなくても、と悲しささえ感じた。(A)
▼新座書房は先月末をもって、30年の歴史に幕を閉じた。最終日、いつもより客が多い気がした。勤め帰りのOLは「私が○歳の時に開店したんですね。子どもの頃からずっと通っていました。寂しくなります。お疲れ様でした」と伝えていた。店主は心なしか、感慨深そうな声で「ありがとう」と答えていた。やはり「残念です」と言う男性には「最近は夜11時まで開けて少しでも、と思ったんだけどね。うちら位の規模は難しいのかな…」と言っていた。限られたスペースに置けるだけ置いて、ご夫婦交替で深夜まで営業する。小さな駅だが、駅のまん前。でも限界だということか。全国で同規模の本屋が同様になくなっていると思うと哀しい。(U)
▼開花から満開までがあっという間だった印象。関東地方では夏日を記録するところもあって、気温の上昇に合わせて一気に咲いたようだった。見頃に合わせて予定していた花見も、だいぶ散っていた。呑んだ友人は翌日も連チャン。花より団子、もしくは酒が好きなタイプではない彼だが、久しぶりに会う人もいるようで場所取りにも積極的だった。1年に1度、桜が与えてくれる再開の宴…なんて考えると感慨深いが、翌日は雷雨に強風、昼間でも寒かったので「今年最後の桜だから」と意気込んでいた皆さん風邪をひいていないか心配である。(S)
▼前回に続き台湾の話。中正紀念堂を訪れ、その巨大さや雄大さに驚く。蒋介石を讃えるものというが、このような建造物は?当時絶対的な権力があり、?政権が変わっても破壊されず、?観光など価値を見出し維持管理されるといった条件がないと残らない。もし現代で、権力者を讃える建造物を作るなど国民が許さないだろう。そうなると、今残っているものは本当に貴重だ。現存するものは、生きてる内に一つでも多く見ておきたい。(M)
 
4月7日付
2014-04-15
▼春らしくなってきた。朝8時前でもマルイ(上野駅前)の温度計は10℃を超えている。マフラーや手袋はもう必要ない。上野公園では桜など明るい色が際立っている。4月は人事異動の季節でもある。身内では長男が現在の勤務地で3年経過し引っ越しの準備を進めている。どこの業界も同じだろうが、不思議と人事異動は漏れてくる。2月頃から“○さんが営業の責任者に”“あの人は退任らしい”など特有の噂話が飛び交うのだ。今年も例年と同じく色々と耳にした。そんな中、いつになく嬉しい昇進もあった。やっぱり親しい人がだんだんとあがっていくのは、自分の事のように嬉しく思う。それぞれ自分のポストで、会社そして段ボール産業のために頑張って欲しい。(Y)
▼春一番が吹いた(3月18日)。毎年思い出すのは、30年近く前にいた職場で、日活の撮影所へ資料を届けに行ったこと。広い空間をベニヤ板で仕切ったような撮影所に入るとその声を聞いただけで誰とわかる女優のMさんが「昨日は眠れなくて」と言いながらオッホッホとヘアメイクさんと談笑していたのが頭にこびりついている。あの日は2月の中旬か下旬あたり、初夏かと見まがうほどの陽気だった。生温かな風に吹かれて歩いていると思わず仕事中であることを忘れるのは今も変わらない。(A)
▼3月最終週。多くが2月1日、○円を主張する中、3月までは大幅に妥協する代わりに、4〜6月で満額□円を狙う所。当初の△円は流石に難しいと、他社の満額○円程度に変更した所、○円で年度の閉めで決めにかかっている所。原紙サイドも様々だ。一方、段メーカーも多くは大手一貫の動きをつぶさに観ているからか、製品値上げは遥か彼方に霞んでいる。そうなると、原紙値上げと言われても…である。買う所は他にもあると強気の姿勢を崩さない所、2月は飲めないが、3月からは仕方がない…、では幾らと落とし所を探している所。新規ケース受注から修正価格で臨んでいる所。やはり様々だが、何か川上・川下ともにインパクトのある動きを皆が待っているように思える。(U)
▼3月下旬の連休、桜の開花には早かったがすっかり春の陽気。誘われて出かけたのは地元、吉祥寺。井の頭公園を散歩していたら、以前何度か時間外で入場できなかった動物園を思い出した。とはいえ公園内の動物園、入場料も安いと甘く見ていたが、意外に広く、多くの家族連れで賑わっていた。本にもなった長寿の象「はな子」(67歳)には黒山の人だかり。初めて見たカピバラ(有名なワンシーンのように入浴してはいなかったが)、動きが俊敏なタヌキやリスなど、実際に見る感動は大きい。上野や旭山など有名な動物園とは一味違うが、ほのぼのしていて楽しかった。これから春の行楽シーズン、ゴールデンウィークや夏休みにもお勧めです。(S)
▼今年も、スギ花粉から逃げるため台湾へ。観光地の割高な食事が嫌で、国内旅行は滅多に行かない我が家にとって貴重なイベント。東日本大震災の3周年と重なったせいか、3泊4日中に2回、「もう3年ですね」と震災絡みで話し掛けられ、台湾語のメモを見せながら義援金200億円についてお礼を言う。実際、ホテルでTVをザッピング中、約50局中3局で津波や原発の映像が。他国の、しかも3年前の災害を振り返るなんてなかなかないだろう。それだけ3・11が悲惨だったのか、台湾が日本を心配してくれたのか。多分どっちもだ。(M)
 
3月27日付
2014-04-03
▼事務所マンションを購入したのが20年前、3LDKの住宅用を大幅に改造して会社で使っている。床は薄いブルーのジュータンを敷き詰めていたが数年前から破れ始め、とうとうガムテープでの継ぎ接ぎ補修は困難になった。『S君、業者を探して』と頼んだのが一昨年の暮れ、のんびりしているのか、一生懸命悩んでいたのかわからないが、先月ようやくリフォーム業者が決まった。見積りと下見で現れた職人さんから言われたのが、『移動しやすいように机や書庫を空にしてください』。それからが大変だ。一応、出版関係で自社制作の本を含めて異常に多い。物を捨てられない記者がいる中で、私はとにかく何でも捨てる派、古い新聞から過去のスクラップ類など殆んど処分してしまった。気持ち良いぐらいさっぱりした。今度は雰囲気を変えて茶系のカーペットだ。もっとも恥ずかしい話が、業者から説明を聞くまでジュータンとカーペットの違いが判らなかった。(Y)
▼朝、家の近所で満開の1本の梅の木にメジロとヒヨドリが花の蜜を吸っていた。ピンクの花に黄緑と茶色の生き物。初めて見たツーショットだ。しばらく仕事で落ち込むことが続いたから、一生懸命に花をついばむ小さな姿にほんのちょっと気分がやわらいだ。そのうちウグイスが鳴き声を練習する声を聞きながら駅に向かって歩く時期がやってくる。春が来たー。(A)
▼高く持ち上げて、容赦なく落とす。持ち上げていなくても問題があれば、強烈に非難する。そんな出来事がたびたび見られる。当人や当該の出来事にも後ろめたい部分や、特定、不特定問わず、人を傷つけたり、時に犯罪とされるケースがあり、非難なり糾弾はその責任の範疇において然るべきことなのかもしれないが、大きな(マス)メディアはそれに傾注し過ぎるあまり、受け手(世間)の感情に訴えかけることに躍起になっているように見える。得てしてそういうモノは、一過性のブームに成り下がり、後々、陳腐な出来事として振り返られることになる。受け手の空気感を敏感に捉える能力に長けている人が多いのだろうが、どうにも危険だ。(U)
▼先日嫁が、エコー検査のさらに上を行く「4D超音波検査」を初めて受けてきた。これまでの平面的なエコーと違い、立体的に胎児の様子を確認でき、20分ほどの動画をDVDに焼いてくれるサービスだ。すでに経験した知人たちからは、「あくびしている様子が見えた」とか「腕を枕にして寝ていた」など情報を聞いていたので、受けられるまで待ち遠しかったが…結局、上手く映らずガッカリ。あまりに悪かったようで、病院側も申し訳なく思ったのか初回5千円のところを1千円にまけてくれた。それでも、何とか性別は分かったので、まぁ良しとしよう(男の子です)。(S)
▼とある大手飲料メーカー担当者の話。コンビニコーヒーのヒットで缶の出荷が厳しいかと聞くと、開閉できるボトル缶など、利便性で差別化できるコーヒーはそれほど落ちていないとのことで、それより影響が大きいのは「おにぎり」らしい。従来コーヒーを買わなかった層が買い始め、セットで買う弁当がサンドイッチなどパン系にシフト。自分はごはんでも食後にコーヒーが飲めるが、世間一般はそうではないらしい。それを考えると、牛丼や寿司店でコーヒーが出るのは凄いと実感。(M)
 
3月17日付
2014-03-25
▼蕎麦屋で飲んだ帰りの宇都宮線。夕方特有の混雑はしていなかったが、つり革にはそれぞれ誰かがつかまっていた。発車直後に隣の30代の女性、『プシュ』と音がしたと思ったら、勢いよく缶ビールを飲み始めた。それもロング缶だ。スマホをいじる時には脇に挟んで、いかにも慣れている様子。多少、ビールの臭いはするが不思議と下品な印象は無く、『ガッ、ガッ』と飲み干す姿には清々しささえ感じた。少し前に駅構内の居酒屋で、鳥皮ポン酢で特大ジョッキを僅か5分で飲んだ女の人にも圧倒された。色んな人がいるもんだ。(Y)
▼駅近くにあるチェーン店の焼き鳥屋に初めて入る。同じ支店と数10メートルも離れていないのに、2店の印象はまるで違った。内装や客層は同じでも、従業員の性質が違うだけでだいぶ雰囲気は変わる。よく行っている方は従業員が多く、ゆるい空気が漂い、ホール係りには女性が多かったが、こちらのホール係りは男性2名のみ。ひとりは愛想の良いタイプ、片や角刈り・ム所帰り風で、細マッチョな体型、きびきびよく動く。人数が足りないからか常にふたりがテーブルの脇を足早に通り過ぎる。角刈りさんは空いたお皿をすばやく片付けるので、食べ終えると下げやすいよう通路側に移した。なんだか楽しい。今度からこっちのお店に来よう。(A)
▼帰宅するまでに、ブックマーク付きの書店は5カ所。神田駅南口の本屋は、ノンフィクションコーナーをとりあえず覘くし、一発で望む本を見つけたい時は新宿駅西口・繭ビル地下のブックファースト(最近は余程急いでなければアマゾン)。隣駅には2店舗あり、少し主張があってまぁまぁ品揃えの充実した店と京王系列の駅ナカ店だ。が、この全てで雑誌や鉄板のベストセラーの類は購入しない。最寄り駅前の地元書店で買うからだ。家の近くまでなるべく荷物を増やしたくないのもあるが、調布なのに埼玉の市名が付いた、この書店がなくなってほしくないとの気持ちもあった。店主は癖なのか、いつもため息を付いてる。先週末3月いっぱいで閉店との貼り紙を見て、記者も思わずため息を付いてしまった。(U)
▼昨年からずっと楽しみにしていたザ・ローリング・ストーンズ来日公演!メンバーは現在70歳。8年ぶりの来日だから、次がいつになるのか…あるいはこれで最後かも…なんて考えたのは自分だけではなかったと思う。噂ではライブ中に酸素吸入をするなんて聞いたこともあったが、そんなことはまったくなく元気いっぱい!笑顔いっぱい!体のキレ、声量や張りには驚かされた。演奏はベテランの上手さと、ちょっと肩の力が抜けた感じが非常に味があって、ロックで良かった。選曲すべてがベスト的で、最後はやっぱり十八番、もっとも有名なあの曲で完全燃焼だ。まさに大満足(サティスファクション)、感動しっぱなしの夢のような時間だった。(S)
▼土産物メーカー社長いわく「印刷や包装は羨ましい。1枚でも利益が得られる」とのこと。土産物を作る場合、仮に饅頭1箱でも原材料調達、製造ライン調整など膨大なコストがかかるが、印刷(包装)は1枚でもデジタルで自由に作成でき付加価値を付けやすく、失敗しても紙1枚。印刷紙器や段ボールで小ロットの厳しさを聞くが、食品業界から見れば羨ましい市場のよう(失敗して紙1枚で済むことは少ないのだが、ここでは言わない)。視点が違えば見え方も違う。他業界人の話は面白い。(M)
 
3月7日付
2014-03-13
▼「三線、直ぐに辞めると思った」とは友人達だ。“継続は力”ではないが、めげずに頑張り続けている。ポップスをやっていれば途中で飽きたかも知れないが、あまり耳にしなかった八重山民謡のリズムや唄などにすっかりはまった。沖縄本島とも異なる八重山の方言、外国語のようだった言葉も、由来を調べ繰り返し聞くうちに何となく分かり始めた。それでも日常、耳にする歌謡曲との違いは大きく、1曲覚えるのにひと月近くかかる。民謡だけでは練習も辛く、『三線ソロ ポップス集』を沖縄から取り寄せ、適当に弾いている。もちろんこっちは歌なしで。(Y)
▼気分がのってきた、と思ったら閉幕してしまったソチオリンピック。フィギュアスケートのエキシビションは、熱を出してひたすら寝ていたから朝の番組を見逃してしまった。メダル争いはし烈で見ているのが辛くなってくるが、エキシビションはリラックスして観られるから楽しみにしていたのに残念。オリンピックの応援からはそれているかも知れないけれど。それにしても浅田真央選手の気持ちの切り替えの早さは見事だ。ちょびっとでいいから欲しい。(A)
▼?ぶら下げている人たち?と名付けている。首都圏の朝の通勤ラッシュは掛け値なしに大変である。自慢して良いならしたいくらいだ。そんな過酷な朝に、冒頭のぶら下げている人たちに出会うことがある。良くわかる、起床してから家を出るまでも大変だ。でも笑って良いのか悪いのか。靴下が靴から片足分だけぶら下っている同年輩のサラリーマンには「ぶら下っていますよ」と素直に伝えた方が良かったかな、と今は思う。でも、背負ったナップサックと背中の間におそらく奥さんのであろう、ブラをぶら下げていた、人の良さそうなおじさんには声をかけてはいけないと直感的に感じた。(U)
▼先日、ガラケー新規契約に成功。これだけスマホが普及した中ではもう無理かと半ば諦めていたが、機種代ゼロ円、基本料金980円のみ無料通話時間付き、2年使用し2万円プレゼントというプランにありつく。ネットは全て自宅PCで行ない、携帯では通話しかしないので、「なんで通話が不便になり電池の持ちが悪くなってサイズも大きくなって料金が上がるのか」と、スマホを嫌悪さえしていた。店員に聞くと「都市部ではスマホが多いが、地方ではまだガラケー」「お客様のような通話のみの要望が」「ビジネスで、電池が切れるのは困るという方が」など、ここ1〜2年で需要が増え新機種が出たとのこと。また契約期間が切れる2年後に、次で6代目となるガラケーが残っていますように。(M)
▼前回の大相撲に続き、新国立劇場でバレエを観てきた。男臭い世界とは真逆だが、こちらは身重で外出し辛い嫁の希望で、自分ばかり出かけていた後ろめたさもあって至急チケットぴあでリザーブした。席は奮発したつもりで前から2列目、舞台が目前で迫力があった(近すぎて一段下がっているオーケストラピットは見えず)。演目は、ソチ冬季オリンピック開会式でも曲が流れていた「白鳥の湖」。音楽はもちろん舞台芸術など、予想以上に素晴らしかった。個人的には、鍛え抜かれたバレリーナの身体能力に脱帽。踊りは常時つま先立ちだが、ほぼ無音で移動、着地する。見た目の華麗さはもちろん、足音で音楽を邪魔しないためでもあるのだろう。道化師のアクセサリーが少し触れても聞き取れる距離だったので、本当に驚いた。つくづくプロの凄さを感じた。(S)
 
2月27日付
2014-03-03
▼手を変え品を変えてのオレオレ詐欺。記者の周りにも騙されかけた両親がいた。知り合いの青年は見かけも行動も「超」が付くほど真面目な男。税理士の資格を取るため日夜、勉強に励んでいる。そんな彼の自宅に電話がかかってきた。「息子さんが痴漢で逮捕され保釈金が必要です」。普通こんな話で騙される訳が無い、と誰もが思う。でも電話の向こうで泣きじゃくる声を聞くうちに、もしかして、と思い始めてしまった。偽警官が本人に代わるからと別の詐欺師が電話に出た時も、ただ泣いて聞き取れない声でごめんなさいと言うばかり。お母さんにはその泣き声が間違いなく息子のものに聞こえ、代わって電話に出た父親も信じてしまった。振り込む前に警察へ電話して詐欺だとわかったが、警察曰く、「自分は絶対騙されない」と思っている人ほど、コロッと騙されるという。実際お母さんはまだ50代、普段から「私は大丈夫」と話していたそうだ。(Y)
▼仕事用のノートパソコンはウインドウズXP。ネットには繋がっていないしサポートも受けてないし気にしていなかったけど、10年近く使っているからいつ壊れても不思議じゃない。思い切って最新のノートパソコンに買い替えた。「おかしくなってもいいから設定したい(もちろんそれは困る)」一心でセットアップ終了。現れた画面に驚愕。どうしていいか全くわからず、あちこち画面にマウスを当てて、いじくりまわし自分の好きなように見た目を変え、いらないソフトをばんばんアンインストールしていった。スマホで<○○が出来ない><○○するには>と検索したり、本屋で10数年ぶりにマニュアル本を立ち読みしたが、全く頭に入って来ない。結局、必死に操作した甲斐あってなんとかなりそう。久しぶりにアドレナリンが出まくった1週間だった。(A)
▼2週連続の大雪で思い知らされたのは、功罪はともかくクイックデリバリーに依拠した物流のギリギリさと、それに依存した日常生活。東日本大震災の際と似た店内。ただし、いくらすごくとも雪は溶ける。トラック便が通常に復帰するまでの間だと皆わかっているから、保存食などはなくならない。弁当やおにぎりなどが軒並み品切れなのは、それだけ頻繁に入れ替えられている証拠だし、線で追ったら恐ろしい程の網目になるであろう、物流体制があるからこそ。一言で言えば?便利?なのだろうが、あまりに繊細かつ精巧な便利さの正体を垣間見た気がして、思いがけず居心地の悪さを感じた。(U)
▼初めての大相撲観戦。前日の大雪で一時はどうなることかと思ったが、両国の町には小気味良い太鼓が響き、国技館は熱気で包まれた。今回は通常の場所とは異なるトーナメント形式。なぜか(わざと?)横綱白鵬が初戦敗退。前回優勝したという大関鶴竜も早々に消えた。綱取りが期待された稀勢の里は欠場、横綱日馬富士も出場せず。とはいえ、巨漢同士が全力でぶつかり合う迫力は凄まじく、文字通り手に汗握る熱戦、感動した。(S)
▼とある印刷紙器メーカー社長の話。主力のPOP・ディスプレイで、採用先の差がクッキリ出てきたという。スーパーやドラッグストアは伸びているが、家電量販店は苦戦。聞くと、通販に押される業種は、店内を飾って集客しても購買に結び付きにくいとのこと。自分も量販店では大抵品物チェックしかせず、ネットで最安値を探すのが基本なので申し訳無い。店舗が潰れてチェックが出来ないのは困るから、たまには店で買おう。(M)
 
2月17日付
2014-02-21
▼珍しく風邪をひいた。喘息持ちで、普段は風邪が治りかける頃からゼーゼー息苦しくなるが、今回は微熱と関節の痛み。特に膝はひどく、階段を降りるのが大変だった。1週間以上続き、仕舞いには足首や踝まで痛くなってしまった。多少、具合が悪くても飲めば治るの精神できたが、膝がガクガクでは格好悪すぎ。悪い病気を想像したりもしたが、いつの間にか治った。膝の症状がとれたら、今度は口内炎がたくさんできた。舌、歯茎、頬の裏と口の中全体に。沁みて痛い。飲めずに2日ほど禁酒したら、その翌日の熱燗の美味いこと。たまには、酒を空けるのもいいのかも。(Y)
▼会社の側にある不忍通りの2本ある横断歩道の間には<重大な交通事故>が何件か発生していて<ここで渡らないで下さい>と立て看板があった。事故の内容を知っているので相変わらずそこを平気で渡る人たちを見ると「危ないよ!」と心の中で叫んでしまう。この場所を絶対に突っ切る顔見知りの人がいて、ほんとに恐い。その人は別の通りでも自分の店から別の支店に近いからか、横断歩道を渡らない。ここしばらく見かけなかったけど、先日やっぱり車の往来がやむまで若い板前さんとじっと待っていた。(A)
▼そろそろ転勤シーズンを迎えるが、親が転勤族の場合、子どもにとって引越し先はテレビ番組の企画「ダーツの旅」のようなものだ(この歳になってみれば、親父にとっても同じようなものだったのかもしれないと思えるが…)。そんなこんなで、小学5、6年のダーツは、静岡市に当たり、市立安東小学校に通学したのだが、この学校がただの公立にもかかわらずエライ変わった学校だった。通称「アンドウ方式」と言われ、授業はどの教科でも1テーマを決めて、生徒がそれぞれの主張を発表し、互いの意見を論破もしくは折衷することで、結論を導き出していくというものだった。もちろん、結論などはひとつに決まるものではなく、意見を深化させていく過程を重視、議論が白熱すれば午前中の4時限ぶち抜きで国語ということも少なくなかった。偶然の出会いだったが、今振り返れば貴重な経験だ。(U)
▼これを書いている現在、確定申告用書類を作成中。今までは申告会場に出向き、係員の指示のもと作成していたが、今回は初めてネットを利用。医療費控除はネットの場合、家族全員の領収書についてそれぞれ治療内容を入力する手間が増えたが、これまでの申告では●●科の○○医院に行っていることぐらいしか知らず「●●の病気なのか」としか認識してなかった。今回の件で家族の病名が分かり、万一の時に少しでも適切な対処が出来るようになったのは、予想外の成果だった。本来なら普段から話しておくべきことだが、親子だと心配をかけたくないなどの理由で黙っていることも多いだろう。生まれて初めて、役所手続きの面倒臭さに感謝した。(M)
▼日頃から西武新宿線を利用していることもあり、JRよりも近い歌舞伎町で用を済ますことも多い。食事や飲み、カラオケ、バッティングセンターなど。先日は、嫁が身重で以前のように遠出できないため、せめて都内で美味しいものを食べようとネット検索したところ、焼肉やステーキ等いかにも精が付きそうな店が歌舞伎町に集結していた。旅費が浮いた分と思い奮発して、量こそ少なかったが黒毛和牛に舌鼓。店は怪しげな雑居ビルの地下、夜の街は独特の雰囲気だが、すべてひっくるめて街の魅力、パワーだと感じた。(S)
 
2月7日付
2014-02-10
▼もうすぐ東京都知事選だ。猪瀬さんが自業自得の金銭問題で辞める羽目になったが、あの高慢な人柄は別にして、一生懸命考えて都政に励んでいた事は認めている。降ってわいたような都知事選、細川元総理が“脱原発”を旗印に立候補した。原発は人の手に負えないものだと思うし、東京都が全国の1割以上の電力を消費する。それでも、いきなり政権を放り出した人が、御年76歳で立候補するとは…。しかも支援者が小泉元総理、得意のテーマをひとつに絞って“脱か否か”。郵政民営化では大勝利を収めたが、諸々の問題を抱える都民にこれが通じたら…。2月9日は都合悪いので、期日前投票に行って来よう。ちなみに小紙顧問先の会計士は東大在学中に資格を取った秀才、細川元総理に関してはピッタリ意見が一緒だった。(Y)
▼資料を取りに山手線に乗ってつり革につかまろうとしたら前に座るおじいさんから「どうぞ座って」と席を立たれてしまった。私の頭は白髪がかなりの部分をしめるので、ある程度の年齢に見られたのか!と思わず、いえいえ、と断ったがもうドアへ向かってしまった。次の駅で降りたから、単純に女性だったから親切に声をかけてくれただけかもしれない。にっこり笑って座ったほうが、譲ってくれた人は気分が良かっただろうな。自意識過剰だった。見た目はともかく、毎朝乗る体組成計の体内年齢だけは相変わらず33歳なんだけど。(A)
▼自宅の近くの銭湯、周辺のまとまった土地もどうやら所有しているらしく、長い間、砂利の駐車場になっていたが、昨年10月末頃から整備し始め、あっと言う間に建屋が立った。あの屋根の形は、色は、コンビニかな?ファミレスかな?いやファミレスはこんな住宅地ではないだろう。じゃあ何かお祈りとかする人の集会所…いやいや。なんて毎朝晩通る度に、勝手に気を揉んでいた。年が明けた頃、ついに看板が出た。デイケアセンターの大手チェーンだった。広さを考えたら納得だし、そういう時代だよなとこれまた納得。(U)
▼今年も「年末年始のパワーダウン」を強く感じた。高校生の頃(約25年前)は、子供でも大掃除、買い出し、おせち準備に忙殺。親戚が集まるので「よその子と遊びに行くな」とクギ。勤め人は大掃除や仕事始めに休もうものなら、理由がインフルエンザでもクビ覚悟。当時バイトしていたスーパーは大増員の年末シフト。レジは一品ずつ価格を手打ちして腱鞘炎、それでもレジ行列は1時間、食事もトイレもろくに行けず、体調を崩そうとも休めない・・・など、「なぜそこまで?」と皆に無理をさせる強制力があったような。ところが近年は正月でも店は営業し客は分散、おせちは既成品、親戚もあまり集まらない、といった感じで、正月の脅迫感が薄れた気が。このユルさは快適だ。もう過去に戻りたくない。(M)
 
1月27日付
2014-01-29
▼1面コラム「記者メモ」にあるように三線を習い始めたので、都内の専門店を訪ねた。ちょうど教室を開いている最中で狭い部屋に5、6人いた。「初めてです。初心者用を下さい」、「はーい」と威勢のいいお姉さん。1本手にしながら「ちんだみ(調弦)出来ますか?」と聞かれたが、「三線も持っていないのに出来る訳ないだろ」と思いつつ、「出来ないのでお願いします」と低姿勢に言うと、いきなり調子笛を「ぶぅー」と吹かれた。「これぐらい?」と言われても「??」だったが、そのまま家に持ち帰った。ネットで購入した練習用CDの音程にあわせるのが大変だった。初心者にはウマや爪でも音が微妙に違って聞こえ難しいが、今は和楽器用のチューナーでどうにか音合わせしている。ちなみに威勢のいいお姉さん、沖縄料理店では結構有名な歌手だった。(Y)
▼年末年始の休みは出掛ける予定がなければ引きこもっていた。頭も使わず、ペンも持たずだと、毎年仕事始めは字が全く書けなくて伝票など何枚も書き損じることに。これではいけないと思い立ち、中断していた日記を再開してみた。元旦しょっぱなからスタートではく、冬休み開始日から遡って書いていく。集中できるからかなんだか楽しい。気分もすっきりする。いつか私が死んだら、数冊ある日記はどうなるかしらないが、先のことは気にしないことにしよう。(A)
▼ここ数年、NHK大河について書いているので今年も書く。「軍師官兵衛」、視聴率うんぬんは、誰が投票しているか分からない巷の人気投票と変わらないので興味はないが、初回から、そろそろ抜かなければと思っていた正月気分を、大晦日を飛び越え一気にクリスマスくらいまで引き戻すインパクトを与えてくれたナレーションの声に、親子で唸ったものだ。物語自体は面白いと思うしこれから、より戦国の世深まれば軍師たる官兵衛の凄さがバシバシとほとばしるのではないかと期待している。瀬戸内が主な舞台で、時代を考えると今後、自分の祖先筋も出てくるだろうが、おそらくどうしようもなくヒドイ人間として登場すると思うと少し怖い。(U)
▼昨年末、はじめて道場の納会に参加した。普段の稽古とは異なり、はじめに審査会(昇段、昇級)の結果発表、そして恒例である館長の板割りデモンストレーションだ。緊張感が解けた後は、いよいよ納会に突入。なんと全員が必ず一発芸を行う。少年部はクイズや手品、歌が多かったが、自分は最近の流行歌なんて知らないから、テレビCM曲を2つ(サントリー「グリーンDAKARA」と、セブンイレブン「デイ・ドリーム・ビリーバー」忌野清志郎バージョン)を弾き語ってみたが、すでにお酒がまわっており終盤でミスを連発。それに比べ、小さな女の子がアカペラで一生懸命歌う「赤いスイートピー」は酔ったおじさんたちに大盛況、完敗だった。(S)
▼前回に続き太陽光パネルの話。プロパン解約で業者から「自宅内の配管を抜くので、撤去費●万円」と言われ、「なら撤去せず、解約だけでいい」と伝えると、無料でボンベとメーター回収だけに。調べたら「解約時はすぐボンベを撤去する」という決まりはあるが配管を抜く義務は無い。どうも、他業者に移行させない妨害で、判例では、回収に応じれば利用者にそれ以上の負担は無い模様。10年も使って最後がこれ。嫌なものを見た。(M)
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