板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

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1月17日付
2014-01-23
▼時間調整で駅中の洒落たコーナーを覗いたら、よく知っている鳥料理屋さんがお弁当を売っていた。地元のMデパートから撤退、ちょっと心配していただけに“頑張っている”と嬉しくなった。このお店にはよく通った。スープ煮(水炊き)が名物、お弁当は歌舞伎や観劇などで大量に注文されるちょっとは知られた存在だ。女将さんは事務所の近くに住んでいるし、何かと世間話していた仲でもある。駅出店は何から何まで厳しいらしく、「家賃から販売員の態度に至るまで」と細かく言われるという。それでも「厳しいから鍛えられて良いんだけれど」と前向きだ。ちなみにこの女将さん、知り合った20年ほど前からいい歳だった。年齢に関係なく何時までもポジティブに物事を考えられるのは素晴らしい。(Y)
▼朝の通勤電車で浜松町駅に電車がしばらく停まった。外を眺めていると、清掃員のおじさんが素手で一般ごみに混じった缶とかペットボトルなどを取り出し分別している。この40階建てビルにどのくらいテナントや事務所が入っているのか知らないけれど、集まったゴミを全部チェックしているんだろうか。手前の田町駅ではビルの裏手にある小さな神社に、巡回中の警備員さんが、手を合わせていた。ただ目視で済ませる人もいる。同じ仕事をするのでも個性が出るのがおもしろい。席に座ってしまえば爆睡の数十分だが、立っていても案外飽きない。(A)
▼ニワトリではなく、焼き鳥という鳥が存在していると信じる程、焼き鳥が好きだ。昨年末のクリスマスも一杯飲み屋で焼き鳥を食べ、ビール屋で手羽先を食べた。そんなこんなで飲み屋で知り合ったM君に連れて行ってもらったのが、王子HDの横の店。老舗の名店で常連さんも多い。店主のお任せで頃合を見計らい出てくる様々な部位は絶品の一言。本数にして5、6本程度、ビールと冷酒で1時間くらい。少ないと思うかもしれないが、本当に美味しいと量は関係なく、脳は満足し満腹になるようだ。参った。(U)
▼自宅に太陽光パネルを導入した。直近3年間で3社が見積りに来て、いずれも「屋根が狭く発電量が少なく、費用を賄えない」と判定され導入できなかったが、先月の4社目で念願の契約。モニターとしてカタログに、顔写真と導入前後の光熱費領収書を公開する条件で大幅値下げし採算の見込みが出た。採算ギリギリで余計な費用をかけられないため、ローン金利をケチり苦渋の現金一括払いを選択。太陽光の営業マンいわく「ここまで無理して導入される方は珍しい」とのこと。節電コンサルのバイト時代に東京電力の傲慢さを知り、その5年後には家庭の電気代で法的にもめたので、「(東電に)取られっぱなしでなるものか」と15年間胸に秘めていた。東電は痛くも痒くもないだろうが、満足している。(M)
▼先日、取材の帰りに上野駅周辺で2人組のアメリカ人少年に声を掛けられた。道を尋ねられるのかと思いきや、世間話をはじめる少年たち。英会話の練習にも良いかとはじめは付き合ってみたが、帰社途中だし時間がもったいなくなってきた。じれったくなって切り込んでみると、2人はキリスト教の宣教師らしく、そちらが目的だった。丁重にお断りしたつもりだが、正しい英語だったかどうか…。2020年の東京オリンピック・パラリンピックをはじめ今後は海外からのお客さんも増えるだろうし、ちゃんと英語は話せた方が良いなぁと痛感した。(S)
 
1月7日付
2014-01-15
▼もうだいぶ前に付き合いのあった○さん。定年まで産経新聞に勤めてフリーランスで活躍していた。小紙に掲載するコラム等で親しくなったが、この人の文章を読むと今でも「巧い」と思う。どこが違うかうまく説明できないが、引き付け方や表現力、リズム感が違うのだ。やっぱり大手一般紙で揉まれた力なのだろう。素人に毛の生えた程度の小さな業界新聞で、入社以来、教えてくれる人もおらず、どう筆力を鍛えればいいのかずいぶん悩んだりしたが、この歳になると、素直に自分の言葉で書けばいいのだと勝手に悟っている。それでも夜に書いた文章を朝、目が覚めて読み返すと、まるで違った印象を持ち、また書き直す、この繰り返しだ。(Y)
▼電車の中にはいろんな人が乗っていて飽きない。最近多いのは、食べる人。若い人は仕方ないとは思うが、中高年のサラリーマンも案外いる。この間は秋葉原駅から乗車した男性が食べかけのお弁当を膝の上で再開、驚いた。下車する東京駅でちゃんと食べ終えホームのゴミ箱に捨てていった。この電車に乗るまではどこで食べていたんだろう。そういえば、歌う人もいる。単なるハミングではなく、小声で歌っていた。1曲では終わらず、下車駅までずっと続いた。何の歌か耳をそばだてたけど聞き取れなくて残念。よほど気分が良かったのだろうか。私も人前で思わず鼻歌が出てしまうほどの音程になりたいものだ。(A)
▼今年1〜3月は業界にとって大きな意味を持つ3カ月間だ。原紙値上げから製品値上げ、第一にそのスピード感が求められる。消費増税と製品値上げ、これがちょうど重なると難しい交渉になる。一貫大手がどうリードしていくか注目だ。公取問題の結審もそろそろだろうし、値上げについて、従来とは違った動きが見られるのかもしれない。製品の生産量ベースではリーマン・ショック前の08年水準に戻ることが予想されている。急激な伸びはないにしろ、今後の日本経済を考えると、まだ量は伸びるだろう。当然ながら、取るべく利益をしっかり確保する基盤となる3カ月間になればと強く思う。(U)
▼以前にここで、「就活のエントリーを有料化すべき」と書いたが、まさか実現するとは。東証一部のネット会社「ドワンゴ」で、「企業も学生も苦しむ現状に、一石を投じられれば」という理由から受験料2525円を設定。賛否両論だが、採用にかかる企業側のコストや、学生の負担軽減が出来るなら大賛成。集まった受験料は何らかの寄付に充てる予定とのことだが、従来の様々なムダだったものが簡素化され、利益を生み世のために使われる、ここまで理想的な経済サイクルを久しぶりに見た気がする。この取り組み、製紙会社とかも「学生への配布資料の削減を目指し・・・」とかどんな理由でもいいから始めてくれないだろうか。(M)
▼2014年は「午年」、年男に当たる。「午」は7番目の干支でちょうど真ん中・半分を示す。だから、何となく節目の年という気がしている。昨年70歳を迎えた父が退職したこと(8年ぶりに来日するストーンズのミック・ジャガーと同い年、まだまだ元気だが)や、幕末好きで坂本龍馬、近藤勇や土方歳三が皆35歳で亡くなったことも気になっていて、ここを超えることでようやく…本戦に臨めるような気分である。何より、今年6月に初めての子どもが生まれる予定なので(同じ干支になります)、これから更に頑張らねばという気持ちは強い。仕事に育児に、馬力で頑張ります。(S)
 
12月27日付
2013-12-26
▼仕事が終わって一杯やるのが楽しみだ。多少風邪気味でも「飲めば治る」の精神である。嬉しい事に、事務所周辺は飲み屋さんに事欠かない。特に鮨屋は回転からお任せ専門までひしめきあっている。その中に殴り込みをかけてきたのが、『○○寿司』。隣の県では人気店だが東京進出は初めて。しかも3階建ての自社ビルを上野駅近くに新築してだから、経営者の意気込みは相当なものだ。任されたのは他店で店長をしていた△さん。以前、業界の先輩である○さんから紹介されて顔見知りだった。「安いか高級か、上野は半端な店は直ぐに潰れちゃうよ」と開店時に挨拶したが、どうして最近は結構賑わっている。どんな商売でも真面目にコツコツが一番だ。(Y)
▼歩いている先にカラスが2羽、ゴミ袋をつついているのが見える。今朝は家庭ごみ収集日だ。前を散歩する小型犬が果敢にも一声吠えた。主人に促されてもう一度。カラスはちょっとだけ両脇に飛び跳ねる。その間を通り抜けると、後ろから1羽のカラスが飛んできて腹いせに私の頭へ足蹴りをくらわして去って行った。びっくりし、その感触に気分が悪く、くちばしでつつかれなくて良かったけど「私じゃないでしょ!」とカラスに向かって訴えた。意味が通じただろうか。飼い主は男性だったから、女性の私を選んだのもしれないけれど、復讐は向こうにして欲しかった。(A)
▼年男の年が過ぎようとしている。色々あったなぁと思える区切りの1年だった気もするけれど、あまり感慨に耽らずに前に進んで行きたい。師走に入り、飛び込んできた、出身地ともいえる徳島、故郷である香川のプロサッカーチームの躍進は来年への希望と期待に。何となく良い年になると気負わずに思っていれば、何となく良い年になるはず。段ボール業界は、段々と方向性が明確になってきつつある。何かとマイナス要因ばかり挙げがちになるが、良くなるのではないかと期待した方が、やっぱりうまく行くもの。良い年になりますように。(U)
▼ちょうど大晦日に誕生日を迎える義父。今年は還暦だ。嫁も帰省できない替わりに、年末商戦激しい池袋のデパートをいくつも巡り巡って、プレゼントを探し歩いた。真冬の北海道でも温かく着られるカーディガンを赤いチャンチャンコの替わりに(?)と、暖色系で探したが(もちろん本人に似合うであろうモノを)なかなか納得するものに出会えず。ブランドや価格、素材などあまりに種類があり過ぎて。疲れて、折り畳まれて並んでいるとベストだと気付かず、せっかく色やデザインが気に入ったのに…といったことも。ようやく価格も手ごろでリバーシブルの逸品が見つかり、別注していたプリサーブドフラワーのバラを添えて郵送した。喜んで貰えれば良いが。偶然にも30%OFFだったことは、もちろん内緒です。(S)
 
12月17日付
2013-12-19
▼ネタの尽きない湯島のお鮨屋さん。今日食べに行くと、テーブルに立派な蔕(へた)付きのメロンが飾られていた。匂いを嗅ぎながら「まだ早いから、来週ぐらいが食べごろ。一緒に頂きましょうね」と言う。先週は親戚から送られてきた “富有柿”を貰った。天皇・皇后陛下に献上する品物と同種の極上品、手広く商売している関係で送って来るらしい。確かに大きくて味も格別だった。ゴーヤが好きだと言えば行く度に、その後も箱入りお菓子にみかんなど何かしら持たせてくれる。定食代700円を支払って、過度のお土産をもらう事には抵抗あるが、「食べに来てくれるのが1番嬉しいの」とニコニコ顔で。ただ、「いつまで続けられるかわからないし…」を聞いた時には返事に困った。現実味があり過ぎだから。(Y)
▼たまに入るお店の本日のランチメニューに<サンマの煮つけ定食>とあり迷わず頼んで食べてみたら、父が作っていた味と同じだったのでうれしかった。生きていた頃はサンマの煮つけ、つみれ、アジのなめろう、あんこうのともあえ、芽かぶ、魚料理はなんでもおいしく作ってくれたが、私は脇で見ているだけで教えてもらおうとは思わなかった。でも外で食べたら家でどうしても食べてみたくなり、本を見ながら作っていると、全く同じ味とはいかないけれどおいしくできてじーんとする。母親に味の評価を聞くと「缶詰と同じ味」と答えるので真意がわからず確認すると、おいしいとほめている方の意味だった。(A)
▼日本メーカーが有望な進出先だと考える国についてのあるアンケート調査で、14年連続でトップだった中国が4位に後退、東南アジア諸国が上位3位に。納得できる結果だ。良し悪しはともかく、両国の感情的なもつれは、行き着くところまで行った。無論、企業は好き嫌いで動くわけはないが、自らの利益を侵害するレベルまで、事が拡大すれば考慮せざるを得ない。ただ、これはあくまでも一要因。中国(経済)の変化もしくは後退、人件費や自国企業の成長など。それと比した東南アジアの台頭。こちらの方が現実的だ。当の中国も当然ながら状況を把握していることだろう。そこでやはり感情的な対立に戻る?それなのに?か?だからこそ?なのか。(U)
▼おでんを家で作ると具材がマンネリ化してくる。大根と煮たまご、はんぺん、ちくわ…。嫁の実家(北海道)でなかった竹輪麩は、はじめ珍しがっていたものの、この頃は「練り物系が多い」との指摘も。ならばと某コンビニおでんにも入っていたジャガイモを加えてみたところ、割と大きめにカットしたのに煮ている間に崩れて跡形も無くなった。結び昆布は「苦手」(北海道なのに)。ならばとネットで調べると、四国ではじゃこ天、瀬戸内海でとれるイイダコなど、関西は牛スジやたこ足、静岡では魚のすり身を混ぜた「黒はんぺん」があるという。具だけではなく、汁の味付けも全国各地で違うようで、その奥深さに驚愕。我が家だけの定番、オリジナルを探しても良いような、楽しい気持ちになった。(S)
▼前回に続き食品偽装の話。オフセット業界では、小ロットやデザイン変更に強いデジタル印刷が普及しつつあるが、今回のようにチラシを急ぎで訂正する場合など効果大。偽装したホテルやデパートに近い工場に訂正データを送り、印刷、即納できる。最近では「某牛丼店のオープン日にメニュー表が足りず、新幹線に乗って一冊を届けた事例がある」と紙器メーカー社長。謝罪の意思を示したいのは分かるが、デジタル化の現代でそれしか方法はないのか。デジタル標準化はまだ遠いらしい。(M)
 
12月7日付
2013-12-09
▼このブログで何回か紹介した湯島のお鮨屋さん。先日は女将さんから東伊豆にある別荘に誘われた。以前は常連客と鮨屋の名前を付けた「〇△会」を結成、年に数回遊びに行っていたようだ。5年ほど前にご主人が心筋梗塞で倒れて、昼専門になってからは旅行会も無くなり寂しいと言う。「交通費だけ自腹」、「10人は泊まれるのよ」と言いながら見せられた旅行のスナップは、どれを見ても老人会そのもの。別荘がある場所は、夏に遊びに行く所で魚も美味しくお気に入りなのだが、まだ旅行会に参加するにはちょっと早いかも…。(Y)
▼第三種郵便の定期検査が3年に一度ある。何度も経験しているが、やはり結果が来るまで少し落ち着かない。今日あたり来るかなと昼食後、会社に戻ると思ったとおり机の上に置いてあった。角2封筒の中身をしるしたスタンプの下に赤ペンで<合格通知>と手書きしてある。やったー、うれしい。それにしてもずいぶん憎いことをする人だ。そういえば合格通知をもらったのはいつだったかな、20年以上前にうちの会社から貰った採用通知が最後かもしれない。(A)
▼自宅から自転車で10分の所にあるフィットネスジムに行く道すがら、ボックスメーカーが1社ある。ジムに自転車で行くのは、ほぼ土日なのだが、一度も製造している場面に出くわしたことがない。建屋などから推測するとかなり歴史のある会社のようだし、ずっと以前、社にあるバックナンバーを何気なくめくっていた時、記者が入社する前の「企業訪問」で同社を見た気もする。おそらく地主さんなのだろうなぁとは思いつつ、もう仕事は止めてしまっているのだろうか?なんて、通る度に気になっていた。先日、たまたま平日休みを取った時、いつものように前を通ると出荷するケースがトラックに積まれ、機械音も聞こえてくる!今後、話を伺える機会があるかどうかわからないが、勝手にホッとした。(U)
▼しばらくタンスの肥やしになっていたカシミヤのマフラーを発掘したが、そのまま使うのはちょっと躊躇して、クリーニング屋に持って行った。本当は、そのまま洗濯機で(何らかのモードに設定して)洗えば良いやと考えていたが、異変を察知した嫁に止められた。「羊毛ですらクリーニングに出すのに!」らしい。持って行くと、いきなり「通常とデラックス、どちらになさいますか?」と選択肢が。急な展開だし?Deluxe?という響きにビビってしまった。一先ず価格を尋ねると、「通常で300円、デラックスは500円で〜す」。…どっちでも良かったが、とりあえず後者にした。後日受け取ったが、違いはまったく分からず。仰々しい札が付いていたくらいだ。よくよく考えたら、店構えや値段からして過度の仕上がりを期待してはいけなかった。(S)
▼とある紙器メーカー社長の話。最近話題の食品偽装で、印刷企業が忙しいという。取材時の11月中旬は、クリスマスや年末年始の商戦に合わせ、ホテルやデパート向けのチラシ等販促物で忙しくなる時期だが、食品偽装でおせち、ケーキ、コース料理など修正が多数発生。紙器関連では、デパ地下に立てるPOPや紙製什器に影響が出ているらしい。こういう、100%ユーザーが悪い場合のやり直し印刷物は、ちゃんと利益が取れる価格で受注しているのだろうか。モラルを守る為にも、印刷企業はしっかりとした価格で受けてほしい。(M)
 
11月27日付
2013-12-02
▼11月11日、東京でも今年初めての木枯らしが吹いた。枯葉が舞う中、2人の女子高生が「寒くねー」「チョー寒いよ」と自転車で通り過ぎた。あんなに暖かったのに一気に冬が来てしまった。ここ2、3日は年末の気温らしい。今日はタイツ、マフラーと重装備で出勤した。記者は自他ともに認める夏人間である。遊びで活発に動き回るのは4月から10月、好きな場所は海、地域で言えば沖縄だ。だから秋の終わりが近づくとちょっと嫌になるが、勝手なもので暫くすると、鍋に熱燗、温泉に露天風呂が頭に浮かんでくる。やっぱり子供や周りが言うようにただの単細胞なんだろう。(Y)
▼今月7日に<紙器・段ボール業界関連企業名簿2014年版>を発刊しました。関連28業種をまとめた名簿で、価格は5775円(税込)。今年も製紙連の手前にあるお稲荷さん、さらに会社の側にある箱庭のような神社で「○○○○ように」と神頼み。ちょっと心細いのであともう一カ所でお願いしようか・・・。仕事中ずっと視界に入ってくる湯島天神にたまには頼もうか。と弱気モードになっていてはいけない。みなさまのお申込みをお待ちしております。(A)
▼急に寒くなったが、一応締めくくりは「芸術文化の秋」。渋谷「ヒカリエ」で先日、作家・嵐山光三郎氏の講演が行われた。主題は「60年代の渋谷」。90年代末の渋谷の隅っこを、我が春を謳歌するルーズソックスの女子高生から逃れ逃れ、恐る恐る歩いていた学生時代との違いを聞きたいと思い参加した。学校の大先輩である、嵐山さんは、渋谷をその地形になぞらえ?蟻地獄?と表現し、その枕言葉として?不良の?と付けた。道玄坂あたりに生息した愚連隊は、学生を中心とした従来にない任侠集団で、盛隆を極めた。「悪対悪」ならば、より共感が持てる悪が正義になるような時代だったようだ。そして今の不良グループと違うのは絶大なリーダーが存在していたことだという。(U)
▼友人の妻が育児休暇を取得中。妊娠中から友人には「育休は国から金が出るので、会社に実費での負担は無いから、男でも遠慮なく取れ!」と会う度に言っていたが、「迷惑がかかる」など遠慮して取得していなかった。結局毎夜の夜泣きに音を上げ、妻のみ取ることに。この件について就業規則作成経験のある親族に話すと、「会社は負担どころか、儲かる」という。うろ覚えだが、従業員が育休を取得した時、代替要員を雇った時、育休からの復帰研修を実施した時など、様々な措置を講じる度に補助金が入るという。これだけ会社も社員もおいしいと思われるのに、なぜ男性取得率が未だに2%未満なのか。自分みたいに、中途半端にしか知らない人が多いのだろう。(M)
▼抜型メーカーおよび関連資機材業者から話を伺う機会は多いが、震災以降ここ何年も受注低迷が続いている。行く先々で景況について尋ねると「少し上向いてきた」と明るい返事が返ってきても、別のところでは逆の反応が、そしてこの間「少しは」と言っていたのに、今度は良くない…などと暗転すること多々。最近では「今月は少し受注が増加したけど、いつまで続くか」とすっかり弱気に。まったく先が読めない状況に不安は募るばかり。なお、今年も従来安定していたシーズン物のクリスマス関連の新しい型は、ほとんど出なかった。量が出ない今だからこそ、価格を大切にする契機となれば、いずれ振り返った時に笑って思い出せるはず。(S)
 
11月17日付
2013-11-20
▼少し前にここで紹介した鮨屋の老夫婦。先日は女将さんが「こんなに若かったのよ」と50年前の古ぼけた写真を持ってきた。80歳近くになっても艶っぽさを残しているだけに、可愛らしい顔が写っていた。そのうち「うちのひと、芸大出ているのよ。絵描きさん」という。上野の東京芸術大学だ。カウンター内の姿とあまりにもかけ離れており、その転身話に興味深々だったが、ひと言「鮨が好きだったから」と言う。当時、鮨が大好きで毎日通いつめ、とうとうその鮨屋から「そんなに金を使うなら、自分でやった方がいい」と言われて転身したそうだ。何となく陰で商売好きな女将さんが暗躍した気がしないでもなかったが、昼専門のお店なだけに、深くは聞かず帰って来た。こんな話、本当にあるんだ。(Y)
▼JR御徒町駅のトイレを拝借しようとしたら、清掃中とあるがご利用は出来ます、の看板が置いてあるので迷わず入る。中には清掃する仕事の人にしては若い女性が、出て行く人に対し「ありがとうございます」と明るく声を掛けていた。お礼を言うとしたら利用者側なのに(口にしたことは1度もないけれど)、さわやかに働く姿に目の覚める思いがした。(A)
▼「虫の音、囁く秋」。唐突だが、うちに小さな小さなヤモリが出現した。建って5年、前が川と公園なのでそろそろかなとは思っていたがお出ましになった。と言ってもヤモリは爬虫類、両生類の中で唯一嫌い(苦手)ではない生き物。むしろ好きな方だ。きょろきょろさせた丸い目が何とも言えない。実家の玄関にも居付いている。家の守り神でもあるので、むしろ歓迎したい。「去る者は追わず、来る爬虫類は拒まず」。秋の夜長にそんなことを思ってみる。(U)
▼「2011年の秋に小学生となる子供の65%は将来、今はない仕事に就く」(米デューク大学キャシー教授)という話を、とあるセミナー取材で聞く。思ったのは、どんどん新しい仕事が出現する現代で、将来なると思われる年金支給開始年齢70歳まで、同じ会社で同じ仕事をやり続けるのは極めて難しいのだろうということ。我々中高年にとって暗い雰囲気の話に聞こえるが、見方を変えれば、今の仕事がダメになっても新たに仕事は生まれてくるわけで、「○○が出来なかったらもうダメだ」など悲観する必要はない。最近のニュースで、就活がうまくいかず自殺を考えた経験がある人は全体の2割もいたというが、仮にうまくいっても定年まで勤められるのは稀という現状を、誰か教えてあげてほしいもの。終身雇用を前提とした、就活というシステム、もう廃止していいのでは。(M)
▼秋の連休、集まれる仲間だけで呑んだ。場所は秋葉原。一軒目は水槽で鯛などの魚が泳ぐガード下の居酒屋で、久しぶりに会った面々もいて話が弾んだ。二軒目は、軽いノリで(酔っているし)「秋葉原らしい店で」という方針だが、いざ店の前に来ると「どうする?」的なムードに。「鉄道バーがあるらしい」ということで最初に向かった店は、外観からしてBarとはほど遠く、看板のイラストがすでにイメージしていた硬派な世界とは何かが違う。結局ロールプレイングゲームの世界を演出したような「ギルド」で落ち着いた。ウェイトレスはメイドさん、カクテルもトマトを使った「レッドドラゴンの生き血」など、それらしいメニューが。味は普通だった。女性陣が喜んでくれたから、まぁいいか。(S)
 
11月7日付
2013-11-11
▼舎人会・旅行1日目の昼食は高山の『華mokuren』。宿泊場所の『八ツ三館』が経営するフランス懐石料理だ。300年前の邸宅を一部だけ改装して使っており、部屋からアンティークの調度品など全てに凝っている。何度か来た事のあるIさん、しきりにトイレを勧める。ここのトイレには出たくなくなる訳があるのだ。皆で入ってみたが便座に座るとちょうど目の前に。そう言えば○さん、しばらく出て来なかった。メイン料理を魚か肉かで分かれたが、肉を選んだのは、“やっぱり”と思った3人、記者達ひ弱な3人は鱸の香草焼きにした。2日目の昼は松本市内の西洋料理だったが、普通のロースカツの4倍もある分厚さには一同びっくり。飲んで食べての2日間、Iさんスケジュール作りから諸々の手配までご苦労様でした。(Y)
▼NHKの朝ドラ<あまちゃん>が終わった。最終回から1カ月以上が経つが、あまロスになるわけもなく、やっと終わってほっとしている。確かに楽しく、ほろっともさせられるドラマだったけど、ずっと見つづけるのはしんどい。おかげで寝るまでの時間が少し増えたが、前は何をしていたんだろうか。そうだ、毎日、地道に読書していたんだった。さっそくほっておいた文庫本を最初の頁から開いて再開。(A)
▼「スポーツの秋」。知り合いに誘われて7、8年ぶりのフットサル。しかし、自分自身に対して愕然とした。開始5分で息が上がる。そして、空間と時間の捉え方が分からなくなっていた。例えば、後方から飛んでくるパスに対してのタイミングの取り方なんかのことだが、現役だった学生時代は感覚で分かるからこそ、ある程度、正確なパスが来れば、無難にこなせたはずだが、それが皆目分からない。知り合いが知り合いを呼び集まったようなので、誰がどのくらいの年齢かはわからないが、20代もしくは30代前半が多い感じだ。やはり彼ら(彼女ら)との体力差をマザマザと見せつけられた素晴らしき2時間だった。そして翌日から2日間にわたる筋肉痛!最高!!キングカズ(46歳)はともかく、中村俊輔(35歳)、マジでスゲーは。(U)
▼今年6月に退職した父が、現在ハローワークの職業訓練を受けている。しかも大の苦手で、ほとんど触れたことも無かったパソコンを勉強中だ。具体的に今後どうするなどプランは決まっていないが、70歳にして苦手を克服しようという意気込みには頭が下がる。授業は10月はじめから年末まで、しかも朝から夕方までと意外にハードだが、一日も休まず通い、家では宿題に取り組んでいる。先日は、宿題をCDからインストールできないということで呼ばれたが、太い指でぎこちなくキーを叩きながら奮闘。購入したノートPCは最新のWindows8だから教えようにも勝手が違い、逆に教えてもらう場面も。無事終了したら、今度は教えてもらうことの方が多くなるかも知れない。(S)
▼先日、東京中華学校の国慶節イベントに家族で参加。台湾系の子弟が通う学校なのだが、この日は外部からの参加がOKなので、普段国内でなかなか見かけない台湾料理を安く食べられて大満足。店自体は都内に多くあるものの、行ってみると牛肉麺や葱爪餅などはほとんどなく、麻婆豆腐など一般的な中華料理店と変わらず、ガッカリしたこと多数。○○料理と言いながら様々な理由で、他国の料理になっている例は多いのだろう。外国の「本場」の味、もっと色々味わいたくなった。(M)
 
10月27日付
2013-10-30
▼「ご自分でプレスかける方もいらっしゃいます」とは、松坂屋某紳士服『B』の店長。この夏、久し振りに買った夏用スーツが数回着ただけで、襟に皺がよる。裏地も皺くちゃだ。多少ではなく誰が見ても目立つほど。吊るしておけば直るかと、1カ月ほどクローゼットに入れたままにしていたが、それでも周りから「襟に皺ができている」と言われ、しぶしぶ買ったお店に持ち込んだ。女性の店員さん「これはひどいですね。直ぐに調べ、後日店長から連絡させます」、になったが、冒頭の「プレス・・・」はその男性店長が、まず言った言葉だ。「そうですか、お宅のスーツは襟に皺が出来る度に自分でアイロンかけるんですか」と聞き直したら、言葉に詰まりながらも、「そのような方もいらっしゃいます」と言う。怒る気もせず呆れながら、「納得いかないから、後でまた連絡して欲しい」と電話を切った。翌日の電話は平謝り、「昨日はプレスと言っていたが」と問いかけても、「私の対処が間違っていました」と。しまいには「これから作り直します」と言う。有名店の50前後の男性だが、なぜ最初に「申し訳ありません」のひと言が無く、弁解ばかりしていたのか、不思議でならない。(Y)
▼会社の近くにデパートがあるので洋服はそこで買うことが多い。同じブランドなら1箇所に決めた方がポイントも貯まりやすいから、品揃えはいまいちでもMデパートで買い物していた。だが久しぶりに覗くと、撤退したブランドがやたらと多い。たまに買っていたお店もなくなっていた。売上げが思わしくなかったのだろうか。この際だから、ポイントを貯めることに縛られないで、新しい洋服を探しに行くのもいいかもしれない。(A)
▼「食欲の秋」。現実と向き合うため、多少セーブしているが、旬の味覚はこの上ない幸せ。社周辺は有名所が多い。そんな湯島など、文京区の食事所100選が掲載された冊子がある。責任編者は岸朝子女史。「おいしゅ〜ございます」と叫び倒した店ばかりなのだろう。名前だけ聞いたことがある店が多く載っている。食したことがある所は、ラーメン屋やソバ屋、あとは社の忘年会などでご馳走になったくらいか。湯島にお越しの際は御一報ください。ガイド持参で馳せ参じます。(U)
▼先日母と電話で話した時、実家のある埼玉県・朝霞市でも2020年東京五輪の競技が行われることを知った。はじめは勝手に選手村のことかと思ったが、陸上自衛隊朝霞訓練場で「射撃」競技が行われるようだ。1964年の東京五輪でも競技会場となっていた。協会のホームページを調べると、射撃の大きな大会も開催されている。さらに、同じ東上線の霞ヶ関では「ゴルフ」が。なんとなく母は嬉しそう。街が栄えるのは素晴らしいことだが、そろそろ家を・・・と考えていた自分は内心複雑。まだSUUMOなどで物件を調べている段階だが、実家周辺の物件も射程距離と考えていたので。(S)
▼3回目だが葬儀の話。TVで自動倉庫の集合墓を見た。カードキー認証で、骨壷をお参り場所まで搬送。用地不足の中で合理的なのは分かるが、発射に近い搬送に自分も家族も「ここは入りたくない」と珍しく一致。我が家は親族の都合上、5年近く肉親を骨壷のまま自宅に置いたが、法的に問題なく、毎日拝めて「このままでもいいのでは?」と思った。死生観が変なのだろうが、絶対に墓が必要という考えが分からない。自分は遺骨を加工したグッズと化し、家族のそばにいたいと伝えた。(M)
 
10月17日付
2013-10-22
▼取材で岐阜から京都へ移動する事になった。仕事は翌日午前中に待ち合わせだから京都泊りだ。京都出張はここ数年めっきり減り、泊りなんて無い。これ幸いとさっそく夜、孫に会うことにした。と言っても長男の帰宅は毎日9時近く、嫁さんと子供だけのところへお邪魔するのも、何となく照れくさく、時間つぶしに御池近辺をブラブラ散歩した。信号待ちで立ち止まると、交差点角のコーヒーショップで赤ちゃんがぐずっていた。以前は気になった泣き声も今はならないが、肝心の孫には嫌われたようで、一回も抱けず仕舞いであった。(Y)
▼夏の間はうちで飲むビールをコンビニで買って帰るのが楽しみだった。銘柄にこだわりはないが、気に入るとしばらく同じ缶を2本買う。今晩の分と次回の分。コンビニFのお兄さんはレジを打つのが早く、私がもたもた小銭とポイントカードを用意しているあいだにレジ袋に入れ手元をくるくるっとねじってあとは渡すだけ、の待ちの体制だ。年齢確認を彼からされたことはない。もうひとつのコンビニSの店員は、その店のカラーなのかおっとりした大学生のお兄さんばかりだ。レジに客が列をなしていてもマイペースで接客する。年齢確認のタッチをお願いします、と言われ大きな<はい>ボタンをゲンコツでガツンとしておわり。季節はすっかり秋、これからはワインだ。(A)
▼今更ながら「仁義なき戦い」にハマった。往年の大スターたちの若かりし姿、そして任侠道の方々の話す広島弁。マイベストテン上位の「ゴッドファーザー」にはない野暮ったさといい加減さも良い感じだ。菅原文太は男だし、小林旭はニヒルでかっこいい、梅宮辰夫は今と変わらないが素晴らしい任侠顔、北大路欣也は目がギラギラしていた。記者は元々中国・四国地方に縁が深い身だが、広島だけはあまり繋がりがなかった。方言も似ているようで独特。この前、飲み屋で酔った勢いで、仁義なき戦いごっこをひとりでやっていると、岡山出身の店員S君に広島弁になっていないし、迫力がないと笑われてしまった。方言って(任侠道って)難しいの〜。(U)
▼前回に続き葬儀の話。先日、経済誌「ダイヤモンド」で、葬儀互助会の問題が掲載された。簡単にいえば、互助会とは会員になって費用を積み立て、葬儀を安く行なえる(はずの)システム。同誌では、財務状況が悪化しいつ解散するか分からない、解約費用が異常に高い、解約できない、積立てた金額に葬儀が見合わないなどの問題が掲載されたが、自分には互助会の存在意義が昔から理解できない。生きてる間に高額な費用を納め、報われるのは死んだ時。何十年先か分からないその瞬間に、契約通りに葬儀をしてもらえる保証はない。配当金や運用益の還元もないのに「貯蓄代わりに」などふざけたセールストーク。繰り返し書くが、そんな金があれば生きているうちに、家族など大事な人のために使うべきだ。それで思い出ができ、経済も回っていく。(M)   
▼夏の疲れと不景気を吹き飛ばそうと、抜型業界の方々と焼肉食べ放題&飲み放題に挑んだ。これまで明るい話題をほとんど聞かなかった抜型業界だったが、2020東京五輪に関連して現時点から徐々に企画・サンプルの話が持ち上がりはじめているとか、ものづくり助成金を利用しレーザー加工機の買換えに踏み出す抜型メーカーもある…など話し、あっという間に時間が過ぎた。二次会は雰囲気を一転、グランドピアノが置かれたJAZZ BARで、秋のおすすめ「どんぐり」がなんとも素朴で予想以上に美味だった。家族のお土産にした人も。今回は誰も携帯を失くさず、穏やかな閉幕となった。(S)
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