板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

過去のブログ

 

過去の記者ブログ

過去の記者ブログ
 
8月7日付
2014-08-14
▼今年に入って、30から40歳ぐらいの若者と飲む機会が増えた。記者が業界に入った頃は、他紙にも若い人がおらず、同業、取材先含めて歳の離れた先輩との付き合いがほとんどだった。それはそれで可愛がられ、得難い体験もさせて頂いた。現在の人脈だって当時からの繋がりが一番多く、甘えている構図は変わっていない。それでも本人は知らずに重ねるのが年齢。数年前から自分がその頃の先輩達より上になっている。気持ち、体力的には若い頃と少しも変わっていない、と思っているが、やっぱり年は年だ。だからでもないだろうが、若い人と飲むと気持ちがいい。やる気やエネルギー、パワーを感じる。そのエキスを吸収し、飲んだ翌日は清々しい。(Y)
▼あるコンビニの持ち帰りコーヒーがおいしい、といとこから聞きアイスコーヒーを初めて買ってみた。最初は勝手がわからずレジの人に注文したが、自分で氷の入ったカップを持って行くのだった。なるほどおいしい。これで100円ならばいいかも。2度目、レギュラーのカップにラージのボタンを押したらどうなるのか、実際にやってみたら溢れそうで焦った。もうやりません。が、後日Lのカップを買ったつもりが実はRで、当然Lボタンを押してしまった。今日はいっぱい入ってるな、この店は違うのかしらとカップを見たら、Rのマークが。そういえば店員さんが背後に立っていたような・・・。以後気を付けます。(A)
▼オシャレでもないし、シャレにもならない。ただの犯罪誘発兵器と化している「脱法ハーブ」。その危険性を表すために警察などが、公募を参考に命名したのが「危険ドラッグ」。間抜けだ。大の大人が色々擦り合わせた結果がこれらしい。危険と言われて「そうか!危険なんだ」と止めるなら、はじめから広まっていない。「危険」なら何でも惹かれるやつらに、餌をまいているようなものだ。候補に上がった「廃人ドラッグ」の方がまだまし。そもそも、名前なんてどうでも良い。あまりにも後手に回りすぎている警察の責任逃れにしか思えない。(U)
▼経済誌「ダイヤモンド」で、「人口減少ショック」という特集を読んだ。マスコミ各社は人口減少の象徴として、外食チェーン、運送業、建設といった業界の人手不足と関連付ける報道が多いが、単純に、厳しい労働環境から人材が流出しているだけでは。それを「国家衰退」とか煽る風潮は同意しかねる。バブル期の不動産や証券会社、近年の弁護士など法曹人口、一時期は過度に不足が騒がれたが、現在はどうなっているか。ちょっと社会の流れが変われば、人手の過不足が生じるのは当然の話。人手不足なら、まず自らの業界に何か問題が無かったか見直すのが先。問題解決が、新しいビジネスのきっかけになる可能性もある。国家衰退と騒ぐだけで、何の解決にも繋がらない論調はもう飽きた。(M)
▼梅雨明け前の連休。道場の飲み会があったが、ちょうど始まる夕方頃から土砂降り。顔だけ見せてすぐ帰る予定だった嫁と子どもは、お店で立ち往生。たまらず電話でタクシーを呼ぼうにも、ずっと話し中で困った。そういえば陣痛タクシーも、2社登録していたのに(しかも業界大手)肝心の出産当日に専用ダイヤルが通じず、急きょ別会社を探し、通常の番号でスムーズにつながった経験を思い出した。この日は結局、駅近だったため店の前で待っていたらあっさりつかまった。何事も臨機応変を心がけたい。(S)
 
7月27日付
2014-08-04
▼年甲斐もなく海によく行く。今年もその季節がやってきた。梅雨明け前から週末の天気が気になり、晴れると、どうしても行きたくなる。波の音や水平線を眺めているだけで非日常、日々追われる出来事を忘れてしまう。20年ほど前、後に『ちゅらさん』で有名になった小浜島(沖縄)で1週間遊んだことがある。石垣港から高速フェリーで40分ほど、西表島が目の前に見える小さな島だ。ここが気に入りこの年だけで3回も通った。当時は今ほど開発が進んでおらず、ホテルから逃げ出し野生化した『孔雀』もいなかった。集落は小さく商店や食堂も数軒だ。ホテルへ戻る途中、海岸で馬に乗った3人の少年と出会った。バシャバシャと波打ち際を疾走する姿に圧倒された。海風は心地よく、西表に沈む夕日はオレンジ色から紫に輝いていた。(Y)
▼暑い日が続く。昼に不忍池を通ると梅沢富美男にそっくりなノラ猫が草の上でのびていた。きれいで人懐こいので誰からでも餌を貰えるからかでっぷりした体型だ。この炎天下はきついだろうと思うけど、お互いにこの夏を乗り切りましょう。さて、11月下旬に3年振りとなる<段ボール企業名鑑2015年版>を発刊します。全国の段メーカーさんに先月下旬、アンケートを送付しました。締切は今月の31日(木)です。まだ回答されていない段メーカーの皆さん、お忙しいなか恐縮ですが、ぜひご協力をお願いいたします。(A)
▼午前8時半過ぎ。今日も蒸し暑い。事務所のマンションに入ろうとした際、ちょうど出てきた女の子が「暖かいね」と母親に言った。小学校に上がる前くらいか。彼女の中で「暖かい=暑い」なのか。もしくは本当に?暖かい?なのか。そうならば、ウチの中が寒すぎるのか。記者も休日などは、ついつい冷房漬けになって外出する際、暖かいと思う瞬間はある。節電意識が浸透した昨今だが、その一方で異常な猛暑が毎年のように訪れる。子供、老人に留まらず、我慢(油断)していては屋内熱中症になる危険は誰にでもある。本格的な暑さを実感する時期となり、節電と、異常さが常態化した暑さの間で今年も天秤が揺れる。ただ天秤が正確かは?だが(U)
▼子どもの一カ月健診に行ってきた。はじめての外出で、まだ抱っこ紐の装着もぎこちなく、泣かれないか絶えず心配しながら。思っていたよりも早く終わったが、嫁の健診中に泣かれた。本当によく泣く。ただ他の子も泣いているし、保健師によるカウンセリングでは「泣くのが当たり前。元気な証拠」で、むしろ帰り際に「ようやく泣くところが見られた」と言われたくらい。客観的に「異常なし」「元気に育っている」と太鼓判をいただいたことで、それまで子どもが泣いていると不安で気持ちが沈んでいた嫁も、ほっと肩の荷が下りたようだった。唯一気になっているのは、他の一カ月児に比べて頭髪が薄すぎること…。(S)
▼先日、3月の台湾旅行で受け取ったレシートの番号をチェックする。台湾のレシートはくじが付いており、2カ月に一度当たり番号が発表され、1等は200万元(日本円で約680万円)がもらえる。元々は脱税防止でレシート発行を義務付けるのが目的だが、買い物する側としてはなかなか楽しいし、レシートを発行する優良店には集客効果があり、くじに興味がない人は小売店の透明ボックスに寄付しても良い。今回の番号は全部ハズレだったが、お金を出さず参加できるくじは楽しい。日本でも是非やってもらいたい。(M)
 
7月17日付
2014-07-24
▼大先輩に『新聞、潰れないで持ち堪えています』と話し掛けたら、『毎号、きちんと発行しているから』と言われた。今年で創刊54年になるが、『休刊無く、50年続けているのも立派』だと。新聞を発行日に出すなんて当たり前だと思うが、そうでもないらしい。先日は薬剤師から、『○○の予防薬を続けているか』と尋ねられた。ハイと、返事をすると『継続は力』と言った。翌日、三線の先生から珍しく、『この唄ならば人に聴かせられる』と褒められた。『毎日、練習してます』と半分冗談で言えば、こちらも『継続は力』だと。何でも続ける事は大変だけど、続けたからこそ感じられる何かがある。努力を惜しまぬよう、言い訳をしないよう、コツコツ頑張ろう。(Y)
▼楽しみにしていた連続ドラマの懸賞にスマホで応募した。もちろん当たるとは思わないが「続々編をいつかまたやって欲しい」から、私のデータが少しでも参考になれば・・・なんて淡い期待を抱いて。数日後、グループ会社の通販サイトからDMが来てがっかり。それも日用品のバーゲンのお知らせで楽しくもなんともない。せめて忘れたころに送って欲しい。ドラマは終わってしまったけど、またいつかパワーアップして帰ってきて。(A)
▼最寄駅徒歩5分の調布スポーツセンターが47年の歴史に幕を下ろした。耐震性の問題というが、真相はいかに…。ここのメインはボーリング場。良く出かけたが、あくまでもボーリングが燃えるようにしたい!!というほとばしるような激しい欲求からではなく、ただの暇つぶしであったが、いよいよ閉店を迎えるとなると、急に愛おしさ百倍、涙また涙の心境へと変化するのだから、ホント薄情なものだ。そんなわけで先月末、投げ納めを行なった。涙腺の緩い私は数?先に静かに佇む10本のピンが不憫でならず、レーンが涙でかすみ、本来の実力を発揮できなかった。言い訳もセコイ。友人は200オーバーとプロにも劣らない人生記録で有終の美を飾った。これで近場だとリリー・フランキーの小説でも有名な笹塚と、府中くらいか。返す返すも残念だ。(U)
▼前回に続き、「ふれあい下水道館」(東京都小平市)見学の話。かつて垂れ流すしかなかった生活・工場排水を回収や浄化する、下水設備普及の歴史をつづった展示は大変興味深く、見ていて興奮さえ感じた。子供の頃は、油で虹色に光るドブ、工場排水が流れ込み泡立つ河川などがそこら中にあり、浮き上がって腐った川魚はTVや実物を何度も見た覚えがある。それらが下水設備の普及だけでなく、様々な規制のもと住民、企業、自治体などが環境改善に取り組み魚が戻るまで回復。よくオジサン達が言う「昔は良かった」という言葉の昔は、主に昭和、高度成長時代だと思うが、汚染された河川に囲まれた生活のどこが良かったのか、理解できない。(M)
▼長男が生まれて以来、プライベートな時間がまったく無くなり生活が一変してしまった。気軽に出かけることもままならず、疲労もストレスも溜まる一方だが、その分限られた時間を大切に、少しでも自分の時間を作るように意識しながら過ごすようになった。たとえば、睡眠不足で本当は寝たいはずの通勤電車では、時代小説を読み漁る日々。どうしても好きなテーマである幕末が舞台の「近藤勇白書」や「幕末新選組」、「新選組血風録」、「燃えよ剣」ばかり。激動の時代でも、晴れ晴れと痛快に力強く生きる人々、そして人情がやけに沁みる。悩み多き日々の中で、一片の勇気をもらっている。(S)
 
7月7日付
2014-07-15
▼『昔は親方、今はコーチ』とは年配の大将。『こっちから進んで丁寧に仕事を教えてやらないとダメなんだよね』と、隣の若い板前を見ながらつぶやいた。『サラリーマンみたいなもんさ』、『我慢を知らない。自分から仕事を覚えようともしない』、続いて『Yさんも感じているでしょう、時代が変わったんだよね』。このお店はカウンターに立つまで5年は修行するのだが、積極性の無い受け身の人は、覚えが悪いうえ『お客さんへの気配りまで足りない』と言う。ひと昔前まで鮨屋で見習いするのは実家が鮨屋と決まっていたが、今は半分以上が違うらしい。若者に聞いてみれば、『一番初めの動機は、学校に求人があったので』だった。『熱燗、熱すぎ』、『食べ終わった食器、溜まってる』と半分冗談、半分本気で言ってみたが通じていたか…。その仕事を選択した以上、頑張らねば。取り組み方ひとつで、人生も大きく変わってくるのだから。(Y)
▼朝の通勤電車で目の前に座ったサラリーマンが両手にスマホを持っている。チラ見すると2台ともゲーム中の画面だ。驚くことに胸ポケットにはもう1台のスマホが見える。さらにウエストポーチを開けるとそこには2台のスマホが。なんなんだこの人。膝のバッグにはiPadと、モバイルパソコンまで入っていた。目の周りがうっすらとどす黒いけど、大丈夫かな。(A)
▼この欄は上から順にフロッピーに入れて回すので、記者の場合Y社長とAさんを読んでから。一応被ないように心掛けているが、時々インパクトが強い文があると引っ張られることがある。先日、エピソード1が終了したTBSドラマ「MOZU」。面白かったので原作を読んでいるのだが、発刊はかなり前で現在が舞台のドラマ版とは違う所が多々ある。展開も微妙に異なるが、最も違いを感じるのが、やはり携帯の有無。原作では固定電話に出るか出ないかは大きな分岐点として登場するが、今は生死を分けるすれ違いや連絡不通な状況を作り出すことが非常に難しいし、むしろあえて携帯を所持していないことで作り出された場面に胡散臭さすら感じる。(U)
▼排水管の高圧洗浄をしてもらってから、排水関連に興味が沸き、GWに家族と「ふれあい下水道館」(東京都小平市)へ行く。同館は日本で唯一、一般人が合法的に、実際に稼働している下水道の中を見学できるのが売り(入館は無料だが)。地下5階の厳重なバルブ扉を開けて、下水道内に設置されたステップに乗ると、室内なのに照明には多量の雲霞がまとわりつく。灰色と茶色の中間色をした汚水が流れ、汚水の蒸気が冷やされた風が顔に当たり湿り気を感じるが、元が汚水なので口は絶対に開けたくない。匂いは生ゴミのような刺激臭というより、どんよりと肺に溜まるような重苦しい腐敗臭。もし落ちたら・・・と思うと、本当にゾッとした。(M)
▼空手道には「息吹(いぶき)」という呼吸法がある。鼻から素早く吸って、丹田(下腹)で練り、口から強く吐く。突きも蹴りも息を止めず、強く吐き切ることが鉄則。つま先から拳先まで無駄なく万遍なく力が通い、逆に相手の技を食らった際にも腹など全身が締まっているから、さほど痛くない。これを改めて感じたのが、立ち会った嫁の出産。とにかく?しっかり呼吸を?と助産師も絶えず言っていたが、息を大きく吐き切ることで痛みや緊張もだいぶ和らいだという。子どもに空手を無理矢理教え込む気はないが、喧嘩に負けて帰ってきた日には、「しっかり息を吐け」くらい言うかも。(S)
 
6月27日付
2014-07-04
▼函館に行った。北海道は久し振りだ。目当ては美味しい魚介類。多少値段は高くても、普段は口にできない鮮度を実感できた。夜景で有名な函館山は寒かった。風が強くロープウェーも止まっていた。東京が25度近いのに、ひと桁台。寒さと狭い展望台の混雑に閉口し、「15分後には暗くなる」と言われたものの待てず、薄暗いうちに退散した。最終日、バスで郊外の女子修道院へ行き、空港までタクシーを使わず歩いた。ホテルで「歩ける距離では無い」と言われたうえ、初めての土地で右も左も分からない。迷い迷い市民の森や畑、住宅街を突き抜けたが、今は方向音痴でもスマホという強い味方がいる。ちなみに旅行で一番印象に残っているのはこの修道院だ。美しい庭に厳かな建物、“凛”とした空気が張りつめていた。それにしても午前3:30起床、「働き、祈る」の毎日は、ぐうたらな記者には想像すらできない。(Y)
▼ウグイスの鳴き声を聞きながら朝、出勤するのが楽しみだったが、今年はなぜか一度も耳にすることがなかった。その代わり遊びに行った地方で元気な鳴き声を沢山聞いた。仕事中、暑くて窓を開けると、左の窓からは車の走る音と、元気な雀と何だか知らない鳥の声が聞こえてくる。北の部屋の窓からは、よその階の室外機に巣を作ったらしい雀が、うちの外窓を休憩所にして威勢よく飛び回っている。夕方になると旧岩崎邸から降りてきた猫が空地に佇んでいた。(A)
▼違和感があった。今いくつ通り過ぎただろうか、2つならば、はじめはギリギリ滑り込んだが、次はアウトだったのではないか。でもあんな短い間隔で並んでいるだろうか、なんて考えを巡らしていたら、ちょうど良いタイミングですぐ後ろの車が丁寧に教えてくれた。「は多摩○○○―信号無視です」とサイレンを回しながらマイクロホンから。まずは車内に誘導される。あまり好きな連中じゃないので少し虚勢を張ってみる。「赤ではなかったですね。無視なんかしていません」。すると「確かに間隔が短く分かりにくいですが、あなた、2つ目の信号でブレーキ踏みました。停車しないといけないと思ったんですよね。ちゃんと見てましたから」と。ここで終了。ルールはしっかり守ります。(U)
▼関東が梅雨入りした日の深夜に、第一子は誕生した。予定日より1週間以上早かったため、危うく当日は空手の稽古に行ってしまうところだった。強い雨が降る中、タクシーが産婦人科に到着し、陣痛室に通されて2時間弱。あっという間だった。勢いそのままに、飛び出してきたような元気な男の子。2580?と小柄だったが、必死に生きようとする小さな命は、とにかくよく泣き、一生懸命に母乳を頬張っている。おむつ交換時に抵抗する脚力はなかなか強く、「蹴りが得意な良い選手になるな〜」と早くも親ばか全開。成長が楽しみだ。(S)
▼3回目だが排水管の話。11年使った自宅排水管全ての高圧洗浄を実施。髪の毛、食品や飲料の油脂など様々なヘドロ状の固形物が流れていく様子は感動。業者いわく、排水管は昔より詰まり易いという。揚げ物油、マヨネーズ、加工食品の残り汁、カレールーなど油脂を多く含む食材の消費量が近年激増し、食器を洗った排水も高い粘着性を持ち、排水管に付着しやすくなる。この件を、とある排水処理システム担当者に話すと、「排水管も人間の血管も、詰まる理由は同じです」とのこと。普段の節制やケアが大事なのも同じだな。(M)
 
6月17日付
2014-06-25
▼60歳を超えた友人が「iPad」を始めるという。自宅近くのPCショップで契約し使い方を教わるところらしい。以前、会社の業務で必要に迫られパソコン教室に通った彼、多少の知識はあるにせよ、どちらかと言えば電子機器など嫌いなタイプだ。スマホだって会う度に記者が操作の手ほどきをしている。それがタブレット端末を持ち歩くとは…、ちょっと驚き、「必要なんですか」「持ち歩くのですか」と否定的に返してしまった。前向きに覚えよう、挑戦する人に一番言ってはいけなかった言葉だった、と別れたあと反省。○さん、すみませんでした。その姿勢、好きです。(Y)
▼スゴイことに気が付いた。弊紙は昭和35年創刊、平成12年に40周年、22年に50周年、東京オリンピック開催の2020年・平成32年にはなんと60周年を迎える!ちょっとおめでたいことかも。それにしても開催までにあと6年しかなくて、工事なんかは間に合うのだろうか。オリンピックも60周年も、実感がわかないけれど、その時も変わらず新聞を発行できていればいいと思う。(A)
▼最近ほぼ毎朝、大手コーヒーチェーンでアイスコーヒーM(270円)をテイクアウトする。その購入の際、おやっと思ったのが、今から思い返せば3度目くらいからだったろうか。混む時間なので、少し並ぶ必要があるのだが、なんと記者の番になって注文しようとした瞬間にアイスコーヒーM(ストロー差し済み)が眼前に現れるのだ。店長っぽいおじさんのこのサービス業としてのホスピタリティ、つーか、まさにおもてなし!!万歳!!!なんて小心者の記者にはとても思えない。もしアイスカフェラテMが飲みたくなった時、オヤジ店長にどう気持ちを告白すればよいのか。またひとつ悩みが増えた。(U)
▼北海道から嫁の両親が来ることに。事前に、迷わぬようにとメールで時刻付きの路線図や、駅構内マップなどを添付し、指示も書き加えるが思っていた以上に細かい作業だった。特に難しかったのはJR池袋駅で、山手線から西武池袋線への「乗り換え」。中央改札に出てもらって南改札口から東口の方面に向かうのだが、中央以外にも離れたところに北と南の改札があるため、色々なパターンを想定した。JR東日本のHPにあった構内図は、複雑で細かく説明しようとすれば余計に分かりづらい。上京して10年の嫁ですら…だから、どうなることやら。結局「分からなかったら人に聞くわ〜」らしいが、やっぱり昔ながらのそれがベストなのかも。(S)
▼前号に続き、排水管の修理業者4社に見積りをさせたら1社しか書面で出さなかった話。その1社に聞くと水回りの修理は、今その瞬間に水が溢れていたりトイレが詰まったりして、依頼者は「すぐ来て下さい!」という状況が多い。自分のように、本格的に詰まる前に見積りする人間は極めて少なく、その上、修理は家の構造や被害など状況が多様で、金額の目安が曖昧。そのため業者は言い値を提示しやすい傾向があり、今回のようにHPには「見積り無料!」と書いてるのに、書面を依頼したら嫌な顔をする職人が多数いるという。以前書いた、本来無料のプロパン撤去に●万円を要求してきたガス業者といい、ライフライン系企業の感覚は何か違う。(M)
 
6月7日付
2014-06-13
▼某懇談会の帰り、U君と同業の若手記者の3人で飲みに行った。日頃の立ち振る舞いから好青年だとは思っていたが、じっくり話しても気持ちの良い若者だった。関係する業界の奥深くまで食い込んでいるメディアで育っただけに考え方もしっかりし、一般紙とは異なる専門紙としてのバランス感覚も備えている。ボックス、紙商、古紙屋さん、後継ぎ問題を抱える業種はたくさんあり、専門紙もご多分に漏れず。その意味からも彼の媒体は安泰だろう。Hさん、奥さんが大好きな沖縄出身だから贔屓目に書いているのではないので。今度は入れなかった焼鳥屋でやりましょう。(Y)
▼エレベーターにお年寄りが乗り込むのが見える。すみませ〜ん、と声をあげながら乗り込むと「(走らなくて)大丈夫よ」と小さく優しい声で応じてくれた。5階だったわね、とボタンまで押してもらったが、この人に見覚えがない。以前話したことがあったのだろうけど、どんな場面だったか思い出せない。結局お礼しか言えず先に降りた。粗大ごみを捨てに管理人さんに頼みに行くと名乗る前から「えーっと、い、た、が、み・・・」と口にしながら名札を書いてくれた。これから超高齢化社会に突き進んでいくけれど、気持ちも動きもゆったりしている経験豊かな人たちが増えると、案外いい世の中になるんじゃないだろうか。(A)
▼4年なんてアッと言う間に過ぎ去る。W杯が開幕する。ブラジルが日本の真裏にあることは体感できないが、その放送時間の厳しさは国内時差に陥る可能性大。ここは選手とともに戦う気概が求められている。自分フォルサ!では日本の戦績と優勝国予想を勝手にさせて頂きたい。今回はひいき目に見てもかなり厳しい…。コートジボワール戦1―2●ギリシア戦0―0△コロンビア戦0―2●と言うことで、1分2敗の予選落ちとなる。当らないことを切に願う。優勝国は◎スペイン○ブラジル△コロンビア×メキシコ。3口でお願いします。(U)
▼買い物帰りにバス停で待っていた時のこと。50代くらいのファンキーな白人男性(派手なサングラス、金髪はいろんな箇所で結んでいる)から声を掛けられた。赤ちゃん用の風呂と、嫁の大きなおなかを見て。はじめは怪しかったが、話してみると意外に真面目な人で、(娘の出産経験から)「まわりの人は好き勝手なことを色々言うが、惑わされず、自分自身を信じて」と熱く語る一面も。それに、先に並んでいたのに席を譲ってくれて、揺れるバスの中で立ったまま波に乗るように「Bus Surfin’!」を楽しんでいた彼は、おもしろい人だった分、別れ際の「God bless your baby!」がやけに格好良かった。吉祥寺行きだったしミュージシャン…だったのかな?(S)
▼先日、台所排水が詰まりかけ、修理屋4社に見積りをさせたら1社しか書面を出さない。契約して聞くと、修理屋は自社で全てやる独立系と、センターなどに登録し委託される地元系があり、地元系は本来公共工事や新築住宅の水道関連が中心。近年仕事が激減し、個人向け修理に参入した業者が多いが、委託自体に費用がかかり「書面で出すと別料金」「調査(有料)しないと出せない」など無料見積りや、個人客の小額依頼を嫌がる傾向があるという。地元系全てがそうではないと思うが、今回の1社は独立系で、他の3社は地元系だった。(M)
 
5月27日付
2014-06-04
▼「山ちゃん、夕方になると目が見えなくなるんだよ」と友達が話していた。失明を心配して、眼医者から脳神経科まで色んな医者に通ったが一向に良くならないという。この友人、リストラにあって以来、思うように仕事に就けずいつの間にか鬱病に。最近は躁と鬱を繰り返すなど一進一退だったが、春先から身体まで変調をきたし、そのひとつが目で、外が薄暗くなると見えなくなるらしい。唯一の楽しみだった車も、「怖くて乗れない」としょげている。「元気出せよ」とは口に出せず、ただ「そうかー」「そうだよね」など曖昧な返事を繰り返すだけになるが、「聞いてくれるだけで充分」と言う。健康で体格よく、真冬でも5?のウエットで何時間も波に向かった男だったが、心の病を防ぐにはどうすればいいのだろうか。(Y)
▼朝駅に向かって歩いていると、家庭ごみの回収日でもないのにビニール袋が散乱している。カラスが1羽、塀の上にいたからそいつの仕業かと見上げるとノラ猫が2匹いた。1匹はお皿に盛られた餌を食べている最中、次の猫はじっと食べ終えるのを待っている。ほんの少し間隔をあけてカラスが順番を待っていた。カラスは猫よりも強そう。業を煮やしてケンカにならなければよいが。成り行きを見守りたかったけど、過去に突かれたことを思い出し我慢した。(A)
▼NHKスペシャルの「認知症800万人時代、行方不明者1万人」。7年もの間、身元不明だった女性が番組をきっかけに家族と再会できた。個人的な経験を踏まえて言うと、徘徊行動が頻繁になると、文字などは読め、会話も一応できる一方、家族でさえ自身との関係性は、ほぼ理解できなくなっている。本人の意思で外に出て行くことも可能で、鍵は開けることができる。高校生の時、祖母がちょうどその状態であった。家には記者と祖母しかいない状況で、テレビを一緒に観ていたが、ほんの10数分、居眠りし気づいた時に祖母が家の中にいない。あわてて外に出てあたりを探すと、かなり車が頻繁に通る道路脇の電柱にしがみ付いているではないか。本当にヒヤヒヤした瞬間であった。(U)
▼最近、自宅近所に某コンビニがオープンしたが、我が家から徒歩10分以内に4軒も同じ系列店があるのに、他のコンビニは1つもない偏ったエリア。こういう同一チェーンを一定地域で集中出店し、地域内での知名度アップや配送効率の向上を目指すのが「ドミナント戦略」だが、フランチャイズ(FC)潰しとして問題になっているという。住民の人数が増えたわけではない以上、店が4つに増えても、売上は4倍にならない。その結果一店あたりの売り上げが落ち経営が厳しくなり、店舗を放棄するオーナーからFC契約金を本部が回収し、本部はまた新たなオーナーを勧誘するというもの。ドミナントの本意は分からないが、同じ店が4つもあるのは地元民として、買い物の楽しみに欠けるので嫌だ。(M)
▼久しぶりにCDを買った。ネットショッピングなのでタイトルを検索すると、同タイトルで4種類もヒット。よく見れば、CDのみの『通常版』に加えDVDやブルーレイなど特典が付いた『限定版』もあった。やけに値段が高いなぁ〜と思っていたら、はじめに見ていたのは限定版の方だった。「この商品を購入した人は、以下の商品もチェックしています」というお薦め欄にも同タイトルばっかりでややこしい。4種類揃えるファンもいるということだろうか、驚きだ。(S)
 
5月17日付
2014-05-26
▼“天神下交差点”。四方に千代田線『湯島』駅の出入り口があり、銀座線・上野広小路駅やJR御徒町にも近く、この辺りでは一等地なのだと思う。しかし、一か所の和菓子屋を除けば、寿司系、DPE、居酒屋、ラーメン、カレーにうどん屋など、数年でお店が変わる。市場調査をきちんとして乗り込んでくるのだろうが、何故か長続きしない。『変化を先読みして、競争相手よりも一歩前に』、激化する競争社会に勝ち残るために誰もが思う事である。閉店した中には今までにない商品を売りにしたお店もあったが、それでもダメに。『努力が足りない』のとはちょっと違う。商売は難しい。(Y)
▼気持ちが腐ってくるといつもより早めの電車に乗ってみる。6時発の電車とは言え座席には空きがなく、つり革を握る人もいるから特別空いている訳でもない。車内は圧倒的に男性が多く、サラリーマンより夜間の仕事を終えた様子の肉体労働者の人達が乗ってくる。ちょっと疲れている様子のお年寄りが男女ともに目につく。冬はあたりが薄暗く駅まで歩くのが怖いほどだったが、今の季節、カーテンを開けるともうとっくに朝が始まっている。(A)
▼京王・新宿からJR新宿へは、直結の地下通路が便利なので、朝は当然混む。この全長50?強?の空間、朝から晩まで多くの人が通ることから、壁面は広告を貼るのにも打ってつけのスペースと見えて、様々なものがズラッと並ぶ。季節の変わり目には、東京の美術館の新イベントが一目でわかるし、年末は全て箱根駅伝の広告となる。時には天井と床も使用し、それをうまく利用した1社広告などがあり面白い。ただし、ここの所、様子が変だ。大手銀行グループの消費者金融から一向に変わらないのだ。余程、大型契約なのだろうが、真っ赤な基調、それにインパクトありありの俳優、その業種…。毎日通っていると心なしか気分が沈む。(U)
▼抜型用レーザー加工機は○千万円といわれているが、ニューモデルだと価格はおよそ倍である。もちろん、その分高性能で「糸鋸と非常に感覚が近い、優れたカット。操作性も抜群」と高評価。なお、自動刃曲げ機も新製品になると価格は倍、どちらも最新型で揃えると億の買い物になる。金額が金額だが、ある抜型メーカーでは、だいぶ前から考えていた。その背景にあるのは品質要求や短納期で、「新マシンが貢献する面は大きい」。業界全体で受注が減少し、競合が買換えを控えている時だからこそ「価格以外での差別化が必要」だった。ただ、「支払いは次の世代にも及ぶため悩み抜いた」、「それでも必要な投資である。むしろ未来を拓く一手になれば」という。晴れ晴れとした表情が印象的だった。(S)
▼とある製版メーカー社長の話。顧客の段ボール企業に、製版のITコストが伝わっていないという。デザインには高額なソフトが必要だが、ライセンス等の問題でコピーは使えず、基本はPC1台に1本。デザインはちょっと高精度だと、業務用の最新スペックが必要。常に設備更新しているのに、ハードは店頭で数万円程度の家庭用PC、ソフトはコピーやフリーソフトといったイメージを持つ人がおり、「デザイン作成は安い」と誤解されがちという。その一方で、顧客に製版現場を見学してもらった社長は、高額な設備費用を説明できたことで、価格に一定の理解が得られたらしい。顧客に業況を理解してもらうなかなか良い方法だ。(M)
 
5月7日付
2014-05-15
▼上野という土地柄から修学旅行の中学生をよく見かける。小さなナップザックを背負い、男女5、6名がひと組になり、手には地図らしきものを持っている。東京への修学旅行なのだから、どこか地方の学校だろう。みんな素朴な顔をしてかわいらしい。こんな女の子もいた。上野の蕎麦屋の名店「蓮玉庵」で臆する事無く天ざるを頼んだのだ。1500円以上する高価な一品、大したものだと感心してしまう。スパゲティー専門店では、女の子達は堂々と注文したが、男の子はメニューを見てももじもじするばかり。他にもお店を選ぶにしても、人に道を聞くのでも、女子がリーダーシップをとっている。重機の運転、政治家等など女性が活躍する時代とは言うが、男子の方を心配したくなる。(Y)
▼社会人になったばかりの人はからだ全体に<フレッシュな>雰囲気を漂わせているのでひとりでいても十分わかる。帰りの電車の中ではまだ同期で固まってやたらと笑い声をあげているのが特徴だ。うちの会社には4月に新卒で新人が入社したことは一度もないはずだけど(あ、大昔に1人いました!)、フレッシュではない私にとって新年度を実感できる楽しい出来事のうちのひとつ。(A)
▼プロ野球とJリーグが開幕し、試合結果が気になる毎日。今年は少しでも生観戦の機会を増やしたい。東京ドーム、神宮球場は社からの帰り道。味の素スタジアムも自宅から電車で15分かからない。もっと有効活用せねば。ということで、東京ヤクルトvs横浜DeNAの開幕戦を観戦に。さだまさしの国歌、海老蔵の剛速球でプレイボール。横浜ファンの知人らと行ったのだが、結果はメッタ負けで、試合後の飲み会は少々反省モード。ポンセにパチョレックにヤエガーシと過去の名選手を思い出し天井を見上げる、万年下位球団・横浜ファンの複雑な想いを垣間見た。先日は、今年を逃すともう日本で、生で観られないだろう、Dフォルラン(年齢)、柿谷曜一郎(海外)率いるC大阪戦を観に味スタに。ホーム席なので首に東京のタオルを巻いてはいるが、観たいのはそのふたり。多くがそのようで観客は4万人を超えた。(U)
▼家族が、勤めている会社からお土産「月餅」を貰ってきた。今まで店頭で見たら美味そうだったのだが、「肉まんより小さいのに400円?」といった感じで食べたことはなかった。40年目にして初めて食べたら、あんこの密集感が尋常でなく本当に重く、味も大変美味しく満足。自分は年齢的に折り返し地点だが、月餅のように割が合わなそうという理由で食べ損ねてきたものは多いのでは。人間が一生に食べられる量には限界があるし、将来美味しく食べられる身体でいられる保証はない。悔いの無いよう、今から色々チャレンジしてみよう。(M)
▼健診の時期が近づいて、ようやく健康を意識し始める始末。最近始めたのが、体重を記録するだけのアプリ(無料)で、いくつか種類があるようだったが極めてシンプルな、毎日の体重を記録するだけのタイプにした。以前から、最も有効的な手段は「体重計ダイエット」と聞いており、とにかく?見える化?して意識することで、ドカ食いや運動不足を改善、管理できるという。実際にやってみると満更でもなく、確かに増減が気になり(線グラフで表示されるため)、少し気が引き締まる気分(体が引き締まっているかは別である)。減ると嬉しいし、増えると悔しい。健診後も続けたいものだ。(S)
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