板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

qrcode.png
http://itadan.com/
モバイル版はこちら!!
バーコードリーダーで読み取り
モバイルサイトにアクセス!


有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
----------------------------
板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

----------------------------

日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

過去のブログ

 

過去の記者ブログ

過去の記者ブログ
 
6月27日付
2013-07-03
▼6月下旬には必ず沖縄に旅行する。20日前後の梅雨明け、夏休み前、価格も安い、と狙い目なのだ。1月から12月まで年間を通して遊びに行ったが、6月下旬から7月上旬が1番気に入っている。10年以上前まではメッシュバッグに重機材を入れた大きな荷物になったが、今はレンタル利用でフィンと度付きマスク、ブーツぐらい、着替えも洗濯すれば乾くのでウインドブレーカーにTシャツ等を3枚ほど。小さなボストンで十分足りる。それでも旅行が近づけば、少ない荷物を入れたり出したり。「子供みたい」と周りからは呆れられているが、これもひとつの儀式なのだ。(Y)
▼自宅のマンション前は提供公園だ。いつか道路になるかも知れない公園だけどほどほどの広さがあり、子ども以外でも利用する大人や高齢者は多い。日曜日は予定がない限り家から出たくないから、窓を開けてかすかに聞こえてくる人の声をバックに自分の部屋でうとうと昼寝するのは幸せだ。ベランダに出ると高校生くらいの男子がふらりとやってきて、ブランコに乗った。からだが空中へ投げ飛ばされそうなくらいにこいで、気が治まったのか今来た道を帰っていく。今夜は生臭い潮風が漂ってくる。子どもの頃から嗅いでいるからこの匂いは落ち着く。(A)
▼近頃、ゲートボールについて考えることが増えた。取材までの時間調整に立ち寄った公園で球転がしに興じる紳士淑女。誰が上手くて誰が下手なのかわからないが、明らかにそのゲームを支配するリーダーが存在することは観ていてひしひしと伝わってくる。今回は、紅一点のお姉さんだ。次に打つ人間に声をかけ、微妙な判定の裁量権も握っている。お兄さん方は、その判定に時々、不満を漏らすことはあるが、至って従順。他のお兄さんよりも少し歳をとって見える田中さん(仮名)は、非常に恐縮している。打順になると全力疾走。まだ新人なのだろう。経験がものを言う厳しい世界だ。そろそろ取材先に向かわなければ。(U)
▼最近、同棲をはじめた友人。仕事はWeb関連、アシスタントプロデューサーから晴れてプロデューサーに、公私ともに順風満帆で、仕事で出会った女性デザイナーと、あっという間に2人で暮らすようになった。先日は彼が出演するライブに参加、打ち上げで色々と聞いたが、どうやら分不相応のデザイナーズマンションとやらに住んでいるようだ。JR山手線の駅から徒歩数分。ブーイングなのか、ざわめきが起こった。おそらく一般的には、2人でいっしょに住むからこそ節約にもなるのだが、なんと1人分の家賃×2の物件らしい。「結婚は当分先」と言うが・・・おそらくそうなるだろう。(S)
▼もうすぐ参院選だが、選挙になると泡沫候補の公約をチェックするのが趣味。前回衆院選では、「給料は全て現金支給」「安楽死を認める」など楽しませてもらった。ほぼ確実に落選して供託金を失うのに主張するというのは、ネットの匿名意見よりはるかに純粋で尊く、「無私」とはこういうことではないかと、敬意さえ払いたくなる。「資産家の売名・宣伝行為」「悪ふざけ」などの意見もあるが、こういう選挙の争点にかすりもしない主張が、ルールを守れば出来るのは民主主義が機能している証拠。選挙後に「この公約を支持する人が、○○人もここにいるのか」など分析したりするのも楽しい。貴重な一票を入れることは100%無いが。(M)
 
6月17日付
2013-06-21
▼25?プールでお婆さん達と混じりながらタラタラ泳いでいたこの一年。それはそれで楽しかったが、果して今まで同様に泳げるだろうか、ちょっと心配だった。それでもいつものプールに入れば、50?先まで透き通ったきれいなお水に感激、低目の水温もなんのその、週2で通いだした。タイムを計る大きな時計がいくつかあり、1時間でどれぐらい泳げるか試したら2600ちょうど。昔はもう少し泳げたから、泳力は落ちている。親しいドイツ人(66歳)は1回に2000は泳ぐと言うから、運動に年は関係なさそう。ちなみにS記者の祖父は80歳過ぎてもテニスやスキーを楽しんでいるし、負けてはいられない。(Y)
▼手術して6日間入院していたが、次回診察日まで「社会復帰はだめ」と主治医から言われていたので、そのとおり家で療養していたけれど、退院後から日増しに回復するのが実感できるので、会社へも顔を出した。無職の時代を抜かしたら半月も会社を休んだことはなく、仕事の遅れの心配よりもほんとに社会復帰できるのかが不安だった。なにせ病院ではご飯を食べる他はひたすら寝ていて、家では朝起きたら8時のNHK連続ドラマ、そのままあさイチをだらだらと見続け、昼は再放送の朝ドラ、夕方は相棒の再放送とテレビ三昧。その間に昼寝と散歩する日々。<静養>して生き返った感じ。術後は痛くてつらかったけど手術は今やっておいて良かった。(A)
▼学生時代、映探(映像探訪会)に短期間在籍した。8?で映画を撮りたかったから入ったのだと思うが、退廃的なムードが漂う所だった。1年の夏休み後には、他のことが楽しくなり、足が遠のいたが、クラブ主催の鑑賞会で観た2本の映画には影響を受けた。「ゆきゆきて、神軍」と「フルメタルジャケット」。前者は原一男監督のドキュメンタリー。戦争中に部下を殺害した上官たちのもとに、殺された部下の家族とともに訪ねる、旧軍人の姿を追ったもの。言動が過激で決して気持ち良くないが、深く記憶に刻まれる。後者は、Sキューブリックの作品でベトナム戦争ものの中でも異彩を放つ。両者とも狂気と、撮影する監督の冷静さが垣間見られる。(U)
▼先日は、抜型関係の方々と呑んだ。これまで、それぞれ取材等で会っていたが、4人が一堂に会するのは初めて。全員立場が異なるため話題は幅広く、それぞれの視点から業界の現状や技術などについて意見が。事前に「グチはやめよう」と冗談半分で言っていた通り、ポジティブ・シンキング。大変勉強になりました。会場は韓国料理店だったが、ただでさえ美味くて飲み易いマッコリ(珍しいシャーベット状のマッコリも)がグイグイ進む。気付けば4時間があっという間。携帯を失くした人もいたが、楽しく、次回は夏頃を予定している。(S)
▼ジム仲間の息子が、自転車で人を撥ね一時意識不明に。死亡や高度障害など最悪の場合は、何千万という賠償責任を負い自己破産も。「何か対人賠償できるものはないか!」と加入済みの生命保険など探しまくったが、本人の被害を保障できるタイプはあっても、対人で使えるものは、息子が何らかの繋がりで強制加入していた自転車保険のみ。自分も自転車に乗るので調べてみたが、扱っているのは6社ほどしかなく、自動車以外で対人賠償出来るものは極めて少ない。CMをバンバン流し、押し売りまがいの営業もしてくる生命保険と、この差は一体何なのか。被害者になる確率と加害者になる確率は、どちらも大きな差はないと思うのだが。(M)
 
6月7日付
2013-06-13
▼得意先の新工場のお祝いに観葉植物を贈ろうと事務所近くのデパートに出掛けた。最上階と屋上の一部に売場はあったが、置いてある植物はどれも見栄えが悪く元気もない。暇そうな店員さんに「ここにあるだけですか」と尋ねれば、「名前をいって頂ければ取り寄せます」との事。さっそく「じゃー一応、カタログを見せて下さい」と言ったのだが、「カタログはありません」という。多少の名前はわかっても、専門家じゃあるまいし、大きさや葉の付き具合だって色々ある。ここは他のデパートに比べて売り上げが伸び悩んでいるらしいが、こんな対応じゃ増える訳は無い。翌日、別なお店で買い物できたが、対応は雲泥の差だった。(Y)
▼子どもの頃から自分よりも年下の子どもが苦手だった。理由はたぶん生意気だからだと思う。子ども自体も好きではなかったけれど、甥や姪が生まれてからは少し変わってきた。子どもも私も成長するから関係が変化してきて楽になることが多い。私には6つ下と5つ下のいとこがいるが、自分が子どもの頃は彼らが苦手だった。でもここ最近、身内の不幸が続き会うようになると、一挙に時空を超えてごくごく自然に話せるのが何だか不思議な気分だ。頼みごとをする時ふたりの反応は早く、すぐに「了解しました」一言だけの返信メールが来るが、ただの年下のいとこが社会人の男性になる瞬間で、おもしろい。(A)
▼少し前、話題となったA元首相の老舗Oホテルへのバー通い。最近、友人と不相応にもそのバーを数回利用した。友人は酒はやらないが、A元首相のじいさんよろしく、葉巻きをふかし、こちらはウイスキーをロックで2杯。週末でも人がまばらな所を勝手に気に入っている。手前のいかにも高そうなレストランもかなりまばら。何かが違う感じの人達が数組いることが常だ。あのレストランにとって、混んでいる状況は人気ラーメン屋と違い、必ずしもよろしいものではないのだろう。元首相にはまだ会ったことがない。多分、よろしくない輩どもには、会うことができないようになっているのだろう。(U)
▼晴天の江の島は、ものすごい混雑。目的のひとつだった生しらす丼の有名店「とびっちょ」で愕然とした。自動発券機を取ると「398番」。諦めかけた時、10時から並んでいたという見知らぬ女性が153番をくれた。それでもまだ先は長い。印刷されたQRコードからメール事前通知を登録し、とりあえず観光。だいぶ経ってからようやくメールが来て「もうすぐ呼ばれるので店の近くにいて下さい」、すぐに「お呼びしましたが不在でした。以後30分でキャンセルになります」と。ギリギリ戻れたが、そこでも待たされた。すでに諦めた人は多く、番号を呼ばれてもほとんど応答せず。便利なシステムだが、実情からかけ離れた番号だけが大量に増殖、なんだか振り回された気分だった。あのまま398番だったら・・・どうなっていたことか。(S)
 
5月27日付
2013-06-03
▼「遺産相続」。25年ほど前、小紙に勤めていた女性が40代で亡くなり、一部始終を目の当たりにした。既に鬼籍に入っていたご両親が土地持ちできょうだいもおらず、普段付き合いの無い血縁者が突然現れ裁判沙汰に。家財丸ごと売りとばされ、親しかった親戚に渡したわずかな退職金も揉め事の対象となり、ずいぶん嫌な思いをした。今、身近に遺産相続で苦労する人がいる。残された財産はたいした額ではないが、それでも子供がいない場合は面倒だ。戸籍を調べれば亡くなった伯父には会った事もない連れ子の存在が。しかも「チンピラ」と聞けばなお更ややこしい。(Y)
▼「睡眠命」の私なのにかなりの不足状態が続く。布団に入って目を閉じるともう朝だ。朝食と化粧は睡眠にまわし会社に行く前、マックへ直行した。ここは手狭な店舗だから今朝も客が外に列を作っているが、並ぶと理由がわかった。堅気に見えないサラリーマン風の男2人がだらだら注文している。呆れたことに酔い覚ましの水まで貰って飲んでいる。店員も言われるまま渡すんじゃなーい、早いとこ私の注文を聞いて。イライラしながら持ち帰りの袋を手に外へ出ればやけに清々しい天気。新緑まっさかりの不忍池で食べられたらいいけれど、時間がないから社内で飲み込んだ。(A)
▼泥酔〓電車の心地よい揺れに導かれ就寝〓終電の地での目覚め。何度か経験しているが、実数は数えていない(現実逃避)。不思議なのは、目覚めの瞬間、毎回「助かった!最寄り駅だよ!」と思うこと。本当は、はるか離れた場所なのに。K・O線は、どこも似た駅だからかもしれないが、どんな潜在意識がそう思わせるのか。素面では一度も下車したことがない、お不動さんで有名なT・F駅まで運ばれるのが最悪パターン。また、いつものS・T駅で飲んでいて、程よい時間に切り上げ乗車したにも関わらず、S・J駅で終電を迎えていることもある。その間、たった1区間。どんな旅程を経たか謎だが、何かの教訓と思い、ありがたく受け止めている。(U)
▼ゴールデンウィーク中に嬉しい便りが。小学校時代の親友に長男が誕生した。さっそく、出産祝いを贈ろうと吉祥寺に出かけ、駅中の商業施設atreで数点をセレクト。事前にネット等で調べると、Q&Aや失敗談などが多数あり参考になった。贈る時期などにも気を配る必要があるようだ。嫁の助言も参考にしつつ、とりあえず無難な、白を基調とした可愛いよだれ掛けと、お揃いのタオル、奥さんの息抜きにと紅茶セットを配送した。喜んでもらえると良いのだが。メールで何度かやり取りしただけだが、かなり忙しそう。それでも幸せいっぱいなんだろうなぁと伝わってくる。(S)
▼先日ネットを使用中、ウイルスに感染。何か操作するたびに「ウイルス削除したければ、カード番号を入れてソフトをインストールせよ」と表示され動作停止。ネット銀行や証券会社とつなぐ大事なパソコンゆえ、セキュリティソフトは常時更新していた。Winny等に手を染めたことは生涯一度もないのに、OSやJavaのアップデートを怠り脆弱部分を突かれたらしい。セーフモードを立ち上げ、怪しいファイル名を注意深く探し出し削除する作業に半日。もし間違えたら起動しなくなったり、データ消失の危険もあるため、怒りの感情と並行しながら細かい作業を強いられるストレスは尋常でない。結果無事に復旧できたが、セキュリティソフトを過信していたツケを、半日がかりで払わされた。(M)
 
5月17日付
2013-05-21
▼取材時の必需品はメモ帳とペン、インタビューでは「録音機」と「カメラ」が加わる。そんな持ち物も時代とともに大きく変わった。カメラはアナログからデジタル化し、録音はカセットテープがボイスレコーダーに。カメラの操作はそれほど変わりは無いが、ボイスは聞き取りにくく使い方もいまいち・・・。その点、カセットは多少乱暴に聞き直してもびくともしない。ある新聞でカセットは編集者向き、と紹介していたが、あながち間違いでは無いと思う。そんな訳で記者の愛用品は20年来、S社のカセットテープレコーダー。壊れても壊れても、同じ製品を買い求めていた。先日、もう1台買おうと近くの家電量販店で探したが売場に1台も無い。「生産中止になった」のだ。仕方なくボイスを買って来たが、暫くもたもたしそうで怖い。(Y)
▼東京駅の大丸で買い物を済ませ地下へ降りるとちょうど酒屋があった。そういえば冷蔵庫に今晩飲むものがなにもない。量は飲めないけど飲むと今日が終わった証になってほっとするので晩酌は欠かせなくなってきた。ビールをひと缶か、ハーフワインかで悩んで、ワインにした。店員さんに保護カバーを付けるか尋ねられたからそのままでいい、と答えるとすかさず、カップは必要かと、このあと新幹線に乗り込んだらお弁当と共にすぐにでも飲む客に見られたらしく、いらないと断るとハッとした表情をされた。場所柄ここでお酒を仕入れて車内で飲む人は多いだろうから、一連の接客なんだろうなあ。もし私がいち早くきゅっと飲みたい心境だったら、キオスクで立ち飲みする。(A)
▼テレビにリアルタイムで視聴者の意見が表示されるようになった。バラエティに限らず、ニュースや討論番組でも少なくない。ネットでは当たり前である、双方向性。テレビにもそういった手法が求められているのかもしれないが、幼稚で下世話だと、思わず嫌悪感を覚えるのは記者だけでしょうか。公共放送などは、ニュースであれを入れることで、「視聴者とともにある、フランクな姿勢」をアピールしているように見える。その実、流れる内容は、当たり前ながら短い文章で、印象を述べたもの、扇動的なものばかり。デジタル放送なんだから、少なくともあれを消せるように設定してほしい。(U)
▼とあるネットサービスで、トラブルが発生しクレームを出す。返事が来なかったので頭に来て、これまでの担当者3名全員の名前を入れてメールしたら、それぞれ退職、病気休職、子会社の社長になっていたことが判明。電話の声の感じから、3人は大体20代後半から40代前半男性と推測していたが、わずか半年間でこれだけ様変わりする様子に、IT業界の厳しさなど実感。これと段ボールを比べるのは極端だが、取材先の担当者が変わる頻度は短くても2年くらい。自分が入社して12年間同じ担当者もいる。こういう気心が知れた方々が、いつまでも好きで残っている業界であってほしい。(M)
▼空手の仲間が、稽古後に「息子を語った、おれおれ詐欺の電話が来ました」と話し、すかさず「払っちゃったの?」と館長。「途中で気付いた」らしいが、就寝した深夜0時に突然電話が鳴った。意識が朦朧としているスキをつく作戦か。「喉に悪性の腫瘍が見つかり、大至急手術しなくてはならない」と詐欺犯。「声が変なのは喉のせい」とカモフラージュする。それでも詐欺と見抜いたのは、日頃の(精神)鍛錬の賜物か?あるいは親子の深い絆か。危機一髪。一刻も早い撲滅を願う。(S)
 
5月7日付
2013-05-10
▼事務所の南側は全面窓。そこから数メートルしか離れていない銀杏の木に、カラスが毎年巣を作っていた。葉が生え揃わないうちに口ばしで枝や細いハンガーで、感心するほど上手に作る。暖かくなり葉が生い茂ると巣は隠れて見えなくなる。本能、そして自然の力の大きさを感じる。カラスのひなは口の中が真っ赤。あまり可愛くはない。直ぐに親と見分けがつかないほど成長し、ここから何羽も巣立っていった。しばらく巣作りは無かったが、今春、久し振りに枝を運び始めた。事務所のAが気づき何人かでじっと見ていたらしい。翌日からカラスは来なくなった。そりゃ見られていたら嫌だろう。(Y)
▼伯母は死んでしまった。見届けることができてほんとによかった。昨年暮れに脳梗塞で倒れ左半身麻痺になり、転院先で1日2回の大変なリハビリ、苦手な算数の勉強とがんばっていた。6人部屋で全員寝たきりなのに、名前で呼び合い、ナースコール常習犯の伯母の代わりに困っている気配を感じてはボタンを押してやり、看護婦にたしなめられつつも、互いを気遣い入院生活を送っていた。容態が急変し受け入れてくれた病院で手術したが術後もがんばり、最後まで私の言うことをわかっていた。何かを伝えたいようだったが、聞き取れず、ごめんねと謝ると首を振った。担当の看護士と主治医によると、術後リハビリのためベッドから車椅子に乗せてくれたようで、ひょっとしたらそのことを伝えたかったのかもしれない。話してくれた看護士と、緊急手術から車の見送りまですべてに関わってくれた激務の美人女医Y先生、どうもありがとう。(A)
▼会津藩主が航空自衛隊広報官、同藩姫君が離島の看護士、同藩武士が航空自衛隊パイロット、勝海舟がTVプロデューサー、八重の1人目の夫が無免許医などなど。大河ドラマと民放ドラマを同時期にかけ持ちしている俳優がかなり多いことに気付く。チョンマゲ頭の15分後に、空自の制服を着ているなんて…。俳優が少ないのか、有能な俳優だからなのか、はたまた色んな力が関わっているのか。理由はともあれ、不思議な感じがする。はじめは熱心に観ていた大河も最近はもっぱら?ながら観?。今は俄然、朝の連ドラの方にはまっている。(U)
▼最近話題の風疹。先日、風疹と麻疹(はしか)混合の予防接種を受けてきた。水面下で?広がっている?とニュースでくり返し聞く。妊婦がかかると、出産した子どもの眼や心臓に疾患を及ぼす可能性が高まるようで、実家からも(両家の母親から)勧めがあった。妊婦の夫、妊娠を希望する女性は無料(練馬区)で、妊娠中の女性は不可。今回嫁は無料、妊娠を希望する夫は1万円かかった。ワクチンは小ビンに入っており、注射器も小型、針も細く、刺された感覚もないまま一瞬で終了した。直後に気分が悪くなる場合もあるようだが、風呂や運動は当日でもOK。ただ、ワクチンの影響で2カ月間は子作りNG。もっと早く受けておいても良かったかな。(S)
▼ジムの後輩が、就活で疲労困憊な様子を見て「新卒の企業応募を有料化すべき」と思った。何社でも無料なら、限界まで多く受けその分落ちるのは当然。学生・企業・大学など関係者のコスト負担は増加。有料なら学生は業界を研究し、有名企業以外にも視野を広げ厳選し、ミスマッチも防げる。1社当たりの志望者が減れば、学歴など人数減らしの一律的な採用基準も減り、多様な観点から学生を選べる。当然だが、就活でない中途採用は無料にするなど細部は詰める。定年まで1社に勤めることを前提とした就活が、未だに残る意味が分からない。企業も学生も、就活よりやるべきことがあると思う。(M)
 
4月27日付
2013-04-30
▼「生みたての新鮮な卵を先着100名様にプレゼント。この他にも痛みのとれるお茶など多数あります」。最近、母親の住む団地のポストに投函される健康食品即売会のチラシである。足が悪い母親は行かれないが、友達がそこで高価な健康食品を買わされそうになったという。場所は団地内の集会場。20畳ほどの部屋に年寄りが集められ、最初は若い男が病気や身体の事を長々と話し、次に女が健康食品の説明を始めた。卵はあるもののくれる雰囲気は無く、帰るに帰れない、と言うよりも、帰さないよう言葉巧みに契約を迫ってきたそうだ。事務所の近くでも何かの販売で、年配者を会場へ誘っている集団がたまにいる。この男女、人を騙し続けているからなのか、みんな同じ様な顔をしている。(Y)
▼一人暮らしのおばさんは大病に倒れたが、自宅に戻ることはできそうにない。電気と水道はそのままにして、ガスは止めようとサービスセンターに電話を掛けた。「親戚のおばさんが、こういうことになって」と事情を話すと電話の向こう側、ゆったりしたテンポの包容力ある受け答えに、つい込み入った事情まで話しそうになった。最後に「姪御さんですね?では連絡先を教えてください」と姪とは名乗っていないのに親しみを込めて呼びかけられたものだから、電話を切った後、ああ親戚と言ったからかと気づいたが、今までキリキリした気持ちで自分から「姪です!」と身分を説明して来たけれど、やさしく認められたようで、いつまでも余韻に浸っていた。(A)
▼アメフットの強豪ディアーズ。今季限りでの活動停止が発表された。母体ゼネコンの業績不振が一因という。認知度アップに十分貢献し役割を果たした、との実業団らしい理由つきで20年程の歴史に幕を閉じる。今後、クラブチームとして存続するかどうかは未定だが、同社がスポンサーとなることはないとのこと。うちのマンションと、1ブロックの戸建てエリアを挟んである、広い専用グラウンド。あれはどうなってしまうのか。(U)
▼今朝はアラームが鳴らなかった。危機一髪、日々の習慣で起床。焦りながら時刻設定をしているスマホを見ると・・・無反応、真っ暗な画面。充電器を指し込むが反応なし。早速、docomoショップに乗り込む。「バッテリーを1回本体から取り外し、再び取り付けていただけますか?」とスタッフ。あっさり直った。「100%に達した後も充電を続けると?過充電?となり、安全のためバッテリー側でロックをかける場合もある」とか。ただ今回は違っていた。根本的な解決を見ぬまま、とりあえず店を後に。「充電ができないという問い合わせも増えている」ようだ。スマホの使用時間が短いことは有名だが、バッテリーにまつわる問題は多い。(S)
▼大手加工食品メーカー担当者の話。流通の依頼でPBを作っているが、宣伝自慢が頭に来るらしい。PBの主導は発注元である流通なわけだが、流通が関わって「美味しく、安くなりました!」など宣伝されると、「ならPBでないNBは、不味くて高かったのか?」と不満顔。メーカーのノウハウや、低コストへの貢献で出来たPBなのに、さも「私たちの努力で実現しました」的な顔をされて、良い気分はしない。よく漫画では、「俺の指示で成功した」と自慢する、部下の手柄を独り占めする上司が描かれるが、企業同士でも似たようなことがあるようだ。(M)
 
4月17日付
2013-04-18
▼千駄ヶ谷にある東京体育館・室内プール、通い始めて10数年になる。昭和39年の東京オリンピック水泳会場として使われたのだから相当古いが、水深2?、コースも低速・中速・高速に分けてあり泳ぎやすさは抜群だ。好きなお風呂まで付いている。今まで数えきれないほどのプールに通ったが、記者にとってはここが1番。必ず週1回は泳いでいた。ただ昨年4月からは、今年開かれる東京国体(水球会場)のため改装工事に入り使えなかった。都内や近県含めてうろうろ回ったがホームグランドに勝るところは無い。やっと工事が終わった。やっぱりここは最高だ。おかしいのはどこを工事したのか素人には全く分からない事。ロッカーは壊れたままのが多いし、男女の更衣室が入れ替わったのには戸惑いも。(Y)
▼駅のホームでフレッシュさの塊のようなふたりがしゃべっている。ひとりが「社会人になっても車内で化粧してもいいよね?」、片方「もうダメでしょ」。「じゃあ、食べるのは?」、「もっとダメだよ」。誰がどこからどう見ても新社会人の、真新しいスーツ姿で化粧されたら、幻滅だ。まだしばらくはやらない方がいいと思うけど、おにぎりや菓子パンは絶対に車内やホームやコンビニのゴミ箱の脇では食べない方がいいと思うな。なんて自分は朝からずっと食べ損ね続けているパンを、もう限界とバスのいちばん後ろの座席で気持ちをなだめながら食べてみたら開放感に包まれてすごく幸せだった。(A)
▼味の素スタジアムの小競技場で行われたリレーマラソンに参加した。1〜7名でチームを組み、3時間走り、周回を競うもので、昨今のブームにのったのか、音楽系イベント会社が主催。司会のアイドルは競技中、「頑張れ、頑張れ」と常にマイクを通して大音量で応援している(ありがたい)。BGM付で、アイドル姉ちゃんと同じ事務所の女性グループの新曲だとか(ありがたい)。おまけにセクシーウェートレスで有名な米系バーのお姉様方までもが、チアリーダーで応援している(本当にありがたい)。2名で参加したが、2名チームでは見事に2位(ちなみに2名チームは参加2組)。全体では100組ちょいで70位くらい…。(U)
▼毎週木曜日は空手の稽古。一般部は総勢20名ほどだが、会社や学校の用事で一回の練習で集まるのは10名ほど。顔ぶれを見て館長がメニューを(気分で?)決める。組手が中心でヘトヘトになる日もあれば、先日は区大会直前だったため参加者が少なく、じっくり型(演武)を練習した。空手の立ち方は、両足の踵を合わせる「結び立ち」と肩幅に開く「並行立ち」、更に足を横に広げ・腰を落とす「外(内)八字立ち」、「四股立ち」、前方に開く「前屈立ち」など。綺麗な動きに見せるため(組手においてもムダな動きが無くなる)、腰や頭を上下させず移動。長時間に及ぶと内股が攣りそうになる。中には、緊張が解けた練習後のストレッチで腰にくる人も。普段いかに運動不足か・・・痛感する。(S)
 
4月7日付
2013-04-09
▼桜の季節だけは、事務所への行き帰りに上野公園を歩いている。朝早い公園で見る桜は、人込みとは別物だ。今年は、“寒さが厳しく、急に暖かくなった”ので桜が一気に咲いた、という。中央通り側の公園入口にある3本の桜は、毎年ばらばらに咲いているが、今年は同じ週に満開だった。業界の友人が家族サービスで「△ホテルから花見をする」と話していた。その日は◎月◎日、残念ながら終わりかけのよう。普段とは違う事をするからだよ○さん。さて、上野公園の桜には開花の基準木がある。動物園入口近くにあるトーテムポール前の桜がそれである。とは言ってもあまり気にして見たことはありませんが…。(Y)
▼お昼を食べている喫茶店内に着ぐるみのパンダが入って来た。これは上野にあるデパートのキャラクターだが、突然、写真撮影大会になり私のテーブルの側に立つものだから、他の客のカメラの片隅にでも写ったらいやなのでしばし俯くことに。「じゃあそろそろお昼ですので休憩に入ります」と渋い中年の社員に誘導され通用口に向かって出て行った。そこへ顔なじみのブランドショップの店長さんとばったり出会った。カメラ片手にパンダのおっかけをしている。「かわいいよねぇ〜」(あの巨体がかわいいかあ?)と興奮しているから、もう休憩に行っちゃうみたいよと促すと、でも社員だしぃと、じゃあその右手のカメラは一体なんなんだとは思ったが、わからないよと急かした。彼女は50代中頃の年齢だけど、アイドルの追っかけでもしているかのようなハートの目をしていてかわいかった。(A)
▼DVDレコーダーが全く動かなくなって半年あまり。放っておいたが、直るものならと出張修理を呼んだら、「カタカタとHDが鳴っているので駄目です。修理したら3万以上するので、新型を購入した方が」と。まぁあればあったで便利だし、PCじゃなく、テレビで映画観たいしと新品を購入した。同じパナソニック製だが、格段に小さくなり、軽量化している。段ボールに梱包しても通勤用カバンを持っている感覚と変わらない。もちろん、機能自体も向上し価格は随分とお安く。購入側にとっては、ありがたいが、同社の困窮を考えると何とも複雑な気持ちになる。すごい技術力があるのに。(U)
▼日曜の夜、夕飯を済ませた後で、実家に電話する嫁。今シーズン、北海道はかつてない積雪に見舞われ、義父と義祖父は毎日の雪かきを余儀なくされたようだ。路面凍結や視界不良による追突、玉突き事故はニュースでも見た。石狩から札幌の大学までピアノを教えに行く義父も運転には相当注意を払ったという。中古車だが買い替えたばかり、雪にも負けず霙にも負けずハンドルを握り奮闘する姿が目に浮かぶ。米寿を控える義祖父は、テニスやスキーを現役でこなす超人だが、不安定な足場での日々のオーバーワークはさすがに堪えた。東京だって、煙霧(黄砂?)に見舞われたり、桜の開花が例年よりだいぶ早かったり、どことなく異常な感じ。御日柄や季節の話題なのに、風情どころか・・・お互い苦労話に花が咲いていた。(S)
▼昨年から中国、台湾、韓国など近隣国出身者に取材する機会が増加。話していつも思うのは、日本でのビジネスに極めて真剣で、更なる幸せを掴もうとする意欲が凄いということ。彼らの国からすれば、来日して滞在するだけで高額な費用がかかり、それをペイできる成功は義務。語学への必死さは生易しい動機ではない。先日行った牛丼屋で、「つゆだく」「大盛り●●セット、玉ねぎ抜き」などメニュー表記以外の言葉が混じるラッシュ時、日本語で完璧にこなす留学生バイトを見て改めて思ったが、もし自分なら日本語でもパニック必至。(M)
 
3月27日付
2013-04-01
▼所帯をもった長女からプレミア焼酎、長男からは純米酒が届いた。○日は56回目の誕生日だ。以前はネクタイやベルトなど身に着けるものが多かったが、父親の好物を知っているからか、とうとう酒になった(一番ありがたいです)。長男がまだ小さい時は家で酒を飲み、キープが足りずに近所の自販機にワンカップを買いに行かせた事がある。今でも一緒に飲めば、「よく行かされた」と愚痴を言う。こんな事から、酒嫌いになるかと思った長男だが、子供3人のうちこの子ひとりだけ酒を飲む。ただし、のんべぇに嫌な想い出が無くどちらかと言えば良い思いをした、長女と二男は酒が飲めない。不思議なものだ。(Y)
▼スマートフォンは携帯電話とは世界が全く違って断然楽しい。相変わらず打つ作業は遅く誤字だらけで送っているとしても。会社帰りに友人との待ち合わせ場所に早く着いたので「着いたよ!」のメールに四苦八苦していたら、目の前にゲラゲラ笑う本人が立っていた。通常のメールよりもラインを使ったメールの方が使いやすいので「スマホに替えなよ」と誘うと、老眼が始まってだいぶ経つ彼女は思い切り手を伸ばして画面を見ながら、私は今の携帯で十分、と言い張る。いつも飲食店ではメニューを読むのに苦労しているので、大げさに読み聞かせている。話もポンポン飛ぶし、ふたりともどっぷりおばさん道に入ったものだ。(A)
▼昨年亡くなった著名女性デザイナー。日本でのキャリアを全て捨てて、ひとり海外に進出、世界的な名声を得るまでになった方だ。最近知ったのだが、親戚のおばさんの長年の友人らしく、亡くなる少し前、久々に会った際、懐かしそうに「私が頑張れたのは、あなたのおじいさん(記者の曽祖父)のおかげ。渡航する前、?外国人になんて負けるなよ?と言われたのを思い出して悔しい時になにくそと思えた」と話していたそうだ(ちなみに何十年も前、しかもスパッとした性格で、その地域の大将のようだったという曽祖父は外国人ではなく、当然、『毛○』と言ったそうだが)。また、何気なしに「どうせ死ぬなら初弘法の日が良いな」とも話していたそうだが、本当にその日に逝った。(U)
▼久しぶりにCDを作っている。8年以上続けている今のバンドで、3枚目のアルバムとなる。これまで何度も解散しそうになっては自然と息を吹き返す、不思議な集まり。仕事や家庭と両立させながら、地道に続けている。およそ5年ぶりのアルバム。今回は全6曲入りで、音源に関しては昨年にすべて(ミックスおよびマスタリングも)終了、レコーディングではハードディスクがとんで、復旧したものの一時は意気消沈していたことも今は良い思い出だ。現在は表紙ジャケットや歌詞カードなどを制作中。メンバーの兄が元デザイン事務所(個人)社長で、歌詞カードやCDへの印刷まで色々とお願いしてしまった(無料で)。春のライブで販売、販売価格は300円、完全に赤字。もちろん商売が前提ではないので構わない。本当は無料でも良いのだが、配布だと持ち帰ったきり一度も聴かない・・・という過去の反省も踏まえつつの値段だ。3枚目にしてようやく、やりたかったことをすべてやり切ったつもり。聴いた人がどう感じるのか、どう評価していただけるのか、楽しみだ。(S)
<<有限会社 日刊板紙段ボール新聞社>> 〒113-0034 東京都文京区湯島4-6-11 湯島ハイタウンA-509号 TEL:03-5689-0121 FAX:03-5689-0120