板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

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12月27日付
2015-12-22
▼『食品各社、値上げの恩恵』『営業利益率5%達成へ』、日経12月4日付け15面トップ記事の見出しである。そのリードには、『値上げが食品各社の収益構造を変えている。明治ホールディングスは2016年3月期に“売上高営業利益率5%”の目標を2年前倒しで達成する見通しで、雪印メグミルクやニチレイなども軒並み採算が改善する。円安や原材料高による価格転嫁を上回る値上げの浸透で、業界の“薄利”体質が変わり、株式市場での食品株の評価が一変している』と書かれている。【原材料高による価格転嫁を上回る値上げ】なんて全く別世界の話、驚くばかりだ。現状でも大手食品関係のケース価格の厳しさは言うまでもない。納入段メーカー、この記事を読んでどう思うのだろう。(Y)
▼年々早く過ぎる1年間。今年は右往左往することばかりだった。余計な心配ばかりするのは疲れるけど、頭の片隅に常に少しだけ不安材料を置いておくと、済んでみればなーんだ、取越し苦労だった、というのはいつものことだったから、あと少しがんばろうっと。<心配事の9割は起こらない>とか<人生はニャンとかなる!>と言う本のタイトルも励みにして。それに私には不忍池の“でぶりん”と、寿司屋の顔の傾いたネコがついている。読者の皆様、どうぞよいお年をお迎えください。(A)
▼今年1番、否ここ数年で最も辛い痛み。風邪だと思い、完全になめていた日曜の午後。確かに右リンパは腫れているが、大人しく一晩睡眠をとれば大丈夫なはずだった。その晩、熱は加速度的に上昇、軽く39度を超えた。右扁桃がガンガン・ズキズキ。関節が痛み、寒気も猛烈だ。月曜午前、病院で診察、インフルエンザだと1週間パーだが未感染、安心していたら、右扁桃は更なる高みに到達。鏡で見えるは、もはや化膿した白い海。ここからは、食事はもちろん、水分も取れない。錠剤と点滴による抗生剤のみが頼り。結局、何もできない日々が3日半続いた。典型的な扁桃炎。現時点で完治はしていないがなんとか回復。今は食事を取れる喜びを感じている。来週からは良いことばかり。否、来年は良い年になる!(U)
▼今年は風邪ばかり引いていた。保育園に通いはじめた子どもからうつされたものに相違ないが。何はともあれ、大きな病もなく元気に登園し続けてくれた。ただ、これからは(すでに)インフルエンザ・ノロウイルスのシーズン。インフルは予防接種済み(子どもは1カ月空けて2回、でも間に合った)。心配なのはノロで、手洗いなど地道な対策しかない。子どもが患えば芋づる式だろうと半ば諦めていたところ、嫁がどこからか「ラクトフェリンが有効」という情報を仕入れてきた。藁にもすがりたい気持ちで、これが含まれるヨーグルトやサプリメントを飲み、家族にも勧めている。効果やいかに?(S)
▼前号に続き、企業進出などサポートしている中国人担当者の話。「爆買い」について聞くと、まだまだ海外旅行に行ける中国人は少なく、親族や友人など行けない人々の分も買うため、それで同じ炊飯器を複数買っていくという。炊飯器を例にすれば贈答品扱いなのに、外装の段ボールは地味で勿体無いとのこと。面子重視の中国人としては、高性能で製品名しか印刷していない箱より、性能で少し劣っても箱が豪華な方が好みらしい。安いだけの段ボールが、彼らの消費を掴めるとは思えない。(M)
 
12月17日付
2015-12-15
▼事務所の周辺には台東区や文京区が建てたきれいな建物がいくつかある。空き地だったところや古い体育館を壊して。こんな場所に、と思うほど瀟洒な作りである。歩いて1分ほどの台東区の施設はガラス張りで、中のトレーニング風景がよく見える。ただいくら近くても文京区に本社を構えるため、台東区側の設備は一切使えない。文京区で一番近い施設は室内プールを利用していた体育館だった。現在は取り壊され、育児や子供が利用する場所に変わった。近代的な美術館を想わせるかのような立派な建物だ。文京区から施設利用についてのアンケート調査用紙が回ってきたことがあった。受け取りに来た担当者に、『ここから文京区の施設は遠く、台東区は近いが何も使えない』と愚痴をこぼしたら、笑って『そうなんですよね』だった。(Y)
▼先月、5?のマラソン大会を無事に完走した。申し込んだのはテンションの高かった夏。走るにはいい気候になって来たのに季節の変わり目に身体にガタがきて、治って来たなと思ったら紅葉のシーズンに突入。走るよりなんだかのんびり歩きたい気分で、練習もせず本番を迎えた。ひとりじゃないから緊張感はゼロ、記録証を見ると「あ!夏に走ったのより全然速い!」と喜んでいたけど家に帰って前回のをみたらほぼ同タイム。待ち時間は寒く、走れば暑く、単調な景色に、飽きたね〜とふたりでしゃべりながらゴールしたけど、終わってみれば最高の気分転換になっている。走ってよかったなと思う。(A)
▼母親が電話で、「今年は喪中はがきが多いのよね」と。ただし、亡くなったのは、同年代(70前)の友人たちではなく、その親が大半。当然90歳オーバーは当たり前、100歳もちらほら。先日、訃報があった原節子さんと水木しげるさんも、90歳を超えていた。無論、悲しむべきことだが、家族もどこかで大往生と思っている部分もあるはず。平均寿命が最高レベルと実感できる話の一方で、老々介護があったかもしれない。祖母も90以上生きたが、晩年は認知症もあった。戦前生まれの方々の丈夫さに思いをはせるとともに、それぞれの家族で、それぞれの向かい合い方があったのだろうと思う。(U)
▼掃除中に重荷を落とし、右足の親指を直撃。内出血で悪趣味なマニキュアを塗ったような気味悪さ。自然に治るだろうと様子を見ていたら、黒い血の溜まっていた部分がやがて空洞化し、あっさり爪が剥離してしまった。真っ白いのも不気味だ。それでも放っておいたら、くっ付くどころか丸まり始めた。皮膚科を受診したところ、「丸まったのはもうダメ。下から新しいのが生えてくる」と聞き一安心。てっきり根元から生えて徐々に伸びてくると思ったら、皮膚が盛り上がるように硬くなって、そのまま爪らしくなってきた。人体の不思議。(S)
▼企業進出などサポートしている中国人担当者の話。8月の上海市場暴落について、日本では中国経済全体が収縮したように報じられたが「不動産など実態と乖離していたものが修正されただけで、生活に根付いた実需は堅調」とのことで、以前ここで書いた予想通り。現在中国政府は、大都市に入るトラックを制限するなど環境対応を迫られており、輸送を効率化し物流をスムーズに行うため、右肩上がりという段ボールなど各種包装には「後押し」的な動きがあるそう。古紙回収に欠かせないゴミ分別も浸透してきており、良い包装やシステムは、経済動向に関係なく広がっているようだ。(M)
 
12月7日付
2015-12-09
▼大手建築会社のくい打ち工事データ偽装。“どこかの国の話”だと思っていたらそうでは無かった。安全に関わる事であり、住んでいる人達にとってはまさに最悪の出来事だった。当初の記者会見では、工事会社の取締役が現場責任者をテレビで『ずぼらな性格』みたいに言い、全ての責任を一担当者に押し付けるような感じを受けた。時間が経つうちに、他の責任者も見つかり、更に他社でも同じような事をやっている、など業界全体に広がり大きな問題になってきた。この事件とは別にしても、誰にでもどこの会社でも間違いや問題は発生する。何かあった時の対応、これが難しい。政治家や芸能人の記者会見を見ていて、いつもそう思う。(Y)
▼メニューをちょっぴり良くして値段をつり上げたから、すっかり足が遠のいた○デパートの食堂。ごくたまに行けばそこにはドラマがある・・・。隣の席はおばあさんの定位置らしく、男性が会計に立った瞬間、手押し車をガラガラ鳴らせ向かいのテーブルから移動して来た。次々と挨拶にやって来る配膳係りに一握りのお菓子を渡す。食べているのは松花堂弁当とグラスビール。満タンに入った醤油さしを、出てこないとぶんぶん振り回し、私のテーブルから頂戴、と口にするなり小皿にさした。食べ終えて帰ろうとすると、あら、さみしいわあとお愛想を言う。ワンピースを着こなしアクセサリーを身に付け大変おしゃれ。どう見ても80歳は過ぎていそう。ため息が出る。(A)
▼大手エンドユーザー。来年の原紙購入価格は、現状維持で考えている。ただ一点、在庫水準の高さには注視したいし、突っ込み所とも。飲料大手など、他の指定原紙もそろそろ交渉に入るが、こちらはユーザーサイドというより原紙各社の方向性に注目が集まる。特にA社は大幅な方向転換するという声と、昨年来のスタンスを変えないとの声、どうなのだろうか。ただ、前述のユーザー、価格うんぬんはもちろん大切だが、やはり今話題の新技術のような提案を積極的に行ってくれる所がA社の良い所で、他社も見習ってほしいと。(U)
▼およそ5年前に購入した縦ドラム式洗濯機。以前、内・外扉の調子が悪く、ロックが掛からないため業者を呼んだことがあったが、その時は扉を別々にゆっくりと閉め、なおかつ軽く上げながら…と言われ、わずらわしいがずっとそのようにしていた。先日は、それでもロックが掛からず再び呼んだが、ちょうど5年保証が切れる直前。これによってグラグラしていた扉はしっかり固定され、あの苦労は何だったのかと思えるほど快適になった。同じ業者だったと思うが、この差は何だろう。(S)
▼マイナンバーが開始されたが、我が家にはまだ誰の分も来ていない。プライバシーなど様々な意見があるが、サラリーマンで税金を漏れなく取られている立場からすれば、脱税を防止し税の公平性が保てるなら基本的に歓迎。うまく運用されれば還付金や公的補助など、本人が気付き申請しないともらえないお金も、いわゆる「ひも付け」で判明し教えてくれるようになるわけだ。自分は13年前に父を亡くしたが、その際に申請すれば「埋葬料」の補助があったらしく、当時気付かず悔しい思いをした。基本的に国や自治体は、税金を取ることは漏らさず実行しても、返す方は黙殺し教えてくれない。マイナンバーがこのようなダブルスタンダードを廃し、国民の利益になるよう運用されることを望む。(M)
 
11月27日付
2015-11-27
▼血液検査で『白血球が少ないですね』、こう医者から指摘される事がある。まだ病的では無いがこれ以上減れば詳しく調べる必要がある、と言う。その次にやった検査ではスルーするが翌年にはまた同じ事を言われる。『感染しやすくなります。風邪をひきやすくないですか』と。ネットで調べてみると多くても少なくても異常である、と書かれていた。肝臓の数値などはお酒を減らすなど防衛手段はあるが、白血球を増やす食べ物もこれと言って無いような…。そんな時『バナナが良い』と耳にした。まぁ医学的根拠は無いにしても『そうか、バナナか』。ただバナナは好きで今までも人より食べていた。ネットで見れば、熟した方がいいらしい。これからは黒くなりかけのバナナを食べる事にした。ちなみにはまっているのが『バナップル』バナナでありながらほんのり甘酸っぱくお菓子みたいに美味しい。(Y)
▼今年ちょうどぴったり○○歳になったので、これで一の位が9か、8かで悩まず即答出来るようになるはず。だったが、普段は認識している年齢が急に人から尋ねられたとき思わず10歳も鯖をよんでいて、自分でもなんか違和感あるなと感じつつ、そばで聞いていた一回り上の友人に「年齢忘れすぎ」と呆れられた。ずっと昔、仕事中、救急車を呼んでもらったとき激痛のさなか隊員に名前、年齢を聞かれその時も24歳!ととっくに30を過ぎていたのに即答してしまったのを思い出す。(A)
▼『リスクとやりがいの間に』を4回にわたり連載した。港湾潜水士という身近には、そうそういないであろう職種について、特にその性質上、危険について思うところを書いてもらいたいと依頼した。段ボール工場も万全の対策を取り、危険を未然に防ぐ取り組みを行っている。ハウツーにはならないが、何か感じてもらえればと思ったからだ。ただ、校正のために、初めて原稿に目を通した時、お願いするのは簡単だが、このような危険に身を置いている人に対して、改めて文章にそれを記してほしいというのは、随分と酷だったかなぁとも感じた。上手くまとめてもらい感謝しているが、やはり日々安全に仕事をしてほしいと、友人として思う。(U)
▼沿線のニトリへ。引っ越してからおよそ1年経つが、ほぼ荷物置き場となっている部屋のカーテンを買うため。久し振りの店内は一層華やかに見えて、目的とは関係ないものまで衝動買いしてしまいそう。カーテンのコーナーは、オーダーメイドと規制サイズ(セミオーダー)などが並び自然とモチベーションも上がる。ただ、オーダーの価格はあらゆる商品の中でも群を抜いているようで、謳い文句の通り「お値段以上」なのだろうが、その一帯は足早にスルー。既製品コーナーでも十分の品揃えだ。色や柄を吟味しながら、実際にのぞき込んだりして遮光性をチェックしたり、楽しい時間だった。さて、せっかく厳選したのだから、ちゃんと見合うように部屋掃除も頑張らねば・・・なんて言っていると、もうすぐ大掃除になりそう。(S)
▼最近、「自動運転」関連の記事を見ることが多い。認知症などの事故が多発し、社会的ニーズが高まっているのだろうが、そのための補助金や各種法整備など対応の速さに驚く。以前なら「もし事故が起こったら」など、規制だけ素早いのがお役所の常。こういうリスクを取れる政治家や官僚が増えてきたのもあるだろう。今までのやり方だけで通じる分野は、どんどん減っている。(M)
 
11月17日付
2015-11-20
▼ある居酒屋さんで会計をしていると外からお客さんが入ってきた。急にそわそわし出したお姉さん、レジ打ちに集中せず「直ぐにご案内します」と、新規の方で頭がいっぱいのよう。もう出るばかりのこっちはどうでもいい扱いだった。帰るからといっても目の前の僕だって同じお客ではないか。高級路線のスーパーでは会計中にレジのおばさんが後ろに並んでいる人を気にして「お待たせして申し訳ありません」と言った。特別遅くもなにをした訳でも無いのに…、何だか悪い事でもした気持ちになる。レジなど並ぶのが普通ではないか。目の前の、今現在のお客さんを満足させられないのに、次から次へと気を移してどうするのだ。(Y)
▼今年も残すところあと2カ月。弊社は<全国段ボール・製箱・紙器企業名簿2016年版>を発刊しました。先月DMを送付したところ、<新聞は購読してないけれど、本はいつも買ってくれる>ある会社からの手書きの払込票を確認し、うれしくなりました。いつもありがとうございます。あとは事務所近くの小さな神社へ行って毎年同じお願いをして、つつがなく今年も終わりたい。(A)
▼取材先で大根、水菜、サンチュに金柑、ミントをビニル袋2袋分、たっぷり頂戴した。同社近くの農園は収穫真っ盛り。N会長が手塩にかけた無農薬野菜が多数植わっている。葉物は根切り包丁でグサグサと、大根はスポンと2本抜いてくれた。その場で食べた金柑は少し青みがあったが、甘酸っぱくしっかりした味、ミントは本当に良い香り。早速、その晩、水菜はサラダにして頂いた。瑞々しい。大根は、ブリ大根が美味そうだ。サンチュは、会長お手製の八丈島唐辛子入り辛みそを肉とあえて巻いて食べることにしようか。やっぱり新鮮な野菜は、甘味が違う。ありがとうございました。(U)
▼道場の飲み会で、「足湯」の話になった。館長が経営する均整院でも、患者にはまず足湯を勧め、血行を促進させてから施術に入るそうだ。疾患を抱えている人はお湯が濁ったり、異臭がするというから不思議だ。ふくらはぎまで(足首では不十分)しっかり浸けることが重要。肩コリか血行不良か、どちらが先だったか、もはや分からない記者にも足湯は有効だ。さっそく試そうとしたが、膝までお湯を溜めるのは面倒だし、それなら普通に入浴したい。そこで、下半身を温めるため、ユニクロのヒートテック(ももひき)を買ってみたが、なかなかの優れもの。肌触りやフィット感が良く、色も黒で目立たない。これで何とか冬を乗り切りたい。(S)
▼マンションのデータ偽装問題が騒がれている。姉歯・ヒューザーの時にもここで書いたが、不動産は消費者の品質確認が極めて難しい商品で、不正はあるものと疑って買うのが当然。家を買うのはほぼ一生に一度なのだから、高額でも外部の専門家を雇い、プロの目でチェックしてもらわない限り、契約すべきでないとさえ思う。自分は戸建て購入時に70万円でコンサルを雇い、隣家の越境(放置すると土地売買時に揉める)を謄本から発見し位置確認合意書を作成、建築時には断熱材の厚さ不足や鉄骨の配置ミスなど数々のトラブルを防いでくれた。当時コンサルに「住宅会社ってこんな適当なんですか?」と聞いたら、「ここはまだマシです」とのこと。12年前も今も変わってないようだ。(M)
 
11月7日付
2015-11-13
▼事務所近くは台東区と文京区の境界線が入り組んでいる。運転免許を取得した頃、『区界は警察所同士の競争から取り締まりが厳しい』と聞いた事があった。実際にそうなのかは分からないが、不忍池に面した交差点は変則な四叉路で、取締を頻繁に実施している。仕事帰りに見かけるだけで、1週間に2台ぐらいのペースで捕まる。昨日も2、3人のお巡りさんが立っていた。『ピピッー』と聞こえ振り向くと、1人の若い巡査が車線変更禁止区域で進路を変えた車を誘導棒で指し、手招きながら後ろ向きに走ってきた。周りの車の邪魔にならないように誘導しているが、かなりの速さだ。この取締り、車からは見えにくい場所でいやらしさを感じたが、『ピッピッピッ』と笛を吹きながらあのスピードで後ろ向きに走れるとは…。コントみたいだったが凄かった。(Y)
▼買い物帰りらしい親子。「あ、今の流れ星」、小学生の子どもが母親に言うと、ばーか今のは飛行機だよ、あんなに遅くないよと突っ込んでいた。今夜はニュースで聞いたオリオン座流星群がみられる日らしい。うちのベランダから見えるんだろうか、方角はどうか、あとで調べようと思ううち寝てしまった。でも朝、目が覚めたら流れ星の夢を見ていたようだ。3つ流れ星を発見、なぜかお願いをしてはいけないと思い、夜空に向かってありがとーと叫んでいた気がする。(A)
▼記者と同年代の巨人ファンならば、イコール原辰徳ファンであると勝手に断言する。現役時代の豪快なホームランと時に打席で溢れだす激情、何より巨人らしい選手だ。現役を引退した時は本当にショックだった。正直、監督としてはどうなのだろうと思っていたが、見事に常勝チームを作った。考えてみれば記者が小紙に入社してから7割方は巨人がリーグ優勝しているという素敵な事態。だから退任で危うく原ロスに陥りかける所だったが、さすが巨人!ちゃんと次のスターが監督になるなんて!あれだけの問題が噴出し、アンチには、バカかと言わるだろうが、やはり巨人ファンはやめられない。(U)
▼およそ半年遅れになってしまった子どもの1歳のアルバム。いわゆるWeb to Printに挑戦し、印刷会社のウェブ上でサンプルを作成、完成したらそのまま発注できフォトブックとなる。手に取った感動は予想以上に大きかったが、それまで編集に費やした膨大な時間や手間を考えればある意味当然かも知れない。写真を選ぶだけでも大変だったのに、サイズや配置、トリミングなど、デザインにこだわるとエンドレス。メッセージも同様で、何度も見直した。完成品にはとても満足しているが、唯一、画面上で分からなかった綴じ込み部分が思っていた以上に大きく、全ページが中央に寄ってしまった。今後の教訓としたい(毎年はツライかも)。(S)
▼友人の付き添いで、築50年以上の売家を見学に。案内した不動産屋いわく「全面リフォームしないと住めない」レベルのため、どうせ床を換えるなら、と土足で畳に。生まれて初めて畳に土足で上がり「何か大変なことをしているのでは」という背徳感や、靴底のバウンド感にゾクゾク。畳以外にも、日焼けした便器、カビの生えた壁、動作不明の灯油式浴槽、虫が大量発生しゴマ状に付着した流し台など発見。普段は絶対体験できない感触や見慣れぬ物体に、ワクワク感溢れる1日だった。(M)
 
10月27日付
2015-11-02
▼『Yさんは何回離婚しました?僕は2回結婚して2回とも離婚しました』、生ビールを3杯飲み日本酒に切り替えた頃、冗談だろうがいきなり聞かれた。段ボール業界に関係する会社を手伝っていた友人〇さんである。アメリカで生まれヨーロッパに渡った。英語、ドイツ語、スペイン語が堪能でもちろん記者との会話は日本語だ。御年72歳、皮のジャケットにカウボーイハットをかぶった大柄の身体は60代で通用する。40年以上前に東北大学で学び、日本の近代史などの著書もある。学生時代には『日本人と付き合い与論島へ旅行した』と笑った。仕事以外の話は久し振りで、『2番目の妻はスペイン人、今はその人との間に出来た娘と暮らしている』らしい。『ハーバードを卒業したけど定職につかない28歳、この夏はバックパックひとつでロシアを3カ月間放浪した』。しかも『長男はシングルだけど子供が2人』。みんな逞しい…。(Y)
▼不忍池にいる梅沢富美男似ノラ猫は、今年の猛暑、長雨を乗り越えた。今はあちこち皮膚病にかかりながらも元気そう。私の中での愛称は、最近「でぶりん」に変わった。きちんと餌をあげている人がいるから、ノラにしてはかなり太っている。帰りに見かけ、でぶりーんと声を掛けると、後ろから自転車でやって来た男性からは「ぶーた」と呼ばれている。植え込みでじっとしていたでぶりん、観光に来ているおばあさん達に見つけられ、みーちゃん、と安否確認されていた。おのおの愛称があるようだ。(A)
▼7、8年前だろうか、この欄で、東京ビッグサイトに行くまでの広大な『空き地』が心地よいなんて書いたのは。時期によっては月2回程通うが、ここ1、2年は、ゆりかもめ線から見る風景が見る度に変化して驚かされる。今後、近くに商業施設ができる計画があるのだろうか、何もない空き地付近に、高層マンションが再び立ち始め、計画中の看板も多く目にする。そして何といっても築地から移転する市場は、一度動き出したら、早い!早い!何かに追われているように、巨大な街が姿を表し出した。このままいけば2020年は、ドラえもんの空き地ほども残ってない街になるのか。(U)
▼初めての子どもの運動会。園庭のない保育園だから、市の総合体育館を貸し切って開催…とは聞いており何となくこじんまりとしたアットホームなイベントを想像していたが、なんとメインアリーナ全面使用!そういえば分園も複数あるんだった。人の波、熱気に包まれていた。肝心の場所取りは時すでに遅く、空いていたのは最後列のみ(ほぼ通路)。それでも互いに譲り合いながら楽しく応援できた。子どもが所属する最年少クラスは、ちょっとした障害物競走が唯一の種目。月齢によって上手く歩けない子もいるため母に手を引かれいっしょにゴールイン!紙製のメダルを誇らしげに握りしめていた。(S)
▼ホームベーカリーで黒糖パンを作って驚愕。正規の分量で黒砂糖を入れても、生地が薄茶色になる程度。ネット調べでは、市販の黒糖パンは「カラメル色素」が入っており、これを入れるとどんな食材も真っ黒に染められるという。我が家のレシピは小麦粉10に黒砂糖1の比率。まともに作ればあんな真っ黒になるはずがない。なのに市販品の包装は、黒糖の美味しさや健康をPR。実際に体験して分かることは、40過ぎても多くある。(M)
 
10月17日付
2015-10-21
▼御徒町界隈ではメインストリートになる○○通り。駅から松坂屋、湯島天神まで一直線、人通りも結構あるが、どんなお店を開いても長続きしない場所が何か所かある。出店する方はきちんと調査し自分の店ならいける、と思うから出すのだろうが、長年変わっていく流れを見ていると、『止めとけばいいのに』など余計な事を考えてしまう。この前もワンコインでランチを食べられる唐揚げ屋とモツ煮が1年持たないまま相次いで姿を消した。そこから50?離れた場所では鮨屋が開店した。ただし、前もその前のお店もお鮨屋さんだった。こんな事を考えているうちに次から次へとお店の工事が始まり開店していく。ちなみに一番早く閉店したのは〇人経営のカレー屋さん、店の前でビラ配りをしていたが数カ月で撤退した。(Y)
▼父のお墓まで車だと10分程の距離だが、バスや電車を組み合わせると案外時間がかかる。調べたら5キロほど、迷わず行ける一本道を右へ曲がって坂道を登れば着くはず。ひとりではお墓参りをしたことがなかったので歩いてみることにした。小雨は降っていたが「少しでもいいから走ってみたい」気持ちが勝り傘は持たない。坂を登りきり3本に分かれた道のどれを進めばいいかで迷い、派出所で尋ねると、見たところこの辺りに詳しくないようで「そこが○霊園かどうかはわかりませんが、○団地方面ならこの道」と教えてくれ、お気をつけて〜とにこやかに送り出してくれた。昔はお巡りさんに道を尋ねると地図帳を広げて詳しく教えてくれたような気がするが。ちょっと不思議。(A)
▼どうしても自分に甘くなるもんで、特に過去の記憶なんてものは、この歳になれば、美化しまくり。その挙句、誰の話か分からなくなるもんなのでご容赦願いたいが、学生時代、結構サッカーが上手かったと記憶が訴えてくる。そしてスピードが要求されるウイングを得意としていたことから、これだけ部員が多いサッカーでやれているのだから、確実にラグビーをやればもっと上に行ける!との勝手な妄想を抱えて思春期を過ごした。結局、ラグビーはやらず、サッカー選手にもなれなかったが、今でもライン際を駆け上がるラグビー選手を見ると、妄想モードにスイッチが入る。サクラのジャージの方が侍ブルーよりも強くなっていることに驚きながら。(U)
▼商業施設では休憩がてらキッズスペースをよく利用するが、先日訪れたマルイ内の無印良品で床や壁、遊具までオール木製の美しいスペースを発見。さすが自然な風合いをコンセプトに衣料品や雑貨などを扱っているだけあって、店内の雰囲気にマッチしている。見ているだけでも清々しい。子どもにとっても木の質感は気持ち良いようで、木目がすべて違う卵形の遊具を掴んだり転がしたり熱中して、すっかり時間を忘れている様子。やはり直に触れて、身体で感じることが大人も子どもも楽しい。電子化に異論を唱えるつもりはないが、この感覚はとても大切である。なお、ここはスペースの割に人気が高いため休日は混雑必至で、子ども同士の衝突もしばしば。それも勉強と考えれば。(S)
▼最近、レバレッジ型ETFが上場し取引量が増えている。手数料が割高な信用買いや先物を用いなくても、下げに応じて利益を得られ、自己資金以上の取引が可能。今は株価指数だけのようだが、将来はセクター別や個別株にも対応していきそうな予感。自分はまだ使ったことがないが、便利になるなら大歓迎だ。(M)
 
10月7日付
2015-10-13
▼テレビのCM、確か養命酒だったと思うが『東洋医学…、男は8の倍数、女は7の倍数に体調の変わり目が表れる』とやっている。これを観たからではないが56歳を非常に気にかけていた。親しかった業界の先輩2人がこの歳で急逝したのだ。友人Sさんも同じように56歳を気にかけていた。確か父君がこの年齢で亡くなったように記憶している。2人とも無事に通過し、『良かったね』とお酒を飲んだのは2、3年ほど前。しかし安心していたのはちょっと早かった。今年彼は大腸を患い、記者も夏ごろからあちこちと。まぁともに無事に回復、すっかり元気になった。彼の来日に合わせて飲む計画だ。(Y)
▼3番目にレジの順番が回ってくる。前に並ぶ人も1点買いでカゴを使っていないので、少し間を空けてカウンターの端っこに私の買い物を載せ、ポイントカードと千円札を用意した。すると前の女性が突然「ポイントカード貸して」。自分はカードを持っていないから私のカードにつけてあげよう、と言う意味かと思う。つい、大してつかないと思うけど、とつぶやきながら店員の目の前で手渡した。たった1ポイントの加算でも、この場合やっぱりニコッと笑ってどうも、かな。レジを終えたおばさまに会釈しお互い笑顔で別れた。(A)
▼30年程前カレーと言えば、こってりしたルーに肉とジャガイモなど入ったものを指したはず。今でも主流だが、学生の頃から、インドカレー店がちらほら出来始めた。ナンで食べるスタイルが新鮮だったが、こちらも在日インド人らが増えたからか、東京ならば、小さな駅でも、一店舗はあるし、事務所あたりもそうだが、場所によっては、中華料理屋を凌駕する所も。そして食せるインド料理も深化してきた。今のお気に入りは、インドの炊き込みご飯ビリヤニ。細長いバスマティ米に、様々なスパイスとカレーを重層し炊き込んだ複雑な味は、世界3大(混ぜ)ご飯の中でも断トツだ。ヨーグルトベースのソース、ライタを添えれば更に食は進む。(U)
▼上野松坂屋の「サザエさん展」へ。しかも開催初日。近頃はめっきり少なくなった、指折り数えて待ちに待ったイベントだから。サザエさんシンドロームなんて言葉もあるが、記者の場合、日曜のあの時間こそが数少ない憩いの時間である。というわけで意気揚々と会場に向かった。幅広い年代に支持されているはずだから人混みや長蛇の列も覚悟していたが、なんとほぼ貸切状態。磯野家の縁側に座れる記念写真スポットでは、持て余し気味のスタッフの方から「撮りましょう」と近付いてきた。その後も、そんな感じで各アトラクションを強制的に体験。実に楽しい、夢のような時間だった。(S)
▼会社近所の大型ディスカウント店で、ドルやユーロで買い物可能と知った。売上げは日本円へ交換するのか、その場合交換手数料はどうなるのか、低価格が売りの店なのにそんな手間をかけて利益が出るのかなど、会計知識ゼロなので疑問だらけ。自分は海外へ初めて行った時、手持ちの現地通貨が足りずカードも使えず「日本円でいいですか?」と尋ねたら、店主がスマホでレートを調べ日本円表示をしてくれて、それ以来常連になった。外国人にとってこういう対応は好印象なわけで、そのためのコスト増なら許容する営業戦略なのだろうか。インバウンドの盛り上がりから今後同様のサービスは増えそうだが、そうなったら自宅に眠る外貨を損せず使うチャンスだ。(M)
 
9月27日付
2015-10-05
▼コラム段談は段ボール産業に関する事、記者ブログには仕事以外の事も書いている。9月にブログで続けて病気の話を載せたところ、お見舞いメールや電話を頂いた。中には病院の紹介まで、本当にありがたい。本人、至って元気です。もっとも急性前立腺炎では『何かしたんじゃないの』や『若い女医さんからマッサージなんて、羨ましい』(マッサージではありません)と散々からかわれ、親しい先輩である〇さんからは『山ちゃんはいいよな。趣味や病気を書いて稼げるから』と弄られている。さて業界は、ボックスや中小段メーカー中心に量で物足りなさがあるものの、凪状態。もう少し浮上したいところであるが、量との兼ね合いがあるだけになかなか前に進めない。(Y)
▼夏の終わりに初めてマラソン大会に出場した。ゴールして参加賞のTシャツを貰い荷物置き場に行くと、荷物を入れたポリ袋が見当たらない。中身はお知らせのハガキ、参加者の名簿、走る前に飲み終えて空っぽの水筒だけだから別にいいけれど、ハガキには会場までの電車の時刻やメモ書き、宛名と名簿を照らし合わせたら、私のおおよその年齢がわかってしまう、そこまでしないか。水筒はそろそろ新しいのが欲しかったのでこれを機に色違いを、と即購入。だが数日後、事務局から「届けられたので着払いで送る」とメールが。まあいいや、2本使いましょう。(A)
▼2路線乗り継ぎ通勤している。乗換駅は工事中で動線が悪く、当初は何だか面倒だと思っていたが、それは毎日のこと。すぐに無意識でも乗換えホームにたどり着くようになった。そんなある日、妙に多くの警備員が配置されていると思ったら、工程が新たな段階に入ったのか、従来とはエスカレータの上下が逆になり、階段も逆通行になっている。そうなると途端に、足がもつれるような感覚に陥った。記者はほんの1カ月弱だが、他の人はもっと長い間、行き来しているはずで、その日はエスカレータを逆走しそうになる人、階段の降り口がわからず、右往左往する人が続出していた。ただ、これもまた慣れてしまうのだ。悲しいかな警備員の言うとおりにしているうちになんとなく。慣れとは便利だが、厄介だ。(U)
▼自分で自分が嫌になる、自己嫌悪、不甲斐なさ、そんな瞬間は誰しもあるだろうが、同じ過ちを繰り返した時は、特に強く感じる。記者は昔から無類の唐揚げ好きだが、そのくせ食べるのが下手…なのか、がっついて同じ場所(上歯茎の裏あたり)を火傷する。口内はデリケートだから、カリッと揚がった衣ほど刃物の如く鋭利で危険だ。そして食後、すっかり忘れて水膨れになった患部を歯ブラシで引っ掻き、自分でも心配になるくらいの流血。もはやダブルでガッカリすることが定番となっている。この頃は年齢のせいか、胃もたれも加わりトリプル。それでも、また食べてしまうのが悲しいサガ。(S)
▼先日の中国株、主に上海市場の急落については結果論だが、暴落すると思っていた(だけで実は何もしていない)。6月の経済ニュースで、市民が証券取引所にたむろする場面を見たが、その中に「この株は上がる」と力説する中年男性。どっかで見たと思ったら、昔の出張でレース場付近に取ったホテルから見た予想屋。周囲に散らばるゴミなど場末感もそのままで、「これは異常だ」と感じた次第。だが、株価が半分になっても食べる量は半減しない。段ボールなど生活に根差した産業は経済が失速しても、長い目で見れば着実に伸びるだろう。(M)
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