板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

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10月27日付
2016-11-02

▼10月上旬の西伊豆。冷えた足を温めようと上半身脱いだウエットスーツ姿で海辺の足湯に浸かっていた。突然、「遠くから見ると裸で入っているみたいだ」と親しげに声を掛けられ、70過ぎの男性ふたりが隣に座った。海岸に何人もいる釣り人かと思ったら、写真を趣味とする人達だった。真冬の八甲田山や知床半島、ベストショットを狙うには場所取りが何より肝心で、マイナス10度以下でも午前4時頃から待つという。山の中では熊や日本かもしかに遭遇し、恐ろしかったこと。六本木での個展、選りすぐりの富士山だけを100枚CDに納め販売していること等など、色々と話してくれた。撮影旅行は車で寝泊まりが基本でその車も改造、全国津々浦々まで奥さんと行動を共にし、「70近いばあさんが20キロ近い機材を担いで付いてくる」と、褒めている。やっぱり、支えてくれる人がいるから趣味にも没頭できるのだし、気持ちの持ち方次第で実年齢とは大きく違ってくる。「これから田子で夕日を撮るんだ」と立ち去ったが、ハッピーな人達には夕日も違って見えるのかもしれない。(Y)
▼長柄の料金別納スタンプ、毎月請求書にペタペタついていたが、かれこれ20年以上使っているからだいぶヘタっている。汚いかなぁとは思いつつ新しく買おうとは考えたことがなく、押し方を工夫したりしてやり過ごしていたがついに買い替えることにした。当たりまえだが新しいゴム印はきれい。古い方は紙に包んでお疲れさまとゴミ袋に横たえた。上部には日本橋郵便局の文字があったけど、20年以上前、事務所移転で利用できなくなるから社長がカッターで削り取った、と言ういきさつは覚えている。お互いよく働いた。(A)
▼涼しいを飛び越し、一気に寒さ感じるこの頃。温泉に行きたい。温泉と言えば、やはりホロホロ鳥。アフリカ出身だからか寒さに弱く、東北の国内唯一という専門農場では、温泉をひき、床暖房で飼育している。うらやましい。良質の脂肪で、低コレステロール。ここ何年か、毎年冬に丸ごと一匹頂戴する。油っぽくなく、とはいえパサつかず、しっかりした味。丸焼きで食し、残ればサンドウィッチにはさみ、鳥ガラを出汁にスープ。休日のブランチ、ああッ!優雅!今年のクリスマスパーティー、七面鳥ではなく、ホロホロはいかが。(U)
▼齢67歳の母親が再び働き始めた。数年前に長年勤めた会社を定年退職し「少し休んだら、また何かしたい」と言っていたが有言実行。今回は、どこで見つけたのか…年金関係で1カ月限定のアルバイトだ。朝から夕方まで、久しぶりのデスクワークに少し疲れ気味だが、頭と体を動かし、色々な人と接することが楽しそう。退職後は体重も増えたから、通勤の階段上り下りなども良い運動になっている。いつまでも元気で、長生きしてもらいたい。(S)
▼段ボールセミナーの取材で飛行機に乗る。離陸前のアナウンスで、世界中で爆発の不具合が発生しているモバイル機器について、持込みを禁止するとの内容。ハッキリ聞こえなかったが、刃物などに適用する預け荷物でもダメらしく、そうなるとほぼ火薬扱い。近年の家電は電池の小型化や大容量化が進み、事故の際には、ひと昔前の爆薬レベルの破壊力があるという。改めて思ったが、そういうモノを皆が携帯しているのは、冷静に考えると凄い時代だ。(M)

 
10月17日付
2016-10-21
▼〝一夜城〟。関東で一夜城と言えば、豊臣秀吉が北条攻めの時に作った神奈川県西部・石垣山のお城だ。東海道線で小田原からひと駅先の早川から歩ける距離にある。駅を出て新幹線高架下をくぐると急な坂道が始まる。ミカン畑を左右に眺めながら太閤農道を40分ほど、前傾姿勢でないと登れない。城跡公園には当時の石垣なども一部残されており歴史を感じる。本丸跡からは眼下に小田原城や現在の街並み、相模湾が一望できた。帰りは目当ての小田原漁港、刺身をつまみに飲みたさ一心、足を踏ん張りながら降りたが、下りもきつかった。さて次の日、午前中プールで泳いだまではいいが、夕方からひざ下、足の付け根まで両足ともにひどい筋肉痛になった。あの程度歩いただけで…、痛みは3日経ってようやくとれた。(Y)
▼夏が終わって(もうとっくに10月だけど)まだ肌寒くもない今、着るものがない。夏は良かった、今年はスカート3着も作ってもらってはいていた。夏は身軽でいい。また作ってもらおうかなあ。それとも同じ服で(予備は用意して)仕事してみるか。ある人が実験で毎日同じパターンの服装をしていたが、誰も気づかなかったと言うのを読んだことがある。案外そんなものなのかもしれない。不潔じゃなければいいのかも。そう考えるとちょっと気持ちが楽になって来た。(A)
▼『TOKYO PACK2016』。需要の堅調さと将来性を背景に、多くのメーカーが力を入れている、と改めて思わされる充実した内容だった。「同じ青果物用に、段ボールが何種類あるんだ」との政治家の言葉が最近話題になった。もちろん、文脈が違うので、ある面、妥当な指摘なのかもしれないが、汎用性を前提としながら、少しでも良いものをと、各社開発にしのぎを削っているからこそ、段ボールも紙器もどんどん進化している。次回は2018年。個人的な希望を言うならば、大手段メーカーTなど、開発力、技術力が高い他のメーカーも出展してくれれば面白いのになぁと思う。(U)
▼酷い腰痛などが重なり、1カ月近く道場から足が遠ざかっていたが(決して試合の敗戦ショックではなく)、ようやく参加でき良い汗を流した。館長も心配してくれていたようで、稽古の後、正座させられ背骨を触診するや急に腰椎、胸椎を押され、ゴキ!ゴキキ!と皆が聞こえるくらいの大きな音が。さらに顔を左右にねじられ頸椎も整えてもらった。すると体が軽い軽い。どれだけ歪んでいたのか…と実感。視力まで良くなった気がする。館長の均整院には芸能人も多く通い、予約は半年以上待ち状態らしいが、その腕前は本物。思いがけず体験した。(S)
▼とある印刷紙器メーカーA社取締役の話。顧客がライバルB社の見積書を持参してきたので、「見積書をダシにして値下げ要求か?」と身構えたら、「B社の方が格段に安いが、従来通り頼む」と言い、目の前で破りゴミ箱に捨てて帰ったという。ひねくれた見方をすれば、A社にプレッシャーをかけに来たのかもしれないが、「少なくとも、現在の取引に満足していることが分かって嬉しかった」とのこと。「価格が全てじゃない」と考えてくれる顧客がどれだけ大事か。安売りだけでは絶対に出来ない関係だ。(M)
 
10月7日付
2016-10-12
▼団地育ち、結婚してマンション購入、その後も買い換えているとはいえマンション暮らしは変わらない。そんな自分に土地問題が持ち上がるなど想像すらしていなかった。先日、佐賀のA市役所から一通の通知が届いた。一度も立ち寄った事も無いA市、最近流行のふるさと納税のお誘いかと封を切れば『空き家調査への協力』とあり、読めば、50年も昔に亡くなり、しかも面識がない父方の祖父の家について。解体手続きや管理、『空き家問題と所有者の法的リスク』等くどくど書かれていた。父親も16年前に鬼籍に入っており遺産分割協議も済ませている。役所に電話すれば『名義が祖父のまま』であり、関係者全員に通知したと言う。微々たる固定資産税の場合は催促もしないらしく50年間ほったらかし、空き家に関する条例が変わった今、発覚したようだ。ちなみにこの件を相談した〇先生には『価値があるか見に行かなくては』と言われたが、やんわりお断りした。(Y)
▼病名のつく腰痛と、外反母趾が痛い。健康、スポーツ雑誌で歩き方特集をしている広告を見つけると、つい本屋で立ち読みしてしまう。最近は<○○歩き>とスマホで検索するだけでほぼ同じであろうものが出るので、先にそっちを読んでから本屋で確認する。見つけた歩き方を試してみたが、ほかの所が痛くなってきた。元に戻そう。整形の先生に言われた「対処法は100通りもあってどれがあなたに合うかわからない」は本当だ。どツボにはまる前にいったん考えることを止めにしよう。(A)
▼『ダンボール』と聞いたら、無意識に反応できるよう日々鍛錬している。だからその名が付いた東京・西荻窪の居酒屋に向かったのも自然なことだった。ただ、行って気づいたが、ダンの字が弾だ。「メニューが段ボール製だから、少しは意識しているのかな」なんて思いつつ、家族と山梨の話をしていたら店長が「僕も元々、山梨です!就職は○○市の○○って会社です!!」と一気にまくし立ててきた。記者はすかさず「その会社、段ボール会社もやっていますよね」と返す。「良くご存じで」という声にかぶせて「僕、段ボールにすごく興味がありますから!」と言い放った。結局、命名に段ボールは関係なかった。(U)
▼サザエさん生誕70年記念「よりぬき長谷川町子展」を見てきた。地元開催(板橋区立美術館)だから家族総出で。母は小学生の頃、家で祖母といっしょに漫画サザエさんの表紙を付ける内職をしていたこともあって、とても懐かしそうで感慨深げだった。最後にグッズコーナーで同展の図録と、70周年記念として一人物のストーリーだけを集めた別冊「波平さん」を購入。平成の世でも変わらない、家庭や職場でのあるあるネタが微笑ましい。父親の哀愁がよく分かる歳になったと苦笑する一方で、それを明るく元気に笑い飛ばすエネルギーももらった。(S)
▼お向いの家猫が慣れてきた。仔猫の頃は会った瞬間逃げていたのが数年経って落ち着き、こちらを凝視するように。「尻尾を振ったら機嫌が悪い」など生態を調べ、機嫌の良い時だけ接触。逃げたら絶対にそれ以上追わない。飼い主に旅行土産をおすそ分けした時は、談笑している姿を見せ、友好的な存在をアピール。今は腹を撫でさせてくれたり、我が家の狭い庭に入り穴掘りや虫捕りに興じている。日々の積み重ねが実った達成感がある、今日この頃。(M)
 
9月27日付
2016-10-03
▼出勤時の上野野外音楽堂周辺、俯き加減でスマホを見ている人がたくさんいる。中には地べたに座って操作するサラリーマンも。いつもはすっきりしている場所だけに違和感がある。昼の不忍池弁天堂にしてもそう。大勢の人がスマホを眺め手を動かし向かってくる。流行りの『ポケモンgo』だ。やくみつる氏の「心の底から侮蔑します」発言を筆頭に賛否両論あるが、人寄せ効果は絶大。観光地としては上手に活用したいところだ。ただし、贔屓にしているお店が雑誌等で紹介され騒がしくなったらどうだろうか。自分なら暫く行くのを止めてしまう。良し悪し色々ありそうだが、流行り廃りはあっという間でもある。今日もすれ違いざまにおばさんが『捕まえた』と声を上げた。いつまで続くこの騒ぎ。(Y)
▼エレベーターを待っていたらうちと同じで上階に事務所がある人とバッタリ会った。久しぶりだねと話し掛けると、明日でマンションを引き払うと言う。「家賃が払えなくて」、他県にある工場に移るらしい。顔は知っていたけれど、話したことはなく、5年前の震災をきっかけにおしゃべりするようになった彼女。次の日、手土産を持って挨拶に行ったが残念ながら会えず、後日、お礼に来てくれた。時間が出来たら会おうねとアドレスを交換。同年代で、同じく事務職、身近な存在に思えたから身につまされたが、案外サバサバしていて少し安心した。(A)
▼うちの車(ナビ)は非常に賢いのでエンジンをかけると、聞きもしないのに、まずは「今日は○月○日、○○記念日です」と教えてくれる。もっと知りたいこと、聞いてみたいこと、教えてほしいことはたくさんあるんだよ。毎日が記念日とは良く言ったもので、記念日でない日はない今日この頃。でも最近知った毎月22日「ショートケーキの日」は、その発想が気に入った。おそらく多くの人が、その由来を知っていると思うけれど、少しはいるだろう(いてほしい)知らない人のためにこのブログを。(U)
▼起き上がれないほどの酷い腰痛。体の芯に響く鈍い激痛。初めての経験で、青天の霹靂…悪夢だった。すぐに病院に行き(まともに歩けず一苦労)レントゲンを撮ってもらったが原因は分からない。強いて言えば一週間前の試合や、相変わらず保育園の送迎時に歩いてくれない愚息を抱っこしたり…いくつか思い当たる節はある。おそらくすべて関係している。別の接骨院では「クーラーで冷やし過ぎるのも腰に良くない」とか。痛み出してからのストレッチは逆効果。飲酒や風呂も悪化の原因らしい。ようやくコルセットが外れ、当たり前の幸せを噛み締めている。(S)
▼特定企業の事業や会計について不安を煽るレポートを発表し、株価を下落させ「空売り」で儲けるファンドが市場で話題になっている。レポートが極めて挑発的なせいか、各種報道では批判的な論調が多いようだが、好意的なレポートや記事を発表し「○○は買い!」的なプッシュをしてきた証券会社、機関投資家、金融媒体などいくらでもあるわけで、単に売り買いを逆にしただけのような気が。彼らの狙いは結局、投資家を煽って株価を動かし儲けること。ネットが普及して情報発信が容易となった現代、こういうやり口は更に増えるのかも。(M)
 
9月17日付
2016-09-23
▼『鳥取砂丘』、子供の頃から映像でしか見た事が無く、小さな砂漠が頭にあった。一度は行ってみよう、と鳥取県へ。着いた駐車場には大きなお土産屋さんとレストラン、そこからリフトに乗り、降りるとたくさんの長靴が用意されていた。少し歩いた先にはクリーム色のきれいな砂浜が広がっていたが、砂漠とは程遠い景色だった。海辺までの幅や起伏はあるが、海岸線の長さは圧倒的に千葉県の九十九里、石川県の千里浜。『わぁ』『凄い』と歓声をあげて自撮りする人、素足で駆け回る女性も。ここは素直に感激すべきなのだろうが、感性が貧弱でどうしても思えなかった。しかも雨が降り、風も強い。『もう少し風が強いとリフトが止まる。良かったですね』と言われたが、頭の中には、鳥取砂丘=長靴、このイメージが出来上がっている。(Y)
▼お昼を食べて不忍池を散歩していると、ニコニコしながら池をのぞいている外国人観光客がいる。視線の先を追うと数匹浮かんでいる亀をみているのだった。早朝には外国人観光客が、ほほえみを浮かべて前を向き、大きなスーツケースを引いていたのを見た。爆買いも楽しそうだけど、個人でただ幸せそうに散策している観光客も確実に増えてきたなと感じる。それにしても不忍池はポケモンGOでやってくる人がすごい。通勤電車なみ。みんな普段なにをしているんだろう。うつむきながら大量に押し寄せてくるのがこわい。ゲームもいいけど、せっかく眺めのいい場所に来たのだから周りの景色を見てみては。(A)
▼高円寺の阿波踊り。2日間で90万人近い人が訪れる。本家・徳島には敵わないが、よくもまあ、こんな細い道ばかりの街でやろうと思ったもんだと感心する。近所の商店街の道幅なんて5㍍あるかないか。そこを連が進み、見物客がごった返すのだから、ご苦労なことだ。近隣住民のほとんどは、家でおとなしく嵐が過ぎるのを待っているのだろう。現に同日開催の自宅マンション総会では、「1年にたった2日の辛抱だから」との会話が交わされていた。幼少の折、本家で踊った身としては、気になりつつも家でジッとしていたが、窓を開ければ心地よい囃子の音。ついつい部屋着のまま踊りながら、裸足で家を飛び出した。(U)
▼クレジットカードが使えずヒヤッとした。しかも、よりによって大型ショッピングモールに着いてから判明、すっかり購買意欲が萎えた。「細かいキズでも読み取れなくなりますから…」と言われたが、頭の中はずっとモヤモヤ。後日カード会社から、残高不足で引き落とせなかったと一報が。夏服を新調したり予想以上の出費だったせいか。普段、スーパーマーケットやネット通販など多くの場面で当たり前のように使用している。改めて便利さと怖さを実感。気を引き締め、財布の紐もきつく締めねば。(S)
▼8月15日、靖国神社に参拝。昨年12月、ロシア・ハバロフスク旅行の際に、妻の祖母の兄がシベリア抑留で亡くなっていたことを知り、死亡地が偶然にもハバロフスク。同地の日本人墓地を拝んだことで、「遠縁だが、遺族なので行ってみよう」と思い、友人達と早朝7時待ち合わせ。友人の言う通り、待ち時間はほぼ無く、マスコミや各種団体が少なく静かで子供連れも多数。参拝を終え、神社の売店で飲んだコーヒー甘酒は、酒が飲めない甘党として大変美味。足腰が弱って参拝できない義祖母が生きているうちは、出来る限り代わりに行ってあげたいと思う次第。(M)
 
9月7日付
2016-09-12
▼オリンピック見たさに夜遅くまでテレビにかじりついていた。今回も数多くの感動、名場面があった。男子体操・内村航平選手(以下、敬称略)の大逆転、男子陸上100㍍リレー、女子レスリング躍進の中でも光った伊調馨の四連覇、メダルを量産した柔道に水泳、いつの間にか強くなっていたバトミントン・卓球、重量挙げ三宅の『やったぁ~』も微笑ましい。頭に焼き付いたのは一歩届かなかった吉田沙保里の涙、涙、涙。ウクライナのベルニャエフのインタビュー受け答えもスポーツ史に残る名言だ。僅差で金だった内村への意地悪な質問に対し『判定は正しい。無駄な質問だ』と答え『航平は伝説の人物』と評価した。“男らしさ”“潔さ”どんな言葉でも表せないほど格好いい。東京ではベルニャエフ選手を応援したい。(Y)
▼秋の気配を感じたのは8月21日。太平洋に3つの台風があり関東にやってくる前日の夕方、海を見渡す公園の芝生の上でヨガをしていた時だった。帰りゴミ箱に捨てられるから、新聞紙を芝生に敷いてヨガを教わっていた。終わった後はなんとなくおしゃべりし、少し寒くもなってきて、そろそろ時間だから帰ろうかと立ち上がって空を見上げたら、秋だった。けれども日中は暑い。まだまだ夏モードで十分いける。しんみりしないであと1日残っている夏休みを満喫しなきゃ。(A)
▼自由に選べるようになり、車のナンバーを気にすることが増えた。自身は執着がないので指定することなく「語呂が極端に悪くなければ」とのスタンスだが、運転中などは結構な暇つぶしになる。大ファンの人気ロックデュオのメンバー名をあてた番号に良く出くわすが、「そこまでしなくても」とこちらが恥かしくなる。武道館のコンサートの帰りに館内の駐車場から出て来る車が軒並み同番号で思わず凍り付いたことも。そういえば、先週、中央道の甲府あたりで、前方を同県・某段メーカーのトラックが走っていた。ナンバーは『1185』。すごく良いと思う。(U)
▼最後に訪れたのは学生時代…ミスチルのライブだったか、久々のさいたまスーパーアリーナ。待ちに待った「おかあさんといっしょ」コンサートを観て来た。これまでずっとテレビで見ていただけの世界が眼前に広がり、華やかなパフォーマンスに親の方が楽しんでいたかも。子どもは会場が暗転するとと同時に号泣(友人の披露宴や水族館でも)、それでも途中退場せず最後まで見ることができて良かった。どうやら良くも悪くも大人よりも慣れるのが早いみたいだ。それにしても人生初ライブがスーパーアリーナとは贅沢な!(S)
▼約10年ぶりに、派手な食当たりをした。超激安の鳥レバーを、消費期限間近で更に半額の100g15円で購入し、大量の血合いを手作業で一つずつ除き苦労して作ったレバニラ炒めが大当たり。家族は真夜中3時間近く下痢と嘔吐でトイレに滞在、その後3日間寝込む。自分は下痢で、1日に最高9回トイレに。以前ここで書いたが、休まずに済んだのは「腐っているか迷ったら、とりあえず食べて、胃腸に耐性をつけ味覚の判断力も鍛える」習慣のおかげと勝手に判断。ただ、それだけ自負していて、ヤバさを判別できずしっかり当たったことは、極めて恥しい。(M)
 
8月27日付
2016-09-02
▼梅雨が明け東京でも30℃を超える日が続いている。7月後半が涼しかったので、夏の太陽が待ち遠しかったが、頭からジリジリ照りつけると、そんな考えはどこかへ行ってしまう。今日は酷暑日、30℃と35℃では身体の感じ方が違う。一瞬、目の前にある不忍池に飛び込みたい、と思うが、大きな鯉が口をパクパク開けて餌をねだっているのを見ると、気持ち悪いし池の水も緑色だ。蓮池では水蓮がピンク色の大きな蕾をつけている。花は早朝に咲き昼には萎んでしまうので、朝はカメラを構えた人がたくさんいる。ちなみに蓮の種は栄養が豊富で美味しいらしい。ここの種は大きく立派だ。手が届きそうで取れない所にあるが、今年こそ食べてみたい。(Y)
▼パソコンで管理しているスケジュール帳を見たら去年の今頃、上野公園で初の5キロマラソン大会に参加した、とメモが残してある。今年も7月平日の早朝に開催されたが、すっかり<大会で走る>気分は失せていて申し込まなかった。ジョギング仲間から応援したのか聞かれ、そういうのも有りだったかも、と今頃になって思う。出勤前で十分間に合ったのに。治らない腰痛で弱腰にはなってきたけれど、思い出に浸りながら試しに2周してみようかなあ、無理だったら歩けばいいわけだし。(A)
▼プレイボールは18時だが、うだるような暑さの中、15時開門直後に自由席は満席。せっかく広島まで行くのだから、もっと良い席と思っていたが、何カ月も前の発売時に即完売。ただ、「MAZDA ZoomZoomスタジアム」は素晴らしい球場だった。天然芝の緑は美しく爽快。客席は砂被りや、リラックスシートに宴会ボックス、バーベキュー席とバラエティに富み、誰もが楽しめる。球場内を一周できる外周も幅が広く、たくさんのフードショップが並ぶ。試合前に酔っぱらう勢いだ。建物自体は華美ではなく、質実剛健で余分なコストをかけず、工夫によって良い空間としている所が広島らしい。今のように強い時期ばかりではないだろうが、前席のお祖母さんと孫の楽しそうな表情を見ていると、時間が経つほど愛される場所となるはず。来年も行こう。(U)
▼子どもが病気を患うたびに、不本意ながらどんどん詳しくなってゆく。先日は、どうも咳がずっと続いていると気になり小児科に連れて行くと、ヘルパンギーナという聞きなれない病名を告げられた。喉の奥に水泡ができる夏風邪の一種らしい。すぐに薬で治るが、友人の家族と水族館に出掛ける予定も大事を取ってキャンセル。あちらはあちらで、4月から保育園に入ったばかりで風邪を繰り返し、微熱が続いた揚句、中耳炎に。ただでさえ暑くしんどいのだから、無理しないで良かった。(S)
▼5月に行ったドバイ・アブダビ旅行での話。家族への土産に、中東女性のストール「ペシュミナ」を買う。布市場で1枚500dh(1ディルハム=約円)と言われ、出ようとしたら肩を掴まれ、電卓で300dhの表示。それでも高いので出ようとしたら、また肩を掴まれ「買える価格を言え」と電卓を渡され、「3枚買うから、1枚dh!」とダメ元の価格を打ったら、買えてしまい驚愕。ガイドブックには「布市場は交渉必須」と書いていたが、ここまで下がると、本当の定価や品質が気になり逆に不安。だが、初めての商習慣に触れ楽しかった。(M)
 
8月17日付
2016-08-23
▼夏と言えばお祭り。『阿波踊り』や『ねぶた』は全国区だが、沖縄にも『エイサー』がある。お盆の時期に披露される伝統芸能で、琉球フェスティバル等でもよく観かける。旗を振り太鼓を打ち鳴らし地謡(じうて~)が三線を早引き唄うが、派手な衣装と相まって踊りは迫力満点、三線の手にも惚れ惚れする。このエイサーが7月30日、新宿駅一帯で開かれた。ダイビングショップのブログを見ていたところ、ガイドの〇さんが国頭村の村おこし『やんばる三村協議会』で参加すると書かれており、会場で会う事にした。27チームが参加したイベントだけあり飲食店も数多く出店、新宿西・東口ともに大混雑だ。テントを探して再会、お互い歳を重ね『そろそろビーチからはきつい』だったが、来年あたりは一緒に潜ろうか。ちなみに今年の沖縄マンゴーは『凄く美味しい』と言う。(Y)
▼母親の実家のお葬式で親戚に会うと開口一番「お母さんにそっくり」。電話の声などは本人と間違われるほど似ているようだが、顔は長いこと父親似だと思っていた。でもどうやら「染めた方がいい」らしく、白髪が似ているのだった。4年前にも姉家族に散々言われ軽くショックを受け数カ月くらい染めた時期があったけど、とうとうここまで言われた。思わぬ集中攻撃に、じゃあこの際染めるよ!と思ったけどやっぱりやらない。(A)
▼湯島駅に着き、出社するまでの30分弱の時間を過ごすにもってこいだったファーストフード店が先月末をもって閉店した。不忍の池が見える眺めの良いロケーションで、リラックスできる空間だった。さて、今後どうしたものか。チェーン店系のコーヒーショップも近くにあるが、如何せんこの時間帯は混み混みで、今朝も席を確保できなかった。もう近くに適当な所がないので、軽い朝難民状態である。ちなみに野菜たっぷりサンドイッチの同ファーストフード、大手飲料系から海外本部直接統括に変更になった途端、都内に限っても軒並み閉店している。そんなに不人気だとも思えないんだけど。(U)
▼5月に行ったドバイ・アブダビ旅行での話。コンビニで地元メニューの弁当を買おうとしたら、店員が「ちょっと待って!」的なサインを出し、絨毯を敷きイスラム教の礼拝を開始。店内に2人しかいない中、「万引きしないか、試されているのかなー?」など思いつつ、大人しく弁当を持ったまま待つ姿は中々シュール。礼拝を終え店員が「microwave?」と聞いてきて、「yes!」と答え温めてもらい飲食コーナーで食す。店員が「おまえ理解あるな」的に話しかけてきたため、つたない英語で世間話。店番をおいて礼拝できる感覚、かなり衝撃的だった。(M)
▼地元の祭りで、人混みを掻き分け炎天下を泳ぐように屋台を転々とハシゴした。まだ幼児食だった昨年に比べ、ようやくほぼ大人と同じものが食べられるようになったから、つられて冷えたビールを片手に親の食欲も進んだ。かき氷、焼きそば、たこ焼き、さらにパエリア、ケバブ、トッポギなど後半は少々カオスだった。屋台村を出てからはアンプを積んだ自衛隊の装甲車が先導するYOSAKOIソーランの演舞、花火などを満喫。これだけ食べて飲んで、体重がむしろ減っていたのは多汗と散々歩き回ったおかげか。もっと食べておいても良かったのかな~、なんて。(S)
 
8月7日付
2016-08-09
▼血液検査でコレステロールにチェックマークが付く。善玉も悪玉もともにたくさんいる。どちらかと言えば痩せ形、肉より魚が好き、多少は運動もしているのにどうして、と思うのだがこれも加齢か、それとも酒か。(甲状腺を内放射で焼き潰してから高くなった気がしないでもないのだが…)。かかり付けの医者は「とうに薬を飲むレベル」と嫌味を言うが、持病の薬以外は増やしたくない。そこで試してみようと使い始めたのが亜麻仁油、えごま油。朝、納豆に刻んだ紫蘇の葉やみょうがとともにかけて食べている。多少値段は高いがさらりとした油で結構美味しい。この程度で良くなるとも思えないが、効果のほどは半年後の検査でわかる。結果はいかに。(Y)
▼座布団がなんかかゆいので母に言うと、新しく作ってくれた。好みの柄ですんごくかわいい。こんなスカートがあればなあとつぶやくと、色違いの生地を出して来た。丈は友だちが何度か縫ってくれるスカートと同じ(私にベストな長さらしい)にしてもらう。家ではくと思ったと言われたが、すてきに仕上がってさっそく会社に着て行った。家には生地や昔の洋服などがクリアケースに山ほどあって、これは母親の領域だから口は出すまいと思っているが、こんな出会いがあるなんて。もう文句はあまり言わないことにしないと。(A)
▼土曜早朝、出勤仕度する家族に向かって「こんな危険なものはない!」「何かあってからでは遅いんだ!」等々、文句を垂れながら見送った直後、ダウンロード。その2分後には1匹目を捕獲した。何が世界中の若者を夢中にさせるのか、どこが危険なのか。やはり自分でやってみないと分からないもの。AR(拡張現実)と正確な地図とGPS。新しく且つ性能が向上した機能が上手く活用され、非現実性(アニメ)と身体性(散歩)がバランス良く刺激される。おまけに企業販促ツールにも化ける。すごいもんだ。でも来春あたり、「何、お前まだポケモン集めてんの?」って声が聞こえてくる気が。(U)
▼久々の吉祥寺。2年前に引っ越し遠ざかってからは別段行くこともなかったが、上野動物園に続き、井の頭・自然文化園で動物を見せるために。朝のニュースを見て「そういえば世間はもう夏休みか」と気付き、急きょ計画した。上野ほどバラエティーに富んではいなかったが、その分園全体がコンパクトにまとまっており、動物が間近で見られるし、遊園地が隣接している。今年5月に69歳で亡くなった象のはな子が見られなかったのは残念だったが、特別展示では開園当時の入場券に印刷されたはな子、足形や飼育記録など貴重な資料が見られた。こっちを先に訪れるべきだったかな。(S)
▼5月にアラブ首長国連邦のドバイとアブダビへ。一度、世界最高の展望台(148階)に上ってみたかったこと、友人のイベントを見るなどタイミングが合ったことが理由。周囲に話すと、皆「高かった?」的な反応だが、1人往復で47000円(機内食6食付)、ホテル3泊2万円(朝食バイキング付)で、国内旅行より安いくらい。とはいえ、出入国が深夜や早朝で空港野宿、直行便が使えず乗り換えで8時間待ち、その逆に45分で空港内をダッシュなど、様々な不便を強いられるチケットゆえ。だがそれを、アイデアや体力で乗り越え、日本では味わえないものを味わうことに妙な達成感がある。まだ若いうちに、行ける限り行きたいもの。(M)
 
7月27日付
2016-08-01
▼事務所のマンションはペットが飼育できる。だから廊下やエレベーターで大小様々な犬と遭遇する。ある住人は黒い中型犬を3匹連れている。エレベーターで一緒になれば『はぁはぁ、ぐふぐふ』せわしない。上層階のお洒落なお婆さんはまっ白な小型犬を抱いている。年齢からなのか散歩でも全く歩こうとせず、エレベーターから出ようとしない。ちょっと前にはお漏らしをしたこともあった。先日会ったら記者の顔を見ながらじゃれついて来る。『可愛いって言って欲しいのよ』と言うので、頭を撫でれば尻尾を勢いよく振る。『元気になりましたね』と聞けば、瓜二つの2代目だった。(Y)
▼たまったテレビ録画のリストを消去しているとまだ見ていなかった認知症がテーマの番組を見つけた。再生すると、一挙に暗くなった。数年前から用足しに場所を移動すると「何しに来たんだっけ」が多くなっているのは、軽度認知症のテストでは良くない結果だった。直近では料理をしていて、しゃがんで玉ねぎを取ろうとした瞬間、「なんでしゃがんだんだっけ」・・・。やっぱりやばいのかなあ。料理もイチローよろしくルーティンなので(意味は違うけど)、ちょっと変えないとだめかなあ。と落ち込むのはやめて、<キャラが変わった>と言うことにしよう。(A)
▼最近、何より嬉しかったのがサッカー欧州選手権でのポルトガル初優勝。記者のポルトガル狂いを知る友人や親戚から、「祝・優勝!!」のラインメールを早朝、複数もらったので、自分のことのように「どうも応援ありがとう」と返信しておいた。テクニックに優れた選手が揃い、華麗な中盤の組み立てをベースとした攻撃が伝統。フットレ、ルイ・コスタ、フィーゴなど、世界的名選手を幾人も輩出してきた。旧主国出身のアフリカ系も国民的英雄だったエウゼビオを皮切りに多数が活躍している。ただ、どうも勝ちきれなかった。何とも憂いの国らしいが、今回は世界No1選手CR7を中心に、旧主国出身者の若手、そして見逃せないのは、同国から仕事を求めてフランスやドイツに移住した世代の子供らが融合したチームが栄光を手中に収めた点だ。(U)
▼人気ロールプレイング・ゲーム「ドラゴンクエスト」が今年、30周年を迎えた。これに併せてミュージアムなど色々なイベントが行われているが、なぜか日本酒も限定発売された。主人公のトレードマークである剣や鎧をイメージした青く美しい光沢をまとったパッケージに収められ、30周年の紋章が刻まれた枡もセットで、何となく厳かな気分に浸れる。限定品に弱い記者は、閉口する妻を横目に予約受付初日に注文。これを餌に友人達を家に呼ぼうと企んだが、いまだに予定が合わず(興味なし?)。味わえるのは一体いつの日か…。(S)
▼今回記事にした、東段工セミナー・中田教授の発表は面白く、「衰えに自覚を持ってほしい」という点には強く同意。自分は今年43歳、格闘技ジムで体力差が格段にある若者と週2~3日はスパーリングをする。技術差で稀に一本取れるので、「若いですね」など言われるが、ちょっと普段と違う動作をすると、「これは本当に自分の身体なのか?」というくらい手足はもつれ、一瞬で息が上がり動けず、その瞬間は本当に43歳相応。普段慣れていることばかりでは、衰えはなかなか実感できない。強制的に慣れない動作をし、自分の衰えを認識しておくのは、日常生活でも安全のため有効な気が。(M)
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