板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

過去のブログ

 

過去の記者ブログ

過去の記者ブログ
 
2月7日付
2017-02-07
▼『今日の夜は確実に雨が降ります』、と朝の天気予報でやっていた。夜の予定は麻雀だ。ビニール傘を用意し、お店で間違わないよう柄に印を付けた。それを玄関に忘れてしまった。駅まで歩いていると雨が降り出しそう。しょうがなくコンビニで買う事にした。レジで折り畳み傘を出すと20代前半の女性から『雨、降ってきましたか』と声を掛けられた。機械的に処理される事を予想していただけに、一瞬戸惑い『まだ、でも今日は絶対降りますよね』と応えた。するとニコニコしながら、『ですね、テレビでもそう言っていました』と言う。素晴らしい、こんなやり取りで一日幸せな気分になれる。普段コンビニは利用しないけれど買うならここで、と決めた。(Y)
▼デパートに店舗はあるが欲しい商品はネット販売のみの化粧品メーカーP。チューブ入り10センチ程の物をひとつ注文したところ、普段より若干小さ目に思える段ボール箱(ノートパソコンくらいのサイズ)に入って送られて来た。メール便用封筒とか、大きさに合わせた箱を各種揃えるのはコストアップや配送業者の分散になったりするのだろうか。それとも封筒にポンだとブランドイメージが崩れてしまうのか。いつも通りこんもり空気の入ったビニール製緩衝材を指で刺し空気を抜きながら、過剰包装=イメージダウンにつながってしまうのではと心配になる。(A)
▼電車移動の楽しみのひとつが駅弁。百貨店などの駅弁フェアは毎回、大盛況のようだし、最近は有名料理人監修のものも。折角だから!との気持ちをうまく捉えている。ただ、その味以上に、それを食べた旅行の思い出や、まだ見ぬ場所への憧憬が、駅弁の魅力をひきたてると言えば、少々おセンチ(死語)だろうか。記者なら、祖父の好きだった岡山「祭りずし」と、幼少の頃に良く食べた「峠の釜めし」か。ただし、今では電車と言えば最優先が「酒、酒、酒~」になってしまった。そうなると、駅弁も少量のおかずが細かく小分けされて詰まったものが、肴になって断然良い。(U)
▼昨年のクリスマスに妻からプレゼントしてもらったばかりのセーターに親指大の穴が開いていた。左の鎖骨あたりで視界外だから、つい見落としていた。気付かず着ていたら妻が発見。気まずい空気になった。原因は…後日解ったが、クリーニングに出したら付いてくるプラスチックハンガー。たまたま掛けた時だろう、両端に肩紐をかける返しがあり、そこに刺繍部分の糸が引っ掛かって、徐々にほつれたようだ。衣服用の糊を使って穴を埋める修繕方法もあるようだが、微妙な大きさ…縫うと目立つし、業者は高い。今も放置したままになっている。(S)
▼年始に家族と台湾・高雄旅行。年始の飛行機は高額なイメージがあるが、大晦日や元旦の出発、3・4日の帰国ラッシュを避ければそれほど高くなく、この時期ガラガラの中華圏なら、2人3泊朝食バイキング付き9000円の格安ホテルに泊まれた。高雄の名所「龍虎塔」は急角度の螺旋階段のみ。最上階7階まで上がったが、観光で歩き回った足には結構きつく、足腰が弱い年配の観光客はゼロ。柵は腰より低く、立ちくらみや携帯を落とすなどでバランスを崩し転落したら、命の保証はない。年齢を重ねると楽しめなくなるものを、一つでも多く体験するため色々出かけているが、体力のあるうちに上れて良かった。(M)
 
1月27日付
2017-02-01
▼新田茂夫氏が1月12日逝去、葬儀が19日に東光寺(さいたま市)で執り行われた。本州ダンボール工業取締役、福野段ボール工業アドバイザーなど段ボール業界で活躍、その後も包装産業に大きな功績を残している。昨年11月、『修ちゃんに聞けば分かると思って』『また(舎人会に)顔出すから皆によろしく』と久し振りに電話を頂いた。数年前に足を怪我され外出を控えていたが、年齢よりずっと若く張りのある声だった。元日に年賀状が届いた矢先の訃報、享年90歳。記者がこの新聞に入社した昭和54年秋に本州製紙系の段メーカー10社が合併し本州ダンボール工業が発足、活躍の場を広げた。福島事業部長時代には福島、仙台で幾度となくご馳走になった。歌が好きで銀座や湯島、浦和でカラオケを楽しんだ。関連産業とも深く関わり頼りにされる存在だった。昭和50年後半に発足した勉強会“舎人会”では幅広い知識から貼合について指導し、夜遅くまで語り合った。昭和58年、研修旅行で長野・善光寺から新潟県柏崎まで一緒に回った。平成19年にはこのメンバーで月岡温泉(写真左から福野段ボール工業・池高さん、新田さん、アイキ工業・秋山会長、記者)へ遊びに行ったが、どこでも話題の中心は新田さんだった。もう少し色々と教わりたかった。ご冥福をお祈りします。(Y)
▼ジョギング仲間と新年会。4人揃って向上心もなく、まじめに走るタイプではないけれど始めてもうすぐ1年。先生に教わったフォームも崩れ<おしゃべりできるくらいの速度で楽しく>だけを忠実に守っている。一番年長の○さんの「横浜マラソンの10キロに出ようよ!」の掛け声に、頭の中がピッと反応。昨年リレーマラソンでノルマの10キロを走るべく、自主練し過ぎて腰を痛めて以来、大会とは疎遠状態。静かに過ごして来たけど、やっぱり出てみたい。走れるうちに走っておかなきゃ。(A)
▼前厄にあたるので、厄払いに。大々的に宣伝している所ではなく、地元神社でお願いしたので、松の内であったが、日曜昼は記者だけ。感じの良い神主さんがお払いの仕方とともに、その意味を丁寧に教えてくれた。とかく「神道」といえば、様々な解釈が介入する余地があるが、土着の自然、風習、文化と同義であると捉えれば、特別なことではなく、日本にいれば、何らかの形で生活に染みこんでいるものと思う。厄年も、当たり前と日頃、疎かにしがちなことを意識してみる機会と捉え、過ごせれば。(U)
▼友人を家に招き、新年会。唯一正月らしかったのはお雑煮を振る舞ったこと。翌日、やっぱりお餅が大量に余った。せっかくなので料理アプリ片手に色々試してみたが、きな粉餅にはメイプルシロップを垂らしても美味しい。チーズとの相性も抜群で、さらに細かく刻んだカクテキをトッピングした(見た目はピザっぽい…)のが記者的にはベストだった。満喫した分、体重が気になるが。(S)
▼昨年12月、15年12月に旅行したロシア・ハバロフスクの風景をTVで多く見た。同地と中国の国境にあるウスリー島が、北方領土返還のモデルになるのではと取り上げられてのもの。凍結したアムール川などが写り、-20℃近い場所に「よく行けたな」と懐かしむ。極寒の映像を見て、本場の熱々のボルシチを再び食べたくなった。(M)
 
1月17日付
2017-01-23
▼『熊出没、注意』の看板で滝への散策を中止した、とここで書いたが、先日は目の前から突然、猪が表れた。場所は小田原駅にほど近い国道1号、車はもちろん人通りもある中で。一瞬、犬か何かわからなかったが、前の道路は車が激しく行き交い、行き場を失っている。しかももう一頭、大きな奴が横のお寺から飛び出して来た。思わず後退りし、近くにあった洗濯屋さんに飛び込もうとした矢先、車が止まって住宅街へ走り去った。初めて野生の猪に遭遇したが、短く細い尻尾がくるくる回り愛嬌もあった。2日後NHKのニュースで、小田原城で雄の猪を駆除したとやっていた。あの時の1頭だろうか、かわいそうに…。(Y)
▼去年は特に大きな事件もなく無事に過ごせた1年だった。一昨年は年明けから大事件勃発で年間通して色々あったがその反動で穏やかに過ごせたのだろうか。捨てる前にお気に入りの小さなカレンダーを1月から見てみるとブラックな時あり、体調不良の時あり、元気な時ありとじわじわ思い出して来た。よし、今年も1年がんばるぞ。不忍池のゆりかもめも<エイエイオー>と鳴いていたし。1年が良い年でありますように。(A)
▼少し前までは、老舗店の饅頭くらいしかなかった香川の土産だが、最近は随分と充実してきた。元々名物ではあったが、讃岐うどんにオリーブ、骨付き鶏、和三盆を使った菓子などなど多種多様で面白い。外国人観光客の誘致を図っていることも一因だろうが、3年に1度の瀬戸内芸術祭の成功も大きいように思う。パッケージデザイン含めて商品コンセプトがユニーク且つ魅力的になり、同種の商品でも選び甲斐があるようになった。時代を反映し土産でも個装が増えているが、ただの平凡な包みなら、ボリュームがないゆえ、少し物足りない感じもするだろうに、上手くデザインすることで、もらった人が楽しくなる工夫も多い。やはり包装は重要だ。(U)
▼とある製版メーカー社長の話。ここ数年の設備投資状況を聞くと、段メーカーやボックスの活発さと比較して、至って例年通りだったという。顧客の印刷機はかなりの割合で高速化し、対応する印版は版胴の強い遠心力によってブレないようにするなど、気を使う事項は増え労力も増えているのに、印版代は上がらなかったらしい。印刷機の速度が違っても、製版工程に明確な違いはほとんど無いため、いかんともしがたいが気持ちは分かる。だが、世界最高速レベルのFFGがこれだけ普及し、高い生産性を実現出来ているのは、製版メーカーの技術力も大きいはずという意見には同意。製版各社は自信を持って、製版コストに見合った価格で販売してほしい。(M)
▼昨年末に行われた道場の納会。毎年この恒例行事で年の瀬、一年の終わりを実感する。審査会の結果発表や館長のデモンストレーション(試割り)、その後の宴会で各自が一発芸を披露するのも毎年の光景だ。知らん顔していたが、記者は準備不足で何もできず。出番を待つ緊張感が希薄だったから…ついつい飲み過ぎてしまった。相変わらず流行に疎いため、ここで初めて知ることがもはや慣習(せめてもの救い)で、今回は「ピコ太郎」と「恋ダンス」。何となく名前くらいは一応知っていたが、ちゃんと聴くのは初めて。曲も振り付けもおもしろい!と感心したけれど、すでにブーム終了?(S)
 
1月7日付
2017-01-13
▼年末になるとカレンダーが届く。センス良くシンプルで実用的なものから、きれい、可愛い等などあり、中にはどうしても欲しい逸品まで。全部ありがたく使わせて頂いている。お年寄りは貰える機会が少なく、母親のご近所数件に回していたが、どこからも大変喜ばれた。ある製紙会社からは配るのに困るほど大量に送って来た事もあったが、数年前から1部も届かなくなった。この差は何だろう。今も記者お気に入りのカレンダーが配達された。20年来の愛用品だ。今回は中に何か挟まっている。開けば丸められた手帳だった。これも昔から使っていたものだが、丸く癖が付いている。頂いて申し訳ないが、やっぱりピシッとしている方が良いのでは…。(Y)
▼久々におからの煮物でも作ろうかとスーパーで買ったがいまいち食べたくない。袋の裏側にいつもハンバーグの作り方が書いてあり、読んだら簡単に出来そうなので初挑戦した。あっさりしていておいしく、2日連続で作り、これで数少ないレパートリーが1つ増えたと喜んでいた。おかず一巡、再登場させようと、合挽何グラムだったか裏を見ると、何とレシピが変わっている!棚に並んでいる商品全てレシピが違う。帰り道、どう作ったか思い出そうとしたが断片しか浮かばず、ネットで検索、一発でヒット。メモに書いてお助け箱にしまった。(A)
▼母にかかってきた詐欺電話。「○(デパート)と△(通販)と×(某県支援機構)から、個人情報が漏れている。我々が削除しておきます」と。覚えはないと言ったが、二度目の電話で、「二つは処理できたが、×は会員になっているので補充人員を確保しなければならない。我々が見つけるので、あなたは機構に連絡し脱会を」と言う。既に疑い半分以上だが、かけると脱会にあたり個人番号を伝えるからメモしてほしいという。その直後、補充人員と名乗る男から、「代りに会員になるから、個人番号を引き継ぐ」と言うので教えると、機構から「なぜ教えた。犯罪だ」とかかってきたという。その後は金の要求になるのだろうが、警察に相談し事なきを得た。ネットで調べると同様のケースが報告されていた。不安に付け入るひどい犯罪だ。(U)
▼エコプロ2016で、注目のVR(バーチャルリアリティー)を初体験。専用のゴーグルとイヤホンを装着し、いざ仮想現実の世界へ。舞台は地球温暖化によって気候が変わった渋谷の街、豪雨でスクランブル交差点は沈み、轟く雷鳴。見上げれば暗黒の天から降り注ぐ大粒の雨、足元を浸してゆく濁流もリアル。温暖化の恐ろしさに戦慄した。中にはVR酔いする人もいるようだ。ものの15分だったが、確かにそれくらい引き込まれた。(S)
▼不動産事業をやっている友人に聞いた話。3ヶ月ほど前に融資の面談で日本政策金融公庫に行くと、「イギリスEU離脱に伴う相談」「三菱自動車燃費不正事件に伴う相談」など貼り紙が。世間を賑わせたニュースで業績悪化が心配される企業向けらしいが、とにかく細かくニュースをチェックしていることに感心したという。同公庫はどちらかというと、いわゆる「つなぎ融資」でなく、新規事業など創業支援の色が強いイメージだったが、ラックにあったチラシには教育ローンなど家庭向けも。このウェルカムな姿勢は、マイナス金利の影響か、それとも元々こうだったのか。自分も将来、住宅ローンとかお世話になるかも。(M)
 
12月27日付
2016-12-22
▼通っている三線教室は他と違い〇〇ミュージックスクールの中にある。だから様々な楽器はもちろんクラッシックからジャズまで多くの人が習っている。小さな防音室(教室)がいくつもあり、個人レッスンを受ける。先日、『クリスマスコンサート』が一番大きな教室で開かれた。午前中から講師陣などが音響設備をセット、公演は3時間だったが三線の出番は10分ほど、生徒数に比例して時間が割り当てられる。先生から『Yさん、出ましょうよ。ここでは一番上手(生徒数5人)』と半ば強引に誘われた。三線は生徒の入れ替わりが激しく、あまり参加していなかったのだ。最初は嫌々だったが人前での演奏や、教室メンバーでの沖縄料理屋打ち上げは、全員が沖縄好きなだけに盛り上がり、つい泡盛に手が伸びた。(Y)
▼来年のカレンダーが来始めると、1年分の新聞を保存するファイルを作る(故Mさんからの引き継ぎ)。数年前までは元スポンサーさんから大量の立派なカレンダーと手帳が送られてきてそれを毎年使っていた。重宝していたのに何でか来なくなってしまい、かき集めて何とか作って来た。去年、<うちの余っている分布図で作ればいい>ことに気付き、やってみたら新聞の付録だから切ることなく折るだけでぴったり。今年はあっという間に仕上がった。今までの悪戦苦闘はなんだったんだ。(A)
▼今年もよくネット通販を利用した1年だった。ほぼ毎週回収場所に出していた段ボール箱、家に溜めておいたなら、6畳間半分以上は、埋もれていたことだろう。電気用品や家具などは重量があることから、ダブルにステープル。(日系も含め)輸入品が多いからだろうが、段ボールの質も明らかに違う。衣料品などは袋の場合も多いが、段ボールの時は、色数は少ないながら、時として美しいデザインに感心することも。そして今年最もインパクトが強かったのが、写真の箱。普段は素気ない箱が多いアマゾンだが、キャンペーン用のこれは色数も多く、リアルに箱の破れも再現している。宣伝効果も抜群だっただろう。伸長する通販向け。来年も機能、デザインで面白いものが出て来るはずだ。(U)
▼今年も色々あった。個人的には腰痛や突発性難聴を初体験、経年変化(老化)を強く感じた一年だった。唯一の救いは子どもの成長か。風邪などを患い難くなり、丈夫になった印象だ。その分、感情や自我が発達しだいぶ生意気になってきた。とりあえず「イヤ!」、できもしないのに「自分でやる!」。頼もしいが、疲れている時はその繰り返しが堪える。難聴はストレス性と診断されたが、こういう様々なことが影響しているに相違ない。この冬こそ、久し振りのスキーや温泉でリフレッシュしたいものだ。(S)
▼今年の趣味を振り返ると、家庭の都合で海外に一度しか行けなかったのが残念。5月に行ったドバイ・アブダビは格安航空券で往復約47000円だったが、これを書いている現在、原油価格が急上昇しており、忌まわしき燃油サーチャージが付くのも時間の問題。そうなると、下手な国内より安い海外旅行は難しくなる。その防衛策として、原油安の頃に原油ETF銘柄を積み立てており、サーチャージが付くぐらいの原油高になったら、利益が出ているであろう銘柄を利益確定し旅費に充てるという試みを継続中。気休め程度だが、上手くいくといいな。(M)
 
12月17日付
2016-12-15
▼熊に襲われたニュースが頻繁にテレビで放送される。飲食店倉庫内の冷蔵庫を荒らし回る監視カメラの映像を見ると、小柄なツキノワグマでも恐ろしい。東京西部でも住宅街に何匹も出没した、と言う。住所は親しい〇さんの近くだ。高速道路に現れた熊もいる。先日は紅葉狩りで北関東山間部へ出掛けたが、目的地の摩耶の滝への途中(ほんの入り口)には写真のような真新しい看板が立てられていた。歩いていると吸い付く山ヒルの方が気持ち悪く嫌だったが、本当に出るらしく、周りの意見を聞いて止めにした。熊にしても開発で居場所が無くなったのか、天候不順で餌が少ないのか。駆除された話はやっぱりかわいそう。(Y)
▼母とふたりで演歌のコンサート第2弾。<抽選に外れたお客様の中から特別価格で>狙い通り、格安席を2枚購入。歌手は遅くにデビューしたF。歌がうまいのはテレビで知っていたけれど、合間の話が上手くて動きもコミカル、遠くの席からもよくわかる。客層は前回観た別の演歌歌手3人よりも年齢ぐっと高め、誰かが喉が渇いたと言えば公演中にもかかわらず友人の為にお茶を買いに行き、トイレには自由に立ち、トークの時間なのに自分たちがおしゃべりし、客席に降りて歌手が練り歩けば、バルコニー席から身を乗り出して下を覗くから係員が飛んでくる。危ないったらない。マイペースが長生きの秘訣と見た。(A)
▼新幹線指定席予約は通常、乗車日1カ月前の10時から。普段意識しないが、年末年始は違う。今回、帰省ラッシュのピークは3日。よって翌日分発売の12月4日(日)はたいしたことはないと思っていたが、違った。最寄りJR9時半。既に並んでいる。7番目。焦る!!この駅の窓口は端末1台。しかし、駅同士のプライドもあるはず。職員も臨戦態勢だ。事前に予約カードを記入。10時前、1人目は打ち込み済みで、確定ボタンを押すだけの状態。10時ジャストで配券した。操作は2人体制、配券時には次の人の予約入力が終わっている。自動予約・発券機の受付開始は、微妙なタイムラグで10時10分。7番目だとそちらの方が早いかもと思っていたが、そんなことはなかった。10時4分には無事終了。プロの仕事を見た。(U)
▼妻が肺炎でダウン。当初、「寝ていれば治る、無理に薬で熱を下げない」という本人の持論だが高熱が続き、治るどころか悪化。流行中のインフルエンザも懸念されたが検査は陰性、レントゲンを撮ると右肺の下部に白い影が。そうと分かれば家族にうつさぬようマスクの着用を徹底…だが、すでに手遅れの可能性も。早期対応がいかに重要か痛感させられた。それにもう少し遅ければ入院だった。後日、取材中その話になったら「うちも…」。忙しい年の瀬、皆様もどうぞお気をつけ下さい。(S)
▼JRとは違うが、コンビニの発券マシンでも時間前に行列が出来ることがある。某コンビニの端末は、ライブなど入手困難なイベントチケットの予約を10時ジャストに行なうらしく、9時半頃からマシンをキープしている光景に遭遇。自分は商品引換券の発行だけなので、交渉し一時的に代わってもらったが、他の人だったら諦めて他社コンビニに行くのが大半では。このネット時代、公平で利用者に迷惑をかけないシステムなど、いくらでも構築できるだろうに。30分キープを当然と考えるファン心理、前時代的システム、どちらも何とかしてほしいもの。(M)
 
12月7日付
2016-12-07
▼観光バスに乗った。高校の修学旅行以来だから何年振りになるのだろうか。前の席には40代後半の女性が一人座っていた。眼鏡をかけた化粧っ気の無い大柄な人だった。途中、休憩やトイレタイムでバスから降りるがこの日はあいにくの雨。みんな折りたたみ傘をさしていた。女性はバスへ戻って直ぐに雨で濡れた眼鏡を拭き始めた。普通なら眼鏡ふきやティシュだが、自分の指。それからも幾度となく器用に親指と人差し指で眼鏡を拭く。指の油でかえって見にくくならないのか不思議で、緑豊かな景色よりこっちが気になった。しかも通路を挟んだ隣の夫婦(40前半)は食パンに裂きイカを食べている。こっちはこっちで臭いが気になって…。(Y)
▼急須の注ぎ口の先っぽについているビニール、あれはつけっぱなしにしておくものだとずっと思っていた。と言うか、あのビニールは注ぎ口の一部なのだと信じていた。先日、夕刊を読んでいたら、先端を保護するものだから購入後、すぐ外すものと書いてあり、翌朝、会社の急須に何年もついたままのビニールをすぐに外した。おお、汚れている。これでお客さんにお茶を出していたのか。まだまだ知らないことが沢山出てきそう。(A)
▼芸能人の自宅となれば、どんな豪邸かとなるが、某人気お笑いコンビの家は、ネットで検索しても普通に住所が出てくる年季の入った「○○荘」。本人もテレビで何度もネタにしているくらいだから、問題ないのだろう。自宅から徒歩5分くらいなので、昨日、散歩がてらに行ってみた。確かにボロ…いやいやヴィンテージ感が半端ない。テレビで観ない日はない超売れっ子、想像も付かない額を稼いでいるはずで、こっそり他に豪華な家を借りているんじゃないかと疑りたくもなるが、倹約家という。今でも本当に住んでいるのだろうか。今度ピンポンしてみるか。(U)
▼手軽さから、つい寄ってしまう「銀だこ」の立ち飲み。先日は取材の帰り、2軒目としてハイボール片手にアツアツのたこ焼きを頬張った。夜9時過ぎ、狭い店内には見えているだけで30人以上がひしめき合っている。唯一空いていた角に通されたが、不条理なくらい狭い。でも不思議と心地良い。隣や後ろの客と肩が触れ合うも多生の縁。客同士が近過ぎて会話はほぼ筒抜け。仕事の愚痴、恋愛トーク、病気自慢、あらゆるチャンネルが炭酸の如く弾ける琥珀色のカオスな世界。不可抗力で聞こえるからしょうがない…そうやって客同士が勝手に打ち解けるのも早いかも知れない。ほらまた、なんか危ない話も…。(S)
▼昨年、大学から7年住んでいた家賃27000円のアパート付近を通り掛り、結婚報告など兼ね挨拶。もう80歳くらいの大家さんは14年振りなのに覚えていて、会った瞬間号泣される。住んでいた部屋は築50年ほどなので修繕はされていたが、鍵がネジ式の窓、ベニヤ板に近いドアなどそのまま。帰りには当時そのままに、庭のみかんや柿を大量に持たせてくれた。帰りに妻は「よく住んでたね」と驚いていたが、建物はアレでも大家さんに恵まれて安かったから。ただ、夜中2時にギターを弾く新聞配達員、毎日同じ曲「だけ」を爆音でかけ続ける学生など、おかしい人は多かったような。(M)
 
11月27日付
2016-11-30
▼『まさか』は起こる。福島原発のメルトダウン、海外でも英国のEU離脱にトランプ米国大統領、大勢が無いと思っていた事が現実になるのが世の中だ。Aさんの○○もそう。仕事はもちろんテニスに山登り、何でも人一倍一生懸命で元気いっぱいの人、『自分がまさか…』だった。その友人Bさんも同じ。鮨屋でばったりあった時には何でも無かったが、翌週まさかの○○が発覚した。そう歳も違わない先輩達に起こった出来事。本人は『運命』とは言うが、親しい友達の1人として早期の全快しか考えていない。『山ちゃん、〇〇でも元気と書いてよ』と先日言われた。ここで書く事ぐらいいくらでも。早くあちこち旅行に行きましょう。(Y)
▼3年ぶりに<紙器・段ボール業界関連企業名簿2017年版>を10月下旬に発刊しました。今回は印刷所のゲラが1発OKでうれしい限り。いつもの神社にお願いし、売り上げもトントン拍子と行きたいところ。本名簿は、関連26業種を、会社名、住所、電話番号にまとめたもので、今回4版目のまだ歴史の浅い名簿ですが、ぜひ貴社の本棚に1冊いかがでしょうか。価格は1冊税込5,940円です。お申し込みをお待ちしております。(A)
▼『値上げ近く具現化か』『中芯原紙 故紙の反騰で突き上げ』。昭和40年11月15日の小紙1面記事。51年前だが、数年前の見出しのようにも思える。もっとも現状、「次に値上げの話なんて、いつ出てくることか」「どこか先頭で動くところがあるのか?!」なんて声が聞こえてきそうだが。最近、過去の記事を探してほしいとの依頼を受けて、バックナンバー保管ボックスを開いた。1年分をまとめた表紙には「業界の歴史。大切に扱うこと」「切り抜き厳禁」との文字。思わず見入ってしまう。ただ、ページをめくるたびにパリパリと乾いた音。恐る恐るめくっていたが、新聞から舞う埃で思わずクシャミ。ビリッ!バリバリバリッ!!やばい…。(U)
▼ずっと迷っていたNHKオンデマンドに加入。といっても月額見放題ではなく、手堅く1本ずつ支払う。さっそく、オンエアーでは足掛け3年だった「坂の上の雲」全13回を一気に見たが、明治人の痛々しいまでの純粋さや健気さに(ドラマと分かっていても)初回から涙が止まらない。テレビだと家族の目が気になって遠慮なく号泣できないから、加入して本当に良かった。好きなタイミングでいくらでも楽しめるが、一回の購入で有効期間は3日。すでにもう一度見たいし、全番組リストには当時見逃した番組もあったので、今後はプラン変更も良いかも。(S)
▼毎週不動産情報サイトをチェックし、全国で最安値の物件を見ている。バブルが弾けたリゾートマンション、誰も来ない商業ビルのテナントなどどれも老朽化が激しく、売値は5~50万円くらいだが買った瞬間管理費など、負債に絡め取られ人生を傾けかねないことが想像できる。ストリートビューの近隣画像などから過疎っぷりを眺め、資金もチャンスもなかったのに「ああ、持ってなくて良かった」と安堵するのが楽しい。持つことで楽しんだりするのは、自分の財力じゃ厳しいが、こういう思うだけでなら自由に出来る。だが、褒められる趣味じゃないな。(M)
 
11月17日付
2016-11-22
▼娘が山登りを始めた。勤め先の先輩から勧められたようで、最初は9月に富士山の御来光、先日は谷川岳に行ってきた。経験ゼロのぽっちゃり体型、運動だって学生時代からしていたようには思えない。疲れや辛さもあったろうが、山頂からの写真を送ってきては『どこも眺めは素晴らしかった』と言う。陸上より水中が好みの父親としては、助言はできないし、装備に関しても無知。相談されても登山靴すら知らず。娘は富士山では靴はレンタルで『2万円もした』と驚き、『次も借りれば4万円』と倹約家らしい考えから、『これからも続ける』と決めて、装備一式を20数万円で購入した。果たして続くかどうか、はたまた登り続ければそれはそれで心配の種になるが…。(Y)
▼特別価格で演歌のコンサートチケットが買えるハガキが来て、母とふたりで行くことに。会場内は平均年齢ぐっと高めな人たちで溢れている。引替えの列最後尾に並ぶとこれから昼の部が始まるというのに、夜の部へすでに来てしまったおばあさんがいて、係員に問うと「ここ、ハガキに1時間前から引替えって書いてありますよね?」。折り返し地点に並ぼうとする人がいれば、「みればわかりますよね、ここは最後尾じゃないですよ」とお年寄りの誘導も端で聞いているとなんだか楽しい。公演途中で席を立ち、勾配のきつい階段でしゃがみ込んでしまったおじいさんにはハラハラした。ノリノリな熱狂的ファンと、特別価格のお客さんで会場は満席。3階席で表情が見えないのが残念だったが歌手は3人ともサービス精神旺盛で、歌はもちろんうまいし、いい公演だった。(A)
▼段原紙の10月末在庫。速報値で過去2番目の53万㌧強まで膨れ上がった。需要期を迎えたとはいえ、どうなのか。品種が増えたからという理由も、薄物化が進めば、ある程度は相殺されるのではないか、なんて思ってしまうが、邪推か。「なんだかんだ言っても多いものは多い」と流通関係者は顔をしかめる。いくらなんでも、そろそろ皆がそう思う水準なのではないだろうか。(U)
▼保育園の運動会で、初めて保護者リレーに参加した。快諾したものの、どの程度ガチンコなのか何も分からないまま本番を迎え、直前になってランニングウェア姿の気合十分な方々と挨拶。代表の赤組10人VS白組10人で強者ぞろいとは、だいぶイメージと違っていてプレッシャー。記者は赤組の第4走者。リードしたままバトンを受けたが、追い越そうと頑張り過ぎた白組の走者がコーナーで激しく転倒!肩と肘を負傷し救急隊員が駆けつける事態に。ガチンコ過ぎる…。結局、仕切り直すも赤組の勝利。貴重な体験で楽しかったけど、来年はどうしたものかな。(S)
▼10月27日号から掲載してきた段ボールセミナーでの話。20人近い発表で、どれも大変素晴らしい内容だったのだが、その中で充実振りが特に凄かったものが1件。取材中に後ろの席から「すげえ・・・・」という呟きが聞こえ、周囲を見たら、セミナーでは必ず数人はいるであろう、船を漕いでいる方が誰もいない。今まで何回もセミナーや講演を取材してきて、発表者や講師が話し方など、自らの技術で「引き込んだ」例は多々あったが、内容でここまで引き込んだ事例を見たのは初めて。この発表、第2弾や続編をやってくれないものか。(M)
 
11月7日付
2016-11-15
▼上野公園や不忍池が変わりつつある。観光客をより取り込もうとしているのか、不忍池では囲いを作って植木を植え、鉄棒やベンチなども新調した。かなり大規模な緑地工事だ。以前も同じ場所をやっていた気もするが、埋めて掘り返すのも公共工事の一環なのだろう。たまにしか訪れない人には分からない所でも、毎日見ていると少しずつ変化する。公園内の動物園も大幅にリニューアルすると言う。正面入口前の開業70年を誇る子供遊園地は閉鎖、大きな大きな楠木は何本も伐採された。以前は噴水と池があった広場はきれいに変身、今は蛙の鳴き声も聞かれない。数か所あったパンダ焼き屋さんも姿を消した。個人的には昔のままの方が良かったなぁ。(Y)
▼いくら店でウロウロと試し履きしてみても、実際、道路を歩かないことには靴の履き心地はわからない。それなのにネットで靴を買ってしまった。部屋の中で届いた靴に恐る恐る足を入れるが、即却下。メールすると靴屋は全く意に介さず返品の際、振込銀行のメモを入れて下さいと返事が来る。商品受領メールがすぐに来て即日返金すると言う。お買い上げありがとうございますにはじまって、いつ返金するかまで、一貫して低姿勢だ。こっちが悪いのに、まるで先方の落ち度のようで、こういうのを商売上手と言うのだろうか。仕事に生かしたいけど、自分には無理そう。(A)
▼農家出身だったり、故郷が農業地帯だったりという方はいるだろうが、一方で記者のように3代前からサラリーマン、農業とは無縁という方も、時代とともに珍しくないのでは。ある段ボール会社、余裕がある土地を活用した農業事業を計画していた。決して片手間ではなく、従業員に専従してもらい、高付加価値なものを生産するなどのビジョンを持ち、立ち上げ寸前まで話を進めていたが、結局、見送った。いわく、「生き物相手なのだから365日・24時間の仕事として高い専門性を持ち、取り組まなければ絶対に無理」との指摘に納得したからという。これを聞き記者自身、必要不可欠な農業(食)に対して、あまりに現実感なく、遠い所にいると改めて気づかされた。(U)
▼読書の秋。天気の不安定な週末、たまには公園以外も…と地元の図書館へ。ちょうど家にある絵本にも飽きてきた頃だった。館内は広く、開放的な雰囲気。本棚の圧迫感もなく全体が見渡し易い。その一角が子どもコーナーで、絵本や図鑑など充実のラインナップ。子ども用の低く広いテーブルと椅子、さらに一段高くなっているフリースペースで落ち着いて(寝そべっても)読みふけることもできる。記者は懐かしい漫画に熱中、…つい長居してしまった。(S)
▼福岡空港で、以前掲載した「段ボール製自動チェックインカウンター」を発見。掲載当時は関西空港にしか無かったとのことだが、記者としていつか見たいと思っていた紫ベースの筺体に惹かれ、早速近づき質感や重量など確認。当然だが強度は十分、操作用タブレットをはめ込んだだけで内部に機械は無く、軽量で設置や撤収も容易と判断。惜しむらくは、電源が入っておらず、実際に操作している場面を見られなかったこと。ということは、筺体をベタベタ触っていた自分は、「電源が入っていないのに気付かず使おうとする中年男性」と周囲に思われたかも。まあ仕事のうち、どう見られても気にしない。(M)
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