板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

過去のブログ

 

過去の記者ブログ

過去の記者ブログ
 
2月7日付
2012-02-06
▼船が大好きで、「船長」に憧れていた時期がある。今でも2級小型船舶免許を取得しようと機会を狙っている。そのイメージをぶち壊したのが「コスタ・コンコルディア」の船長だ。横浜ランドマークを横倒しにしたほどの巨大な豪華客船。それが座礁し、多くの方が亡くなられた痛ましい事故が起きた。驚かされたのは乗客より先に船長が下船、港湾当局から船に戻って乗客を救助するよう指導された事など次々に出て来る醜態。テレビの映像は「船長」のイメージとはあまりにもかけ離れていた。(Y)
▼K社のNさんに、アンケートの回答を電話で何度かお願いし、やっと返信が来た時にお礼を伝えると、「いい本を作ってください」。しつこい電話に辟易していただろうに、意外な言葉をもらいうれしかった。その段ボール企業名鑑2012年版ですが、どう言う訳か、売れ行きが好調です。製紙連そばのお稲荷さんにお願いしたのが効いたのでしょうか。まだ購入されていないみなさま、お申込みはお早めにどうぞ。なお今年は<全国段ボール・製箱・紙器企業名簿2013年版>を発刊します。(A)
▼特段、アニメが好きなわけではないが、ちびまるこちゃんとサザエさんは、毎週欠かさず観ている。と言っても予定をキャンセルしてまで、というわけではないし、録画をするほどでもない。在宅ならばとの条件付き、単に昔からの習慣だ。サザエさんが終わる頃、「明日からまた…」なんて思わない。話のパターンも大よそ見当が付く。ともに主人公の声が耳に馴染んでいることが大きいのかもしれない。いつもの声は聞かなければ、落ち着かないものなのか。逆にドラえもんは、数年前、声が変わったことで観るのを止めた(本当は金曜の夜、外で酔っ払っているから)。新しい声にどうも馴染めない。最近、自動車メーカーのCMに出ている奇妙な着ぐるみの声を聞いた時、「心底、落ち着いた」。(U)
▼先日、自宅のパソコンを買い替え、OSをWindowsXPから7に移行したが、その違いに大苦戦。今までOSは95・98・XPと使ってきたが、メールソフトが標準添付されていないなど、これまでで変更レベルの大きさは最大のような気が(MS−DOSから95は例外として)。そのため移行出来ない受信メールデータ、画像が映らずパスワードが入力出来ないHP、立ち上がらないメディアプレイヤーなど、再起動を繰り返し最終的に解決したが半日を要した。当日は正月三が日で、様々な用事で必要なメールやネットサービスがほとんど止まっており落ち着いて移行できたが、これが仮に通常日で、急なオンライン決済などが必要だったらと思うとゾッとする。現代の仕事では、パソコンは重要で欠かせないもの。OS更新やハード変更は、十分な時間的余裕を持って行なおう。(M)
▼小学校で(非常勤講師として)教壇に立っていた時期もあるが、4年生を担当していたせいか、当時はあまり気にならなかった。最近多い、子どもの名前である。「キラキラ☆ネーム」、「ドキューン!ネーム」という呼び方は初めて聞いたが、そう呼ぶらしい。漫画の登場人物や源氏名のような、ある意味カラフルな名前…確かに多い。一方で戦国武将のような名前も。もはや何でもありだ。聞いた話では「月ちゃん」と書いて…なんと「ムーンちゃん」と読むらしい。驚いた。(S)
 
1月27日付
2012-01-27
▼毎週欠かさずに通っている千駄ヶ谷の東京体育館屋内プール。都内では数少ない室内50?、深さも2?で透明度も高い。低速・中速・高速と泳ぐ人にあわせてコースが分けられており、シャンプーや石鹸が使えるお風呂(シャンプーは記者には関係ないが…)もお気に入りのひとつだ。ここが改修工事で4月から1年間ほど使えなくなってしまう。事務所近くの文京区体育館や辰巳国際水泳場など、あちこち探してはいるものの丁度いいのが見つからない。ならばこの1年、“山にでも挑戦するか”とエスカレーターを使わず階段を上り下りしてはいるが、どんなものだろうか? 昔から海派人間で、高尾山すら登った事はありません。(Y)
▼暮れに会社の大型スチール棚を不用品回収に出した際、2度目も同じ業者に頼んだ。前回の逞しいお兄さんがまたやって来た。よく話す明るい人で、震災後1カ月くらいは、水道橋や早稲田の辺りを流していてもさっぱり声が掛からなかったこと、今回は、新宿はビルの揺れがひどく、事務所内の机が倒れていてびっくりしたこと、ある会社では、従業員は机の下にもぐったが、部長の机の下には金庫があり隠れることが出来ず、後ろの本棚がお腹に倒れ、半年入院したことなど教えてくれた。役職のある人の机の下には、大事な物が鎮座しているんですね。(A)
▼新宿の街を歩いていたら、原発の将来を問う、都民投票実施に向けた嘆願書への署名活動を行っていた。あくまでも推測の域を出ないが、署名を呼びかけている人の多くはおそらく「反対」の立場なんだと思う。ただ、「どちらの立場でも意思を表明することは必要では」との掛け声が印象に残る。電力会社と政府、省庁との長年の関係性など、明るみになってきた事実を見ると、一人ひとりが考えるべき必要があると強く思うし、何より未だ問題が山積する原発のメリットとデメリット、どちらを選択するか。民意に問うべきことだ。(U)
▼新潟県・苗場スキー場が、昨年12月23日で50周年を迎えた。その翌日から1泊2日で滑りに出かけた。週間天気、前日の予報でも“クリスマス寒波”に伴い、日本海側で特に大荒れ。吹雪に見舞われる現地の映像も流され、正直…怖じ気づいたが、結局2日間ずっと晴天が続いた。視界に広がるのは、目映い銀世界。初日のナイターあたりから多少は降り始めたが、それは雪国を彩る、むしろ絶好の演出だった。天気予報の影響か、ゲレンデは比較的空いており、露天風呂やレストランも快適だった。イベントに天気は重要だと、心底思った。(S)
▼昨年を漢字一文字で表すと「絆」だった。東日本大震災で大切さを知った、肉親や友人との繋がりなど表す言葉で、この言葉は震災に関係なくいつでも大事にしてほしいが、仕事上それを感じて嬉しくなることも去年は多かった気が。「子供が熱を出しまして」など、アポイントのキャンセルが何回かあったが、その際は必ず相手方に「仕事は替えが効きますが、家族に替えは効きません。どうぞご家族を優先して下さい」と答えている。仕事は代理でも出来るし、延期も可能。そんな時は遠慮しないでほしいと思う。企業戦士としては落第だろうが、取材相手が、家族を大事にしている人と分かれば、その人と一緒に仕事することが嬉しくなるもので。(M)
 
1月17日付
2012-01-19
▼年末、湯島や上野駅周辺の居酒屋は月曜日からどこもいっぱい。寄ろうとしたお店も「今日は5時から予約で満席です」だった。仕方なく昔からある高架下の○○に。古くてパッとせず魚の臭いが染み付き、案の定ガラガラ。それでも飲めるだけで満足なのが酒飲みの良いところ。熱燗の大を頼みぼんやりしていると、斜め右側に30代後半の女性が2人で座った。これだけでも珍しいが、メニュー片手に「飲み放題、ひとりでもいいですか?」と、おばさんに聞いたのだ。これにはやり手ばあさんも絶句。少し間を置き「いいですけれど…」。連れはカルピスを頼んでいたが、串焼き盛り合わせにひとり飲み放題、なんて逞しい女性だろう。(Y)
▼椅子や、座卓から立ち上がる時につい、よいしょっと口から出てしまうのは今に始まったことではないが最近、プールにどぼんと浸かり、さあスタートラインの壁まで行くかなと平泳ぎをする瞬間「よいしょっ」と出てしまったときには、自分で自分にびっくりした。いくら中年世代とは言え、今年は身のこなしをもうちょっとなんとかしたい。(A)
▼正月のNHKドキュメンタリー特番「エベレスト」に感動。8848メートルの世界最高峰、エベレストに魅せられた男たちの熱い戦いである。キャンプをいくつも経由し、1カ月以上かけて登っていく。NHKのスタッフとともに、原住民のクルーも10名ほどが同伴し機材等を運ぶのだが、熟練のクルーでさえ命を落とす、絶界だ。深さ30メートル以上ある亀裂「氷の谷」には、多くの登山者が眠っている。常にピンチの連続で、今にも倒れてきそうなビルほどの巨大な氷壁、急斜面、雪崩や吹雪など1時間半の番組だったが一時も目を離せない緊張感。一方で、気温や気候の変化等による美しい光の柱や、オーロラの如く光りながらゆっくり流れる空気など神秘的な光景も見られた。世界初という、山頂からの撮影は、想像を遥かに超えていた。空気は地上の5分の1。その感動はテレビ画面からも伝わってきた。まさに男のロマンである。記者も山のように大きな目標に挑んでみたい!と思った。暖房の効いた部屋で…。(S)
▼確定申告は毎年2月くらいからシーズン。去年と今年の領収書が交わるこの時期から、書類など揃えておくと色々後で楽だが、今回は要注意。東日本大震災で受けた被害は震災特例法などで多くの控除が認められるので、「これも控除になるの?」という事例は格段に増えている。義捐金など個人的な寄付も、震災以前から控除対象。毎年確定申告の会場では、申請が通るかは担当者のさじ加減が強く、担当によってはボランティアに要した交通費等も申請できるかも。自分が日本赤十字社からもらった「賞状?」と見紛いそうな、高級紙に印刷された(雀の涙の金額なのに)義援金の領収書も今役立つ時が来た。このために街中の募金箱には1円も入れず、領収証が出る寄付先を探していたのだから。国は税金を取るのは熱心だが、返すことは教えてくれない。今年も善意を継続するために、存在する制度やルールは徹底的に利用しよう。(M)
▼一途な方がご利益もあるのかもしれないが、ここ数年は毎年違う神社へと詣でている。一昨年は明治神宮に行ったが、人のあまりの多さと、ディズニーランドよりもすごい順番待ちにノックアウト。昨年は地元・調布の布多天神に紅白終わりに出かけ、ちょうどブームだった「鬼太郎おみくじ」をひいた。今年の初詣は神田明神。元旦の昼とあってかなり長蛇の列だったが、明治神宮のことを思えばスムーズに参拝できた。ただ、スピーカーからしきりに聞こえてくる神社の宣伝にはちょっとゲンナリしてしまった…。帰りには近くのホテルで、参拝客を見込んだ食べ放題飲み放題ランチに誘導されるように入ったが、微妙な味にちょっと後悔。(U)
 
1月7日付
2012-01-06
▼昔から商店街が好きだが、その地元商店街が寂れている。
 
12月27日付
2011-12-22
▼一番下の息子が3年8か月のオーストラリア留学から帰って来た。中学時代は学校でも有名な問題児だったが、何故だか急に留学を思いつき旅立った。数千キロ離れた外国で、ひとりで3年間も生活して来たのだから少しは大人になっただろう、と思っていた。ところが、それは大きな間違いだった。自分の部屋はゴミ箱、ついに結婚した姉の部屋と交換し、更に大阪勤務の兄貴の部屋まで汚す、さわったものは片付けない、怒れば屁理屈をこねると昔のまま。ホームステイ先を自分で交渉して何回も変えていたが、居心地が悪くなる度に移っていたのだと、今になって分かった。(Y)
▼今年はどんな年だったろうか。大手術を終え、昨年末に退院したばかりの父に付き添い近所の高台の神社へ歩いて初詣に行き、途中で動けなくなったこと。3月の大震災、津波のこと。家まで6時間半かけて歩いた時、東京湾の彼方に丸い炎が見え、携帯で撮影している人にあれはなんの炎かずっと聞きたかったこと。直後はビルを見るたび崩れ落ちてくるイメージしかわかなかった。すっかり節電が板に付いた世の中になったこと。数年来旅行する沖縄で初めてヤギの肉を刺身で食べたこと。7月に父が自宅で倒れ、救急隊にヤバイと言われ(私は覚えていないが母がそう言う)、搬送先で蘇生に成功したけれど、意識は戻らず、不規則だけど規則的な呼吸をして静かに生きている父のこと。右往左往、気持ちが大きく揺れ動いた1年だったけれど、時間が経つにつれ徐々に落ち着いてきた。何もかも忘れてポーンと楽しむことだって出来る。来年が穏やかな1年でありますように。どうぞ良いお年をお迎えください。(A)
▼今はパソコンの大掃除も必要な時代。あれやこれやと、貯まった文章を削除しなければならないのだが、これがなかなか厄介だ。そもそも「色々」なんてフォルダを作ってしまったのがいけなかった。文字通り積年の色々が溜まり、今更覘くのも敬遠してしまう。なんか家のクローゼットに積んだ段ボール箱と似ている…。それでも掲載記事は一応、年毎にフォルダで分類している。09年は6.18メガバイツ、10年は6.60メガバイツ、今年は現時点で6.28メガバイツ。毎年大体同じ位の量(容量)になる。来年は「量より質を!」なんて年末じみたことを思ってみる。(U)
▼池袋・東武デパートにオープンしたユニクロ。「都内最大」なんて毎回言っているような気もするが、同店もそうらしい。冬物を見に行ったが、今年はクールビズだけではなく、「ウォームビズ」だそうだ。ヒートテックという加工を施されたマフラーと、羊毛のカーディガンを買ったが、薄手の割に温かいので、動き易い。何より手頃な価格が一番の魅力。気づけば、私服でもユニクロ製品が大半だ。それでも、ブーツはちょっとがんばってレッドウィングやティンバーランドと有名メーカー品。定期的にオイルを塗り込んでメンテし、履き続けている。価格は大事だが、長く愛用できるものが良い。(S)
 
12月17日付
2011-12-12
▼小奇麗な立飲屋が上野にある。長野県の酒造メーカーが自社ブランドの普及を目的に出店しており、その辺の立飲屋とは店の雰囲気や客層もちょっと違う。流れているのは大好きなボブ・マーリーなどレゲエ。長野のお店でしめサバにカツオはちょっと変ではあるが、つまみも安くて旨い。月に1度ぐらい立ち寄るが、先日は開店3分前に入れてくれなかった。こんな時は3分待つ事無く他に行くことにする。「少し中で待っていて下さい」と言われれば、喜んで待つし、お客さんを逃がす事もないと思う。酒飲みの勝手な理屈ではあるが…。(Y)
▼歯ブラシは長いこと歯医者さんで売っているものを使っている。たまに市販のものも使うが、しっくりしない。夏に治療がいったんおわり次は別のところを診てもらう予定だったが通院する気力が失せていまい、キャンセルした。ずっと痛みはがまんしていたが、新しい歯ブラシがもうない。とりあえず出掛けると受付でカルテを見ていた先生とばったり遭遇し、「今日は歯ブラシを買いに来ました」と思わず来院の目的を伝えたら一瞬の間があり「その後どうですか」と聞かれ「腫れています」と正直に答えた。先生は苦笑い。またそのうち来ます、と告げてそっと扉を閉めた。(A)
▼日本で最もメジャーなロックデュオのコンサートに今年も行ってきた。初めて行ったのが、高校1年の冬。それ以来、ほぼ毎年参加しているので、かれこれ18年。京セラドームに大阪城ホール、東京ドーム、日本武道館等々、様々な所に、様々な人と一緒に行ったことを思い出す。他に特別な定例行事?を持たない記者にとっては唯一の定点観測とも言える空間だ。自らを差し置いて会場を見回すと、年齢層が上がってきた。そういえば、まだウブだった高校1年の時、まわりのお姉さん方が妙に眩しかったのを思い出すが、今は随分落ち着いて娘と一緒に来ている感じだ。昔は少なかった男性ファンが今では半数近くを占めるようになったことは、ファンとして嬉しい限り。(U)
▼音楽仲間の話。嫁が参加しているバンドのギタリストは、建築関係の業界専門紙の記者、同業者である。取材や編集など共通の話題は多い。先日は共演するライブ・イベントがあったが、彼は午前中に委託されている会報の取材で、組合の運動会に参加、そのままギターを担いで登場した。また、同バンドのベーシストは、木材販売会社の営業マン。なので、飲み会でも2人は建材トークをしている。(エレキ)ギターもベースも木製なので、愛着がある。トークに加わると、植林や加工方法など色々と勉強になる。抜型のベニヤについては、専門外ということだが、参考になる話はあった。忘年会では、どんな話が出るのだろうか。(S)
▼先日ここで減量中と書いた。無事に体重をパスし試合を終えたが、試合一週間前、体重オーバーの危機に陥り、食前にコップ3杯の水を飲み少量の食事で満腹感を得る手法を追加。そのせいか、この間は胃もたれなど胃腸関連のトラブルはゼロ。食後すぐの空腹感はあるが、身体は軽く体力的には普段より楽で、練習前のカロリー補給が十分なら多目の練習も辛くない。3食は格段に美味く、満腹まで食べなくても、味付けも薄くて十分。大の甘党でコーヒーに3杯だった砂糖も2杯に。ずっと減量では気力がもたないが、今後体調が悪い時などは定期的にやろう。これからの忘新年会シーズン、お勧めです。(M)
 
12月7日付
2011-12-05
▼ある観光地、谷間に架かる大きな吊り橋でおばあさんから「写真を撮って下さい」と年代物のカメラを手渡された。多少カメラに触り慣れているとはいえ、フィルムカメラで見た事もない製品。それでも杖をつき腰の曲がった年寄りからの頼み事。躊躇せずカメラを構えたのはいいが、シャッターが降りない。何度やってもダメなのでおばあさんに見せれば、情けない話で、スイッチが入っていなかった。直ぐに撮り直したが、今度は写り具合が心配。何度も撮り直そう、と思いながらも、恐怖心いっぱいの吊り橋から早く出たい一心で止めてしまった。ちゃんと写っていれば良いのだけれど…。(Y)
▼今の若い女の子は、どうしてそこまで化粧をするのかわからないほど、化粧が濃い。20代だったらちょっと付け足すだけで十分かわいいのに、不思議だ。そんなパキパキに化粧した、ある店で案内を務める子が、空中にさ迷う虫を発見、「パチン」と両手で大きな音を響かせたが、失敗。「こんな取り澄ました顔をしていても、虫は手で潰すんだ。職務に忠実だな」と関心していると、さらに2度目にチャレンジ、今度は成功したようで、ウエットティッシュで手を拭っていた。マスカラや、つけ睫毛でがっちりガードされた目の人と話す時、私は視線をどこに置いてよいのかわからず、たいてい、すぐ俯いていたが、勝手な偏見だったようだ。(A)
▼最近、小紙ホームページの左側面に取っ手マークのバナーが加わりました。クリックすると、大幸紙工?のページに移動します。取っ手や特殊段ボール、段パレなどの主力製品とともに、ブログでは様々な段ボール製○○が掲載されています。同社と言えば、08年の東京パックで展示した原寸大段ボール製フォークリフトの見事な出来栄えを覚えている方も多いと思います。技術力と開発力の一旦を垣間見ることができる楽しいサイトです。一度、小紙経由でご覧ください。(U)
▼最近の新しい投資商品は「もう何でもありだな」と思う。うろ覚えだが、まずETN(上場投資証券、あるいは指標連動証券)は市場の指数に連動して運用する投信で、その中にはVIX指数(恐怖指数)など、実在する株式やコモディティと違って実物が存在しない概念?指標?に資金を投入するものまである。しかも最近では、オプションやバイナリーなど「円が上がるか下がるか?」を予想し当たれば2倍、外れればゼロといったギャンブルまで投資商品として出してきた。自分は空売りやレバレッジなど投機的手法も、流動性を確保し誰もが安心して運用できる環境に貢献するならOKという柔軟派のつもりだが、どう見てもETNやバイナリーは対証券会社の丁半バクチとしか思えない。投資は資金を企業や人に廻し、成長と共に経済だけでなく社会全体を潤すもののはず。なので、ギャンブル商品で投資イメージが悪化するのは勘弁願いたい。(M)
▼私事で恐縮ですが、このたび結婚しました。共通の趣味である音楽(ギターとピアノ)をきっかけに、ライブ・イベントの共演などを通じ、同棲、結婚に至りました。「今時、共通の趣味で出会うなんて珍しいね」と、からかわれたりもしますが、多くの方に祝福して頂き、感謝しています。式は、嫁の出身地、北海道の札幌で済ませました。来年3月に東京・大手町の披露宴と続くため、まだ慌ただしいのですが、とりあえず一段落つきました。(S)
 
11月27日付
2011-11-24
▼台湾の郊外はガジュマル等が生茂り、その雰囲気は気温や湿度と相まって沖縄に似ていた。違うのはビルに取り付けられた看板がやたらと目立つ事。前に前にせせり出し所狭しと幅を利かせている。色も赤や青に金、日本人の控え目を美徳とする精神からはちょっと馴染めないが、それも活力溢れるお国柄なのだろう。バイクの多さにも驚かされる。2人乗りで車と車の間を巧みにすり抜けていく。「ここじゃー怖くて車を運転できない」と通訳に話せば、「慣れますよ」と簡単に言う。ただその彼女だって「ベトナムではバイクの勢いに道路を渡れず、現地の人に手を引いてもらった」そうなのだから、上には上があるもんだ。(Y)
▼11月1日に、<段ボール企業名鑑2012年版>を発刊しました。毎年、本が新しく出ると、歩いている時にふと目に付いた神社で「売れますように」、そして「間違いがありませんように」をお願いしています。納品後、何か忘れている気になり、今年はまだ神頼みしていないのにふと気づき、資料を貰った帰り道、紙パ会館手前にある小さな神社に頼んで来ました。効果はいかに。(A)
▼NHK・BSプレミアムの「日本縦断 こころの旅」は欠かさず観ている。俳優の火野正平さんが自転車で、視聴者から寄せられた手紙に書かれた「思い出の風景」を巡る旅で、秋は兵庫県を出発し山陰、九州を訪れている。火野さん自体が非常におもしろくカッコいいこと(男性から見てそうなのだから、やっぱり女性にもてるのも良くわかる!)、と日本の美しさ、思い出のエピソードを共有できる点が好きだ。そこで記者にとっての「思い出の風景」を考えてみる。やはり小学校低学年を過した長野県松本か。松本城とその背後に連なるアルプス山脈、女鳥羽川での川遊びとドント焼き。そして一番は、母校清水小学校の音楽室から見えた(音楽が嫌いだったので外ばかり見ていた)里山の風景かな。(U)
▼この仕事をしていて良かったと思うことのひとつに、人との出会いがある。記者という立場でなかったら、とても会うことはできなかっただろうという方も多い。また、取材を重ねることで、印象も変わり、それまで知らなかった表情を見ることも。先日は、インタビューで東京抜型工業会の谷山新会長を訪ねたが、コーヒーを一口いただいた後にふと話題が反れ、なんと同じ大学を卒業、つまり大先輩であることが判明した。あまりに予期せぬことだったため、危うく聞き逃すところだった。谷山会長は第5期生、まだプールやシェイクスピア・ホールがなかった当時の様子など、貴重な話をたくさん教えていただいた。改めて、出会いに感謝したい。(S)
▼試合を控え減量中。またジム内で「試合出ます」「俺も」など盛り上がり、「Mさんは?」と聞かれ流れに乗せられた。減量と言っても、現在の体重を維持する程度。炭水化物を減らしその分をタンパク質と野菜に置き換え、食べる量自体は変えず水もしっかり飲んでいる。しかしそれでも空腹になるスピードが速く、常に軽い空腹感。それで街に出ると、普段食べ物自体を見ないと「美味そう」と思わないのに、飲食店の看板や食品の段ボールを見ただけで美味そうに見えてくるが、改めて視覚効果の威力を感じた。「カートンプロジェクト」では、まず500?ペットのお茶から、段ボールの印刷は非競争分野とし簡素になる方針だが、これが食品にも広がれば、箱を見て美味そうに感じることも減るのだろうか?(M)
 
11月17日付
2011-11-17
▼母親が小脳(運動をつかさどる部分)の難病に罹って15年。毎年、秋になると医療費補助の更新用紙が届く。これを出さなければ驚くほどの金額を自己負担しなければならず、一日がかりで書いていた。何枚もの狭い記入欄に文字を書くのは年寄りの病人には大仕事。とうとう「面倒くさいから行きたくない」と言いだした。この他にも家賃減免など年寄りがしなければならない手続きは意外と多い。高齢化社会に突き進んで行く事だし、もっと簡単な、書きやすい工夫は出来ないのだろうか。(Y)
▼3年近く使っているお気に入りの携帯電話の液晶画面が怪しくなってきた。スマートフォンはまだ自信がない。修理に出すと、年季の入った重い代替品を渡された。操作に手間取ったが何とかコツをつかみかけた矢先、修理完了の連絡が。故障部品の交換だけだったはずなのに、有償のため断ったパネル部分と言うか、一部残して新品になって帰ってきた。右の手の平にのせてメールを打っていた感触が以前のものと違う。きれいなのはうれしいが別人のようだ。(A)
▼山梨に行った折、「道の駅」や高速のサービスエリアに立ち寄ると、収穫時期を迎えた多くの野菜が露天で販売されていた。普段、料理をほとんどしない身なので、なお更かもしれないが、ごくごく一般的なものに加えて外国種や京野菜、新品種など様々なものがあって本当に驚かされた。中には、売っているおばさんに調理方法を聞いても、「さあねぇ〜食べたことないのよ」なんてものもある。例え小粒であっても日本の農業ってすごいなと思わずにはいられなかった。(U)
▼前号に掲載された「カートンプロジェクト」の話。この概要をひねくれて解釈すると「段ボールは輸送だけ出来ればいい。印刷は中身が分かれば十分」と、ケースユーザーが段ボール側に宣言したものと判断した。どのようなケースを段メーカーに発注しようと自由だが、なら今まで、「文字が少々太い」「2個並べると、色合いが微妙に違う」など消費者が見ても分からないレベルで、クレームを出し続けてきたのは一体どういうことか?ユーザーの経営層と現場で、認識の違いもあったのだろうが、印刷を「非競争分野」と位置付けた以上、今後の品質要求は常識の範囲であってもらいたい。本プロジェクトでは、ユーザー各社で統一基準を作るらしいが、その中に「○○の範囲なら良品」といった、ケース品質に関する項目はあるのだろうか。環境対応を目指しているなら、作り直しを減らす項目が無ければ意味が無い。(M)
▼先日、東京スカイツリーのスタッフ・清掃員のコスチュームが発表された。日本人デザイナーが手掛けたようだが、どこか不思議な…近未来的でありながらレトロで、ポップな印象。個人的には面白いと感じた。はじめて見た時は一瞬、奇妙な感じもしたが、不思議なものでジワジワと慣れてくる。正直、全国に存在するマスコット・キャラクターいわゆる「ゆるキャラ」はちょっと苦手だが(多過ぎるし)、こういう趣は楽しい。ツリーは来月ようやく完成、先行予約で展望階に上れるようだが、チケットが高額だし、まだ期待感を楽しみたい気持ちもあるので、正式なオープンまで気長に待つとしよう。…気がつけば、ずっと遠くから目にしてきた真っ赤なクレーンも既になく、何かをじっと待つようなツリーの姿が今日も見える。年の瀬が近づいているからか、やけに時間の流れ、その速さを感じてしまう。(S)
 
11月7日付
2011-11-07
▼年金問題に増税、消費税アップ、次から次へと負担は増えそうだけど、まだまだ働いているうちはどうにかなる。高校からの友人はゴルフ業界に勤めていたが、2月にリストラされたまま仕事が無い。週に何度も職安に通ってはいるものの職員から「時期が悪い。若い人でも無いんだから」と言われる始末。それではと自分なりに方々探してみたが、一向に決まらない。ついに、「なんて自分はダメなんだ」と落ち込み鬱状態にまでなってしまった。生真面目でもなく、真冬でも海に入るほど元気ある男だったが、「やっぱり基本は仕事。毎日家にいれば誰でもそうなる」と言う。今、国会議員は「国民、国民」と口では言うが、自分達は1億数千万円ものべらぼうな歳費はしっかりもらい、それに見合った仕事となるとどうだろう。総理大臣にしたって、公邸でジャージを着ているから庶民派なんて…。格好なんてどうでもいいし、やりもしない、出来もしない事を偉そうに言わないで欲しい。(Y)
▼いまスマートフォンの急激な普及により、歩きながら画面を操作する人が増え、子どもや高齢者などとぶつかったり、ホームから線路に転落する事故が多いそうだ。私も夕方、薄暗いなか携帯メールを打ちながら歩いていて、前方から直前に迫ったベビーカーを押すおじいさんに怒鳴られるまで、全く気付かなかった経験がある。紙の印刷物と違い、携帯などの画面は常に動くので、操作中の人は画面を見続けることにより周囲に注意が行き渡らないそうだ。歩く速度も遅く、また、返信する際いきなり立ち止まるので、後ろの人は瞬時に行動が移せない。その後は、人の流れの中や、歩きながらの操作は極力しないように気をつけているが、ついやってしまう。おじいさんのお父さんには、子どもの頃にも、横断歩道のない場所で道路を横切った際、すごい剣幕で怒られた。親子二代にわたって注意されている。(A)
▼湯島天神では、恒例の菊祭りの準備が着々と進んでいる。毎年、出社前に愛好家や地元の小学生が育てた鉢を観るのを楽しみにしている。菊の良し悪しについては全くの門外漢だが、金賞・銀賞と札が付いたものは、やはり色鮮やかで花弁の形もたおやかだと納得させられる。ただ、今年はいつもよりも、菊を飾る棚が多く設置されているような気がする。そこには例年ならば、屋台が並んでいたはずだが…。例の条例の影響か?(U) 
▼とある印刷紙器メーカー担当者の話。同社は医薬品パッケージを得意としているが、同業他社から「医薬品はおいしい(儲かる)」と思われるのが嫌だという。医薬品は単価が高くても、品質維持のコストを考えれば、それほど利益率は高くない。異物付着をゼロに近付けるため、外注など工場間の移動を制限されたり、部分的な外注がOKでも「外注先の管理体制を説明しろ」と他社の説明まで求められたり、指定メーカー以外の印版や抜型を使えないなど、他のパッケージと工程が全然違う。他にも、医薬品以外を受注しづらくなって困ることもあるのに、段ボールと比べ紙器市場が「荒れ気味」のせいか、妬み半分で言われることが多いと不満顔。自分はこれを聞き心の中で「だったらちゃんと利益取って、本当においしくすれば問題ないのでは?」と思ったが、それが出来るなら誰も苦労しない。最近の板紙や洋紙が値上げに動いている今、少しでもおいしく出来るよう頑張ってほしい。(M)
▼先月シャープ本社で開かれた内覧会に招かれた。紙器・段ボール業界に直接関係ある製品は、LEDライトくらいだっただろうか。他は各種デジタルサイネージや、暗闇で画像を拡大しても鮮明に撮影できる防犯カメラなどで、グループの高い技術力をアピールしていた。家電量販店でもよく目にするテレビ「AQUOS」や、イオン放出で除菌消臭する「プラズマ・クラスター」関連製品も豊富、AQUOSを18枚つないだ巨大モニターは物凄い迫力だった。中でも特に印象に残ったのが、スタッフが付きっきりで丁寧に教えてくれた“デジタルのホワイトボード”。クラウドコンピューティングによってPCや携帯端末とつながるため、リアルタイムに情報を共有でき、Web会議にも対応する。PC側からも書き込みが可能で、メモ(個人的な書き込み)を「あえて共有化しない」機能も面白いと思った。電子書籍のように、紙同様の感覚で(ページめくり等)操作することは、不思議な感じだったが、それはそれで刺激的だった。(S)
<<有限会社 日刊板紙段ボール新聞社>> 〒113-0034 東京都文京区湯島4-6-11 湯島ハイタウンA-509号 TEL:03-5689-0121 FAX:03-5689-0120