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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

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10月17日付
2018-11-02
▼9月30日は新宿で三線の稽古があった。13時過ぎに教室に入ると『20時にはJRが首都圏で全線止まる』と言われ、『えっ』と思った。テレビで朝から『台風24号が日本列島を縦断する』とやってはいたが、家を出た時には晴れて風も全く無かったから。こう悠長に構えている人が災害にあうのだろう。以前、『どうせたいして積もらない』とバカにして飲んで店を出たら一面真っ白、電車は止まっていた。もちろんタクシーは長蛇の列だ。今回も日付が変わる頃から暴風になった。翌日、上野公園の木も何本か倒されお寺の屋根まで壊されていた。親しい社長の段ボール工場も被害を受けた。(Y)
▼駅に着くとずらっと人が並んでいる。バスを待つ場所ではないのに、と思っていたら入場規制をしている。振替乗車は人が殺到するし、しばらく様子をみることにした。この時間帯、ひょっとして近所に住む姪っ子と一緒になるかもとメールすると反対の改札口に並んでいると返事が来た。やっとホームに着くと、私を見つけてくれて電車に乗り込む。社会人2年目の姪はとっくに立派な大人で、変わった部分は多々あろうが、どんなに成長したところで、私の中では小学3年生あたりでいつも落ち着く。(A)
▼今回の東京パックも、段ボール関連が多数出展しトレンドや今後の方向性を知る絶好の機会となった。通販市場に向けた可変製箱システムは、今回出展していない複数のメーカーも取り組んでいる。それも規模がある所ばかり、普及具合が非常に気になるところ。陳列兼用箱は、ツーピース型と、波状ジッパーを用いた1ピース型双方でさらに進化した印象。今後、外装1ピース、内装2ピースなど、役割分担されていくのか?レンゴーが導入を決めたデジタル輪転。美粧性と可変性をどう活用するのか。従来のプレプリと一線を画す新規提案がどのようなものか。これが進めば、当然ながら後加工機との連携、工程全体の一括管理が段ボールでも急速に進展するはずだ。(U)
▼40歳にして自動車教習所に通う。これまで別に不自由はしてこなかったが、子どもの一言がキッカケ。せめて旅先などでレンタカーを使えれば良いと思っている。さっそく隣駅にある教習所の門を叩いた。まだ通い始めて1カ月ほど。週末だけだが、カレンダー的に連休が多く日程を調整し易かったこともあって学科をすべて受講し終えて、試験(効果測定)を控えている。技能では、とりあえず動かすことはできるようになって、あとは交通ルールやマナーを徹底的に叩き込む段階。それまで割と順調だったのに先日は、進路変更および安全確認で失敗した。鬼教官ではないが、色々立て続けに言われると落ち込む…けど、運転そのものが新鮮で楽しいので、めげずに通っている。目標は年内に仮免だ。(S)
 
10月7日付
2018-10-22
▼親しくなった台湾人が自国での勤めを辞め、ベトナムで段ボール関係の会社に就職するようだ。小紙を訪ねてきて以来、気があい親しくなりベトナムへも一緒に行った。『こんなに楽しい出張は無かったですよ』と帰ってからラインが送られてきた。確か2度ほどしか訪れていないはずだが、活気溢れる同国に憧れたようで、『伸び盛りの地域で思い切り仕事がしたい』と言う。逞しい。日本の大学に留学しただけあり日本語に堪能で、勤めていた台湾の会社の日本向けビジネスは停滞するかもしれないが、今は彼の新たな活躍に期待したい。『ベトナムで新聞を出しましょう』とも言っていたが、こちらは20年若かったらの話。(Y)
▼ジョギング仲間の一人が、今年初めてゴーヤの種を蒔いてみたら、豊作らしい。沢山採れるのに、家族は誰も食べないそうで、仲間にお裾分けしてくれた。リュックに2本入れてみんなで走る。後日、また頂く。お弁当のおかずにしたり、スライスして冷凍したり職場へ持って行ったり、友人に配っても食べきれず、さばくのもなかなか大変らしい。ゴーヤの調理法をみなに尋ねると、チャンプルー、さっとゆがいてサラダ、細かく切ってそぼろにする、めんつゆであえる、スムージーにすると色々出たが、自分では種だけ取って天ぷらがいちばんおいしい。ある晩、まだ採れるのでもらってくれない?とメールが来て、仕事帰りに待ち合わせて4本頂く。来年の豊作も期待したい。(A)
▼昨晩は暴風とはこういうことかと思い知った。あまりにすごいと「キーン」という何とも言われぬ音が響く、どこかで聞いたことがある。そうだ、走行中の新幹線の出す音に似ている気がする。窓から外を覗くと柿の老木が今にも折れそう。寝室はもし何かがガラス窓に当たったらと思うと気が気ではないのでリビングに移動して寝ることにした。列島を縦断した台風24号、被害があまり大きくなければと願うばかりだが、多くの人が外出を控えることができる日曜夜というタイミングだったのはせめてもの救いだったと思う。(U)
▼遅めの夏休みをいただき熱海に行ってきた。子どもに初めての新幹線と海を見せるのが目的で、それ以外に特に何も定めない、ゆったりとした旅。熱海ではサンビーチで時間を忘れて水遊び、ご当地ビールやサイダーを飲んで、夜は海の幸に舌鼓。翌日の予定も適当で、新横浜で下車して唯一アンパンマンミュージアムに寄ってみただけ。混雑するシーズンを外したため、新幹線は自由席でも余裕、宿はピーク時よりもだいぶリーズナブルに泊まれて良かった。意外だったが外国人旅行者をほとんど見かけず、大浴場も落ち着いて利用できた。無理しない…スローライフ…大事だと感じた。(S)
▼これを書いているのは10月1日で、帰宅次第、暴風が通過した自宅とその周辺をチェックする予定。地震や竜巻など大ニュースになるような災害が無いと保険金が下りにくいイメージがあるが、火災保険に風水害、台風の補償が付いている事例は多く、屋根や外壁に損傷があれば申請する価値はある。特に今回は、首都圏のJRが全面運休するほどの大型台風で、「今までの台風で何もなかったから、今回も大丈夫」という思い込みで保険金を諦めるのは大変にもったいない。我が家ではエアコンが故障した時に知人から「落雷の影響では?」と指摘され、当初「そんなバカな」と思って調査したら保険金を得られたことがある。今回も調べるだけ調べてみよう。ダメもとでも、次の保険金請求で役立つ経験になる。(M)
 
9月27日付
2018-10-11
▼“墓じまい”この言葉を耳にしてはいたが最近、身近で起こった。祖母の眠るお墓は新潟県山間部、どちらかと言えば福島県に近い。本人の希望でその寺に30年以上前に世話になったが、もう本家や新宅など親戚は誰も住んでおらず、管理していたハトコは2時間も離れた新潟市内。『近くに移したい』と言う事になり、寝たきりの母に変わって記者に電話があった。寺や住職への支払いを埋葬している家族で負担するのは当たり前にしても、古い墓だけに連絡の付かない人もいる。広い敷地に大きな墓石が幾つもあった記憶しか残っていなかったが、今見れば小さく朽ちかけていた。(Y)
▼夏は好きだが、今年はついて行くのがやっとだった。早くから暑かったからバテかけたが、ほんの少し走って大汗かいたら、乗り越えられた。この時はまだ元気だったかもしれない。色々なことがあったがざっくりとしか思い出せない。自分の中の「今年の夏が終わった日」は8月27日の夜だった。日経の連載小説がいい終わり方をして、新しい連載が始まって、NHKの朝ドラはもう少しで終わる。来月は10月だ。(A)
▼周囲とは異彩を放つ巨大なものに怖さを感じる今日この頃。体調に変調をきたすわけでもないので大げさかもしれないが、苦手に変わりない。街の景観を成す大仏や、低層住宅の中に突如現れる建設用クレーン車、装飾が過ぎる巨大建造物などなど。バルコニーから見えたらさぞかし困るだろう。ただ、単に巨大なものが嫌ならスカイツリーや高層ビル群も同様なのだが、そんなことはない。おそらく異彩の方により反応しているのかもしれない。子供の頃から大好きな松本城も、周辺のビルと並んで見えると、得も言われぬ気分になる。まぁ異彩と決めつけていること自体、偏狭な尺度なのかもしれず、もっと柔軟に捉えられば良いのかもしれないが。(U)
▼長年愛用していたビジネスバッグを買い替えた。たっぷり収納できたのは良かったが、その分どうしても重くなりレンズ付カメラを入れて歩き続ければ背骨が歪んで、仕舞いには腰や頭が痛くなる。そんな反省を踏まえて今回は、リュックとして背負えるバッグに。そういえば以前、道場で「空手(片手)でも柔道(両手)でも、投げのポイントは相手と胸を合わせること。密着していれば造作もなく軽々と相手の姿勢や重心を崩せる。たとえば100㌔㌘以上の甲冑を持ち運ぶのは大変でも、身に付けてしまえば何でもないのと同じ」と館長が言っていたが、おそらく同様の理屈なのだろう。両手が使えるし、とっても楽だ。最近は忍者がマイブームの息子も登園はリュックで、危なっかしいほどアクティブに跳び回っている。(S)
▼レオパレス21の欠陥アパートが問題になり、株主総会でも紛糾したが、なぜ億単位の建築費用も珍しくないアパートで、チェック業者を入れないのか本当に分からない。自分は昨年、自宅屋根と外壁を全面修繕することになり、工務店とは別に、15年前の着工時に頼んだチェック業者に再度依頼。業者いわく「15年前には倒産寸前だったが、口コミを地道に広げ施主側からの不動産チェックが認知され、今ではスタッフも10倍以上に増え同業他社も増えた。もし潰れていたら、同様のサービスは現在無かったかもしれない」という。不動産は個人と企業の力の差が膨大にあり、「いかにして騙すか」という風潮溢れる業界で、それを何とかしたいというのが設立理由と聞いていた。同業他社も増えたというが、今回のレオパレスを見る限り、まだ認知が足りなかったようだ。(M)
 
9月17日付
2018-10-01
▼『暑い、暑い』と思っていたらいつの間にか秋の気配を感じる。朝方はかなり涼しく足元の薄掛け布団を思わず引き上げるようになった。今年は道端でセミの亡骸を例年より多く見かけた。不思議な事に蚊に一度も刺されなかった。たぶんここ数十年間無かった事だ。テレビで、「蚊も暑さから刺す元気がない」とやっていた。カブトムシが少なかったのも暑さの影響とか。8月には5日間連続で台風が発生、全国各地での集中豪雨、9月4日の台風21号は神戸・大阪に甚大な被害をもたらした。そう言えば、屋外プールはぬるま湯状態でサッパリしなかった。この暑さは異常なのだろうか?『数年で冷夏になる』と言う人もいる。何れにしても大好きな夏が終わった。(Y)
▼日本野鳥の会の長靴を履いて銀行へ行くと、呼ばれた窓口でずるっと滑りかけた。行員さんすかさず「マネージャー!床の水滴拭いてください」と叫ぶ。でも床が濡れていたわけではなく、長靴の底がすり減って滑りやすいだけ。これまでもあちこちで何度も危ない目にあっている。出勤する朝、2つの重いバッグと傘をさし側溝の蓋に足を掛けると思い切り尻餅をついた。目の前を中高生男子が何事もなかったかのように通り過ぎる。悔しいので痛ったぁいと声に出し立ち上がった。(A)
▼カマツカ(ペットの魚)が天に召された。2年弱は元気に水槽の中を動き回っていたのだが、急に体調を崩して看護の甲斐もなく土曜の朝に息を引き取った。個体によって5年は生きると言われているので、何が悪かったのか。エサを与え過ぎたのか、仲間が多い方が良いだろうと思い、新たなメダカと小エビ、水中植物を大量に入れたことで、窮屈になってしまったのか。色々考えてしまう。臆病者ですぐに砂の中に隠れるけれど、目だけ出してキョロキョロしている姿や、少し狭いながらも気持ちよさそうに泳ぐ姿を思い出してならない。後日、観葉植物に埋葬するつもりだが、伸びすぎた植物の手入れが先になる。しばらくは冷凍庫で冷凍保存している。(U)
▼真夜中に発生した北海道の大地震。すぐに妻の実家(石狩市、震度5強)に電話をかけるも不通で、夜にようやくつながったが、電波状況が悪く会話は途切れ途切れ。無事を確認する程度しか言葉を交わせなかったが一安心。ほぼ全域で停電、断水していたのに、なぜか庭の花壇に使用する水道だけが使えたという。札幌市内に住む義弟は、避難所で一夜を過ごした。段ボールベッドが届いていなかったとわざわざ教えてくれた。そして「地震発生が真冬の北海道だったら…」とも。これから本格的に寒くなる。まだ電力供給は不十分、一刻も早い復旧を願っている。(S)
▼中国からわずか2kmの金門島が、台湾の実効支配を受け60年ということで、新聞やネットで記事を散見。そこで必ずと言っていいほど、現地住民の声としてインタビューされていたのが、金門包丁店の職人兼社長の呉増棟さん。呉さんには昨年の旅行で仕事中にも関わらず、2回もホテルまで送迎してもらい、その人柄などですっかり同店のファンに。政府要人、観光客、マスコミなど誰とでも話してきたキャリアゆえか、自分が記者の視点で見ても大変話しやすく(要翻訳アプリ)、取材相手として頼るマスコミも多いのだろう。その他旅行関連のガイドブックやネットニュースでも名前を目にするが、経営者として周囲が何を求めているか理解しているような。金門包丁を使って一年。未だ刃こぼれ一つなく、硬いカボチャを一刀両断するたびに、また金門島に行きたくなる。(M)
 
9月7日付
2018-09-20
▼地元から電車で二駅、家からわずか20分ぐらい近くに立派なプールを見つけた。屋外の50㍍、深さは2㍍ある。水温も通常のプールより大きく深いだけに低め。当然、小さな子供や遊ぶ人もいない。淡々と50㍍を往復するだけなのだが、こんなプールを探していただけに、何だか得した気分になって、この夏は通った。千駄ヶ谷(東京体育館)が改修で使えなくなってから、都内ばかり探し隣の県には目を向けなかったのが災い、まさかこんな立派なプールが。しかも高飛び込み専用まであるのだから驚いた。もっとも屋外のため9月中旬で終わってしまう。秋からはまたプール難民に。(Y)
▼そういえば会社に届くDMなど、A4文書が数枚入った文書でもホチキス留めせず折るだけ、と言うタイプしか見かけなくなった。数年前からだろうか。1枚ずつ、かっちり機械折りしたようなものが封筒に入っている。以前ならホチキス止めして三つ折、それも等分ではなくわざとずらして、と言うのが流行っていた。ホチキスを留める位置は、用紙に対して斜めに止めるのが主流だったけど、重ねて行くと一カ所が嵩張るからか、縦に留める会社があったりして、受け取る方からすれば、見にくかった。けれども折るのみになった今、それもない。作業は激減するから、真似をして本の案内は折るだけにしている。長年事務をしていると変わったことは沢山ある。(A)
▼本家本元が外野からすれば、結局は不毛な内輪揉めにしか映らない、茶番ばかり目立った今年の阿波踊り。愛着があるがゆえに残念極まりないが、高円寺の阿波踊りは大盛り上がりだった。主催者発表で2日間100万人。JR駅前のメイン会場にはDJポリスも出動し、普段から賑やかな街のボルテージも最高潮。近隣自治体の連が日頃の成果を披露する。伝統を受け継ぎつつ、アバンギャルドな動作も躊躇なく入れる様が観る阿呆の心を鷲づかみに。本家本元の方が数倍レベルは高いことは事実だが、街の雰囲気含めて今年は高円寺の方が良かったのでは。(U)
▼NHK「おはよう日本」で段ボールベッドが取り上げられていた。医療関係者のコメントなども交え、ただ寝心地が良いというだけではなく、特に高齢者は起き上がりが容易になりエコノミークラス症候群の防止に大きく役立っていると説明していた。まだ段ボールベッドが普及していなかった阪神淡路大震災では、脚などの血管が詰まることで何人も亡くなった。そして、血管の損傷は10年以上経った今日でも完治は難しいという。以前取材で、何度か寝転んだが、思っていた以上に快適。お世話にならないことを願いつつも、いざという時…住んでいる地域の自治体でもちゃんと備蓄しているのか?とても気になった。(S)
▼腰痛で整骨院に通院するため、2カ月前に撮影したレントゲン画像が必要になり、撮影した病院に連絡すると「担当の先生が不在で渡せない」という。「所有権は先生でなく病院では?」「私の画像を私が使って問題が?」「これで治療が遅れて悪化したら責任持てます?」など食い下がったら、「コピーなら」と妥協案が出て、無事整骨院に提出。このネット時代に、医療機関同士で連携もせず「渡せない」とは、一体誰のための方針なのだろう?(M)
 
8月27日付
2018-09-12
▼7月から異常な暑さが続き街中では日傘が増えたように思う。外国人までカラフルな日傘を差し、男性の姿もチラホラみえる。『この日差しは帽子では防げない』こう言って、自分でビニール傘に遮熱塗料を塗った親しい人もいる。さて傘の骨だが、その先端部分は尖っていて顔に近づくと怖い。雨の場合はお互いが傘を差しており防御の形になるが、日傘は差さず、どうしても行き違う人の先端部分が頭や顔に向かってくる。「そっちが避けろ」とばかりにお構いなしの人もいる。日本の傘は雨傘問わず世界で一番お洒落でお土産にも引っ張りだこだと言う。来年は1本ぐらい日傘を買ってみようか。(Y)
▼振り返るにはまだ少し早い今年の夏だが、毎年恒例のあせもがやっぱりできた。暑いと昼過ぎまで毎日大抵お腹を壊していたが、なぜか数えるほどしかない。朝、目が覚めてリビングに行くなりエアコンのリモコンをピッと押し<快適エコ自動、適温で、運転します>の声を聞き、湿度低め→風向左右→風向上下をスイングに設定し、切り替えに追いつかない女性の声をはしょりつつ、1日が始まる。会社に行って、無事家に帰ってくると、その日の朝ドラの録画を観て、1日が終わる。(A)
▼あまりに暑いので、当初予定していた博多とんこつラーメンともつ鍋はやめて、旭川醤油ラーメンに変更した。空港に降り立つと涼しい!!観光しなくとも十分、元は取ったと言えるほどだ。初日に醤油ではなく塩ラーメンを堪能し、2日目からは、さらに上に上にと大雪山系旭岳の麓に。ロープウェイで1600㍍まで登ればウインドブレーカーがちょうど良い。天気にも恵まれ、涼を求めた夏休みは正解だった。しかし、寒気がするほど驚いたのが、旭川市内のカラスの大群。あれはヒッチコックなみだ。(U)
▼地元の祭りがあった。「よさこいソーラン」といえば札幌・大通り公園が有名だけど、関八州では朝霞市が一番…らしい。巨大アンプを運ぶ自衛隊の車両もすっかり見慣れてしまった。以前、沿線のボックスメーカー社長が詳しく、どのチームの踊りが凄いなどと話し込むこともあった。昨年はパワハラ議員が例年通り決勝ステージに顔を出すか…と報道陣が駆けつけて物々しい雰囲気もあったが、今年は穏やかなもの。ただ、パフォーマンスも熱かったが、とにかく暑かった。かき氷やチョコバナナの溶ける速度で見て分かるほど。氷を首や頭に当てて道端に座り込んでいる人もいた。華やかな衣装を着込んだ踊り子は大丈夫なのか?もはや祭りも命がけだ…。(S)
▼7月上旬にベトナム・ホーチミンへ旅行。「人生は一度きり」がモットーな自分が、男なら一度やってみたかった実弾射撃。合法的に撃てると聞き、ベトナム戦争跡「クチトンネル」でAKライフルを体験。料金を払い「こういうものの説明は長いぞ」と思ったら、係員が無言で弾倉をセットしいきなり渡され驚く。銃身が台に固定され少ししか動かせず、人の方向に撃てないとはいえ適当。スコープで約100㍍先の的を狙うが、当たる気ゼロ。引き金はオモチャのように、少し力を入れただけで発射され、反動で肩が下がるが痛いほどではない。日常のストレスが一瞬で吹っ飛んだが、一方で「撃ち合うような国や時代に生まれなくて良かった」と平和のありがたみを噛み締めた。(M)
 
8月17日付
2018-09-04
▼少し前まで『これがベスト』『この方法で』など、お薦めだった治療法や料理の仕方が変わっているように思う。傷の治し方ひとつにしても、『乾燥させる』が今では違う。肉の焼き方も『片面だけ良く焼き、表に肉汁が出てきたら食べごろ』と煩い人がいたが、適度に返して焼いた方が肉にストレスがかからない、と聞いた。肉にもストレスがあるのか??好きな刺身も、『活き締め』『コリコリ感が堪らない』と新鮮であれば“良し”とされてきたが、時間を置いて熟成させた方がより美味しいのだそうだ。ならば海辺の旅館の船盛りは?気になるところだが、味の違いもよく判らないし、楽しく食べられれば“良し”の方だから、これを書いた時点で考えるのを止めにした。(Y)
▼よくファミレスでランチを食べる。コレステロールが高いから一時期行くのは控えていたが、これは加齢によるものだし問題ないと言うことにして最近また復活した。ここの店のお姉さんはよく動き、美人でかっこいい。顔も覚えてくれて、気さくな感じだ。ある時期から行くたび声がかすれているので、深酒か、カラオケかと想像しつつ、今日もガラガラ声なので、会計の際、「風邪?」と聞くと、稽古、稽古、空手。と答えた。へぇー、そう言われれば、凛々しいから道着が似合いそう。(A)
▼目まぐるしく状況が変化する段ボール古紙情勢ではあるが、誰もが家庭で分別回収のために段ボールをまとめなければならないのは今後も変わらない(と言いつつ、もしかしたら分別回収が無くなる未来も…)。これだけ家庭に箱が届く時代、薄物から厚物、大小様々な箱をきれいに組み合わせて回収場所に出すのも結構一苦労。一番大きいものの内側に、小さい箱をまとめたものを押し込んでいけば紐で結ぶこともなく、きれいなひと塊に。冷房が効いていない部屋で汗だくになりながら、うまくできればストレス発散に!と写メしていたら、「自分でやったんじゃないでしょ」と一喝されてしまった。(U)
▼日傘を買った。「男の日傘が命を救う!」という記事を見たのがきっかけ。日々の酷暑、ニュースでも「災害レベルの暑さ」といわれ、亡くなった方もいる。実際、子どもを地元のプールに連れて行った時、注意していたのに頭がくらくらして危機感を覚えた。通販サイトでは多くのレビューがあって、思っていた以上にメンズ向けは売れているんだな~と思いきや、まだ街ではほとんど見かけず。確かに抵抗感はあるが、幕末に逸早くブーツを履いた坂本竜馬やザンギリ頭にした高杉晋作、土方歳三などを引き合いに出して考えて。己の美学やリアリズムに沿っていれば潔く柔軟に対応する、これも一つのダンディズム…ではないだろうか。大げさだが、そう自分に言い聞かせている。(S)
▼今回掲載のギフト力セミナー、取材中に海外旅行好きとして「うんうん」「そうそう」など何度も頷く。その中で「少しでも嫌な思いをしたら、国自体嫌いになり2度と来ない」に激しく同意。裏を返せば、良い思いをすれば何度も行くことに。38歳まで「海外は危険」「日本の食事が最高」など典型的な海外嫌い。一度台湾に行って良い思いをしたら、以降6年で8回訪台、他に5カ国へ行くまでに。台湾なら大体通る台北駅周辺には馴染みの店もあり、店員3名程度の小さな肉まん屋。セミナーの「観光客を呼ぶのに大手も中小もない」とはまさにこれ。(M)
 
8月7日付
2018-08-22
▼年に何度か訪れる山間部の温泉地、同じ小さな旅館Aを利用する。建物は少々痛み、部屋に入れば床がギシギシ、所々に古さが目立つ。紅葉シーズンでも混雑している事はないが、落ち着きのんびり過ごせるのが最大の長所。小さな露天や内風呂がいくつもあるので使い勝手も良い。連休に2泊連泊で利用しようと検索したら思いのほか料金が高かった。『えっ、ここが』と思うほどの設定だ。少し離れた川沿いにはテレビでも紹介される大きな旅館B、しかも料金はこちらの方が安い。浮気心からBに宿泊したが、大浴場や露天風呂は立派だし料理もかなり上。それでも斜め下に見えるAの灯りが気になってしょうがない。(Y)
▼信号待ちしていると隣に浴衣を着た若い女性がふたり。背中がイブニングドレスかと思うぐらいぐっと開いており、オーガンジーのようなひらひらした帯を締めている。一見してキャバ譲とお見受けする着付け。側にいたおばあさん、好奇心旺盛な様子で、熱心に質問している。胸元を見たら、同じくらいはだけていて、大胆だ。キャバ嬢すかさず、おばあさんをおしゃれですね、と褒めはじめ、あらそうでもないわよ、このジャケットは、などと応えている。信号変わって3人仲良く渡り、バイバイとキャバ嬢に手を振る光景を見ていると大人だなぁと感心する。(A)
▼冷房が効いているとはいえ、熱気と殺気が充満する朝の満員電車。『そんなに強く押さなくても』『リュックはせめて前に…』などなど、渦巻く思いを乗せて今日も出発進行ってな感じか。車窓の景色がない分、地下鉄の広告には多くの目が注がれるとの話があるが、何も宣伝していない、かわいい哺乳類らしき「じゃむむ」なるデカい顔のポスターが貼ってある。東京メトロオリジナルらしいが、確かに癒される。今日も41歳のおっさんが、イライラを押し殺し、じっと「じゃむむ」に視線を合わせている。絵面は悪いが車内平和のためだ。(U)
▼保育参加、パパ先生として生意気盛りの子ども達を相手に奮闘してきた。ピアノなどの一発芸がノルマで、とりあえず「空手、ギター、麻雀」とジョークで答えていたが、よく家でしている「動物クイズ」に落ち着く。全員が答えられるように一問一答ではなく、○×や三択クイズに。両手を○に見せかけて×にしたり、答えを示す3本の指をルーレットみたいに減速させて焦らせる昭和チックなネタ満載。結局、先生からのアンコールで空手も。体操感覚で、左右の手足をバランス良く使って交互に突きと蹴り、ワン・ツー・スリーと英語の勉強も兼ねて連続技を教えたが、家に帰ってからも多くの子が「楽しかった」と言っていた、と後日聞き嬉しかった。疲れたけど参加して良かった。(S)
▼旅行アプリ「トラベルNOW」に、サービス業の新たな可能性を感じた。10万円までの旅行プランが簡単に申し込めるものだが、支払いを2カ月待ってくれるため、申込み時点でお金が無くてもOK。当然、ある程度未払いは出るだろうが、それ以上に売上げを伸ばす方が儲かる狙い。ギャンブルや買い物より、旅行なら時間の都合上一定の歯止めは効き、消費者金融より回収率も高そう。「稼いでから旅行すれば?」と個人的には思うのだが、この社会実験的ビジネス、成功するか大変興味深い。(M)
 
7月27日付
2018-08-08
▼『再開は2020年だよ、俺、通えないな』、『そう言わずにお互い健康でいよう』ぼそぼそと聞こえたのは東京体育館の更衣室で。70半ばの男性が話していた。ここは今年7月から競技場から屋内プールまで東京オリンピックに備えて改装、休館するのだ。6年前にも1年かけ大々的な改修を行い、ましてオリンピックの会場として使う訳でも無いのに、何故と思う人は大勢いる。『他のプールへ行けばいい』と言われても、50㍍で深さも2㍍、お風呂付き、は首都圏でもここだけだから、そう簡単にはいかない。ドイツの友人もここのファンで来日時(年に2回3週間滞在)はここのジムを利用する。先日この話をしたら、残念がっていた。彼も『新しくなった時には通えない』だった。(Y)
▼目の血管が切れた。ほっておいても治るが、違和感があるので眼科へ。すると代理の先生に白内障を再度指摘され、有無を言わさず検査、初期のものと診断された。代理先生は70前後の女医さんで、どことなくかわいらしい。1日にどのくらいパソコンをやるか聞かれ、パソコンよりも、校正のほうが長く仕事することもある、と答えると、かっこいいわぁ、以前校正の仕事のドラマやっていたわね、と嬉しそうに話す。そのあと健康情報を色々レクチャーしてくれた。処方薬をもらいに行く途中、先生の仕事の方が断然すてき、と応えれば良かったと視界不良の中ぼんやり思う。専用の目薬は、作り変えた眼鏡よりも、なんだか良く見える。(A)
▼暑さが尋常でない。こうも毎年、異常気象が続けば異常ではなくなってしまう。昔、地理の授業で習った気候区分は既に形骸化してしまったのではないかと思う今日この頃。少なくとも記者が学生の頃、日本列島の多くの地域は「温暖湿潤気候」に分類されていたはず。若い時分は青い空、コバルトブルーの海、心地よい風が吹き、程良い湿度と温度の「西岸海洋性気候」や「地中海性気候」に憧れたものだが、年を重ねるごとに、温暖湿潤気候の良さを再認識していたのに…、これも過去への憧憬と化すのか。ちなみにこれだけ暑いと、エアコンが故障しても修理スタッフはスケジュールパンパンで来てはくれないようだ。もう遅いかもしれないが、使用開始する1カ月前までの試運転を勧めているようだ。大事なライフラインであるから、来年からはしっかり点検したい。(U)
▼地元・自衛隊の納涼会(一般開放)へ。日中は暑すぎるため、子どもと両親に配慮して夕方から出発。花見で訪れたことはあったが、その時以上に会場は盛り上がっており、迷子に気をつけながらフィナーレの花火まで屋台で買ったビールと肴を頬張って楽しく過ごせた。参加者の半数近くは迷彩服の人たち。家族を呼んだり、仲間同士で談笑、束の間の休息に見えた。今回の西日本豪雨では地元からも出動したらしい、改めて感謝の気持ちが湧いてくる。(S)
▼7月上旬、ベトナム・ホーチミンへ夫婦2人往復ホテル3泊合計85000円で旅行。店で食事中、幼児を抱いた老人がテーブルまで来て、黒目のない幼児の目を指さし、「マネー」と手を出してきた。一瞬「店員か?」など思ったが、外国人客が同様に無視している様子に物乞いと理解し、「NO」の意思表示をすると去っていった。これまで他国で物乞いは何度も遭遇したが、店内は初めてで一瞬狼狽。翌日ホテルマンに話すと「物乞いはグループが大半。店まで入れるのは、店が諦めてるのか、場所代を取ってるからでしょう。無視が一番です」とのこと。社会福祉が充実するまで、まだまだ経済発展の余地があるな。(M)
 
7月17日付
2018-07-31
▼7月初めに西日本を中心に襲った豪雨。数十年に一度、観測始まって以来、降雨量は次から次に塗り替えられた。平成に入って最悪の被害が出てしまった。テレビから流れる映像には氾濫した河川、土砂崩れや泥流に住宅・工場が飲み込まれている。広島、岡山、岐阜県内の親しい段ボール会社が被災した。近くで死者も出たそうだ。土曜からメールをやり取りし、『帰宅困難』『倉庫が水浸し』など被害状況を聞き、土砂崩れ、水没した町の写真には身震いする。雨が止んだ事は幸いだが、水害は後始末が一番大変だ。暑さも一層増す。早く普通の生活に戻れる事を願い、くれぐれも身体には気を付けて欲しい。(Y)
▼昼時の定食屋チェーン店Oで。ここは注文を口頭ではなく、タブレットを客が自分で操作するようになったが、反応が鈍く、面倒なのでいつも店員さんに伝えていたが、今日は案外簡単にできた。隣にやってきた私よりひと回りくらい上の夫婦。奥さん「なにこれ、動かないわよ、口頭で注文するわよ」と汗を拭き拭き、扇子をパタパタさせながら店員さんに頼んでいる。定食が運ばれてき、向かいに座る夫のご飯とみそ汁の位置が違うと言って直し、大きな声で親類の悪口を言い始めた。ああ、なんだか自分の十年後を見ているみたい。(A)
▼今年で30年を迎えた東京ドーム。小学校の修学旅行で東京に着いて最も驚いたのは東京タワーではなく、まだ真新しいドームだったことを今でも鮮明に覚えている。それから野球観戦、コンサートと何度足を運んだだろう。会社からもバスで10分弱の距離、今では当たり前の風景となった。先日も野球観戦で訪れたが、天井を見上げれば確かに30年なりの年輪を刻んでいる。ただ、某月刊誌の特集によると、大事にメンテナンスすればまだまだ数十年、問題なく使用できるようで、しばらくは東京の顔として役割は続くはずだ。(U)
▼30年来の友人の結婚式に出席した。小学校からの長い付き合い。引越しなどで疎遠な時期もあったが、互いの大学を行ったり、社会人になってからも新年会や花見などで(婚活パーティーはご一緒できなかったが)、バンド活動で切磋琢磨した仲でもあり、非常に感慨深かった。式場は、並木道の新緑が美しい雨の表参道。新婦はピアニスト、2人の共演も感動的で、改めて音楽の素晴らしさを実感した。2次会ではギター一本で演奏もできたが、裏方として花や楽器を運ぶなど準備を手伝い、それはそれで有意義だった。どうぞ末永くお幸せに、今後ともよろしく。(S)
▼「人生100年」という言葉が流行っているが、友人の両親の話を聞いてからどうも違和感。父親が65歳で定年退職し、家族で伊勢神宮や京都を回るのを楽しみにしていたら、母親が「足が辛いから行きたくない」とのこと。結局車で近所の温泉に変更したが、旅行ルートは夫婦が若い頃から「時間が取れたら行こう」と話していた場所。100年まで後35年もあってこの有様。自由に出かけ美味を味わうには、もしかすると50年でも遅いのでは。これを聞いてから人生100年は、年老いても働かせたい国、老後の不安を煽って金融商品など買わせたい企業などにとって、都合の良い言葉に見えてきた。(M)
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