板紙・段ボールから印刷紙器までを網羅した専門新聞社です

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有限会社
日刊板紙段ボール新聞社

東京都文京区湯島4-6-11
湯島ハイタウンA-509号
TEL.03-5689-0121
FAX.03-5689-0120
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板紙・段ボール産業の総合紙。
紙器・段ボール企業を中心に機械・資材メーカーなどの動向をはじめ、箱を使うユーザーの動きも網羅。各種統計の分析なども充実。

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日​刊​板​紙​段​ボ​ー​ル​新​聞​社​
 

過去のブログ

 

過去の記者ブログ

過去の記者ブログ
 
5月17日付
2019-06-03
▼身体を動かす事は昔から好きだが、週に泳ぐ回数を増やした。以前のようにゆっくり泳ぐのではなく、自分なりに速度を上げて。歩く速さも従来より早く。『どうして?』と聞かれれば、悪玉コレステロールや中性脂肪が基準値を超えているからだ。N社長から『高めの方が。気にする事も無い』と言われたり裏付けする資料を貰っても、検査のたびに『毎年少しずつ上がっています』と注意されれば、やっぱり気になってしまう。朝は海藻に亜麻仁油をかけて、ナッツやゴマも欠かさず口にしていた。さて検査結果、『下がっています』と医者、『でも血糖値が…』。パソコン画面内の問診票を見て『毎日これだけ飲むのですか』と聞かれ、『いや、量も減らしています』と返せば、『多いです。しかも日本酒ですね』。う~ん、今日からはハイボールにしよう。(Y)
▼新しく令和に元号が変わっても公共の納付書などしばらくは従来のまま使用できるし、小切手帳も平成のままでもOK、または手書きで訂正しても、訂正印は不要、と問い合わせるとそう言われた。なんだか緩い。昭和の終わり頃、パートで働いていた職場では元気なおじいさん達が、天皇陛下の容態を心配していた記憶がある。みんな何歳だったのだろう。どう見ても70は超えていた気がするけど、それだと今100歳を超えてしまう。当時その年齢の人が働いていただろうか。皆おしゃべりで明るく、楽しげな会話をBGMに仕事していた。(A)
▼GWは広島に。野球観戦がメインだが、宮島・弥山に登り、頂上から瀬戸内海を一望するなど、新緑の季節に良い旅となった。この時期、フラワーフェスティバルなる、伝統のイベントが開催される。のど自慢や出店など、単なるお祭りではあるが、根底には平和への願いが込められているという。平和記念公園にも足を運んだが、資料館はリニューアル直後で長蛇の列。そして元々、多くの外国人が訪れてはいたが、さらに増えたように感じた。基本的に昼から飲んだくれていたが、令和に変わり、様々な行事が行われる中、同地で直に感じたことは大切にしたい。(U)
▼北海道・小樽の塩谷海岸で「青の洞窟」クルージングに参加した。前日は強風でキャンセルになったそうだが運よく晴れ、洞窟内に射し込む光で綺麗に輝く青い海面に感動。ただ、後日引き落とされるはずの参加費が必要に!財布には数千円しか入っておらず焦った。普段クレジットや交通系ICばかりだから。しばらくしてカード決済用のハンディー端末を探して来てくれて一安心。別日には予約していたつもりのバーベキュー(ジンギスカン)が通っておらず、逆にお店に気を遣わせてしまった。旅の恥は…平成のうちに掻き捨て、今後の教訓としたい。(S)
▼驚くほど美しい話し方をする人に会ったことがある。話し方教室の先生で、実はこの道のプロなのだが、こんなに素直に気持ちに入ってくる音声を聞いたのは初めてかもしれない。透明感のある伸びやかな声、平坦なのに印象的なリズム、程よい音量。さすがプロだなと思うが、その人が話している言葉が美しい、というのが何よりのポイントだろう。心のこもった同意や共感の言葉、相手を思いやる説明。結局、声を発するのは人格、良き人格からは良き言葉が、良き言葉からは良き音声が生み出される。(W)
 
5月7日付
2019-05-22
▼沖縄の陶器(焼き物)を『やちむん』と言う。読谷村のやちむんの里や牧志公設市場に近い壺屋やちむん通りが有名だが、宿泊地から那覇まで戻ると飛行機の時間まで食堂で飲む事が多く今まで専門店に行った事が無い。それでも南国独特の絵柄や色使いに惹かれ、前々から一つは欲しいと思っていた。夜布団に入りスマホで検索、綺麗な酒器『カラカラ』を見つけた。普段なら絶対に手を出さない価格だったが酒の勢いも手伝ってつい購入した。注意書きには直接火にはかけないで下さい、とあったが、後日お湯を沸かし癇をつけるのも面倒くさく火にかけたら、パシッと割れてしまった。それも一回使っただけで、大切に使えば良かった…。(Y)
▼芦ノ湖で開催されたランフェスへ。箱根登山鉄道、ケーブルカー、ロープウェイとどこも外国人観光客であふれ、びっくりした。観光しながらのランニングのはずが、気持ちの余裕もなくゴール。湖畔に寝そべりゆったりくつろぐ外国人を眺めていると、ここは海外の観光地かと錯覚してしまう。片道4時間近くかけてここまで来たけれど、1人じゃ無理だったかも。水たまりが所々にある仮設テントで着替えたり、行きより重くなった荷物を持ったりと、この感じ、高校1年の時在籍していた山岳部みたいだ。(A)
▼急きょフォーマルを着用する機会があったのだが、お年頃なので3年前にギリギリ入っていたものが上下とも完全に入らない事態が勃発。さて、おのが脇腹贅肉を少々過小評価していたようだが、もう夜の10時。どうしたものか。しかし今は便利な時代になった。紳士服店のウェブページでは店舗ごとの在庫確認と取り置き申込みが24時間対応となっている。翌日、都心の店舗でフィッティングし、裾をいっぱい切ってもらい、新幹線に飛び乗って大切な行事で事なきを得た。鉄は熱いうちに打て!早急に絞らねばならない。ただしこれを記している段階で、差しあたっての懸案は大型連休だ…。(U)
▼桜の季節、出かける機会も多かった。上野国立博物館の「東寺展」に続き、息子にせがまれて同科学博物館の「大哺乳類展2」にも足を運んだ。花見客で界隈はごった返していたが、中央改札前の巨大ジャイアントパンダ像やクラシック演奏など楽しい催しも。五反田TOC「ザ・ローリングストーンズEXHIBITIONISM」展に寄って楽器や機材、衣装などに感動。渋谷BUNKAMURAオーチャードホールでKRAFTWERKの来日公演もあった。大型連休前にネタが尽きてしまって…どうしよう?(S)
▼年に数回、田舎(静岡)の家に引き籠るのだが、この期間は東京の物質世界から完全に離れる。野良仕事や家屋の修復をして夕方、白米、味噌汁、お新香で一日を締めくくる。都会にいると一汁一菜なんて想像もつかないが、ここでは何の苦も無くスイッチが切り替わる。一杯のインスタントコーヒーですらたまらなく贅沢に思える。夕暮れの冷やかな風に吹かれながら、日ごろの思い煩いがまるで嘘のように感じられる。(W)
▼腰椎椎間板ヘルニア手術・入院の医療保険金が下りた。埼玉県民共済で最も安い月額2千円掛け捨てでも医療費を超え黒字。昔会った保険屋が「安い保険はダメ。手術で黒字にするなら月1万円は必要です!」と言っていたが、今会ったら「嘘ついてたね?」と問い詰めたい。同共済、ネットの予測変換で「最強」と付くほどの充実振り。調べれば人員や広告展開の少なさによる低コスト、埼玉県内の圧倒的シェアによる保険料収入など様々なデータが。給付までのスムーズさを見た家族がつられて加入するほど。引っ越して16年目、埼玉独自のサービスに心から感謝。(M)
 
4月27日付
2019-05-13
▼通うプールまで最寄りの駅から住宅街を少し歩く。近道は車がやっと1台通れるぐらいの狭さで、両側は民家で古いアパートも多い。その中にゴールデンレトリバーを飼っている家がある。知らずに前を通ると『うぅ~ワンワン』、いきなり大きな声で吠えられた。柵で囲ってあるがジャンプすれば簡単に飛び越えられるし、越えそうな勢いだ。その犬、他の人には何故だか吠えない。老若男女、様々な人が通り過ぎるが吠えられるのは記者だけ。『人相?』『足音?』『匂い?』、不思議に思っていた。ここ数か月、見かけなかった。『死んだか』と思っていたら、健在だった。そしてやっぱり『うぅ~ワンワン』。昨日、目と目があったが初めて吠えられなかった。認めてくれたのだろうか。(Y)
▼腰は痛くてもやる気スイッチが入ったので、早歩きを心掛け、事務所のエレベーターは使わず(実質4階)、家でも夕食後うつ伏せになって休憩せずすぐに茶碗を洗い、湿布も効き目がないから貼らない、とがんばって4カ月経つ。その成果なのか、朝の超満員通勤電車でも、一瞬でいいから座りたい!ほどのつらさは、6駅伸びた。この方法で病気が完治するわけはないけれど、工夫次第で軽減されていくのが実感できてうれしい。勢いでランニング用ウォッチを購入。次は何を買おう。(A)
▼丸の内線の新型車両がデビューし1カ月半、目撃することはあっても乗車できずヤキモキしていた。丸の内は車両数6両と短いが、終点の荻窪、池袋とも連絡が良く、沿線に住宅地も結構あるため、通勤ラッシュはなかなか。ただ、これは首都圏ならば概ねどこも同様。一番辛いのは冷房の効きの悪さで、『節電お見事!』と口走りそうになるほど。それが新型では大幅に改善されるとドラえもんが宣伝していたので、心待ちにしていたわけだ。さて、先日やっと念願叶ったが、今の時期冷房は必要なく、全体的に期待ほどの新鮮さはなかった。にしても売りのひとつである携帯充電スポット、本当に必要、ねえドラえもん?!(U)
▼春の陽気に誘われて、上野・東京国立博物館で、特別展「東寺~空海と仏像曼荼羅~」を見てきた。真言宗の開祖である弘法大師・空海については、平安時代に(天台宗の最澄とともに)遣唐使として、唐の長安で学び、密教を持ち帰り高野山を開く…という小説を読んだくらいの狭い知識しかなかったが、両界曼荼羅や仏像、仏具などをどうしても見たくて。密教は他の仏教と異なり、釈迦ではなく大日如来が中心。曼荼羅の中央もしくは最上段に鎮座するわけだが、説明があっても理解できず。インドの影響が色濃い異形の仏たちは、象など動物の背に座していたり不可思議で、ビシビシ刺激をもらった。こういう場面ではケチらず迷わず音声ガイドを使用するが、展示物の解説以外にも住職の挨拶、護摩の読経もたっぷり聴けて大満足。(S)
▼最近、睡眠の問題をよく耳にする。電車の中で少しでもウトウトすると夜眠れなくなるとか、夜中何度も起きる、といった類いの話である。意識はしていないが何かしらの緊張が続いていて、意識をシャットダウンすることができないのだと思う。そして、その緊張の原因のほとんどは人間関係である。(W)
▼どうしても理解できない価値観に遭遇。親戚が6泊7日の「断食道場」に行く。近県の群馬、他人と相部屋、貧相なメシに10万円という費用に絶句。食うために10万円は理解できるが、食わないことに金を払い有給5日を使う意味は。体調が悪かったり減量でもすれば、食えない瞬間はいくらでもやってくるのに・・・などと文句を言われることを嫌ったのか、出発数日前に入金したことを伝えてきた。18年通っている格闘技ジムでこの件を話すと、後輩から「仕事で疲れてるのに、金払って関節極められたり首絞められたり殴られて、怪我して帰る方が世間的に理解されませんよ」と一言。価値観は人それぞれだ。(M)
 
4月17日付
2019-04-24
▼からくい(三線の糸巻き)を折った。しかも買ったばかりの三線に付けた高価な象牙タイプ。民謡大会に参加するために集まった練習中、唄に合わせて本調子から二揚げ、三下げ、本調子と調弦するのだが、ちょっと緩んだのできつく押し込んだら『バキッ』。先生も周りの仲間も『沖縄で買ってきた三線?』とビックリ、『まだ保証期間よ』と言われたが、楽器を宅配で送るのは手間がかかり面倒くさい。翌日、銀座わした(沖縄物産店)に電話すれば、『修理できるスタッフが土曜にいるので、1時間ほどで直せます』と抜群の対応の良さ。1本折れば3本とも揃えて交換しなければならないが、沖縄出身の若い女性が色々相談にのってくれ、修理コストも大満足。ただ、今でも折った嫌な感触が手にしっかり残っている…。(Y)
▼駅を降りて家まで帰る途中、最近見かけるトレーニング中の若い男性が脇を駆け抜けて行く。車道を結構なスピードで走ったかと思うと、今日は腰がだるい、荷物が重い、とグタグタ歩いている私の正面から、サーッと現れる。思わずヤダーと声がもれる。それなのにまた後ろから追い越されてしまった。ひょっとするとこの道はインターバル走に最適なのだろうか。どこに折り返し地点があるか知らないけど、もう追い越されることはない、私は右への急坂を上る。(A)
▼地元・焼き鳥屋。今日の店員はベトナム人二人に日本人一人。いつもこんな感じだ。二人とも若い青年だが、比較的年長の彼は来日6年、日本語はペラペラで、数年前には正社員となり、焼き場も任されている。その日は早い時間に店に入ったので、まだカウンターに幾人かしかいない。隣に座ったのは韓国人青年、1週間ほどの旅行とのこと。大きな街ではなく、ローカルな街で飲んでみたいと思って来店したそうだ。日本語はたどたどしいが、英語は非常に流暢、情けないが、半分くらいしか理解できない。ただ、酒の勢いもあって意気投合、2軒梯子し楽しい時間を過ごせた。(U)
▼近所の陸上自衛隊・朝霞駐屯地で、恒例の一般公開があった。満開に近かったが日中も肌寒く、曇天を見上げ雨を気にしながらの花見。最近は、公園など外で絵本を読むことがマイブームの(風流な?)息子に付き合い、凍えながらページをめくる。それにしても敷地内は、例年よりも移動範囲が狭められていたような気が。枝垂れ桜が綺麗な池は、以前から柵などがなく酔っ払いが落ちないか心配だったが、今回はKEEP OUTと書かれた黄色いテープが張り巡らされていた。その分、暖房が効いている広報センターで重量4㌔㌘の防弾チョッキを試着したり、迷彩色の特大リュックを買うなどショッピングを楽しんだ。(S)
▼自宅付近には3つの最寄り駅があって、ひとつは新宿方面、もうひとつは埼玉方面、最後は川崎方面へと伸びている。どれも同じくらい使うのだが、それぞれに雰囲気というかカラーがある。それぞれの電車に乗る度に、記者もそれぞれのカラーの人間になっている。(W)
▼20%還元で話題になったPaypayなどスマホ決済の競争が激しく、ほぼ全社を利用していると、毎日何らかの無料券や割引サービスが。中には利用方法が理解できないものもあるが、センターや家族のサポートで必死に付いていっている。キャッシュレスは国策、消費者にも様々なメリットがあるとなれば、家計防衛のため付いていくしかない。もう40半ば、「難しい」と一度諦めたら二度と追いつけず、様々な場面で割高なサービスを一生強いられる恐怖。大げさだが、今が勝負どころ。(M)
 
4月7日付
2019-04-16
▼日増しに観光客が増えている。シーズン中には350万人以上、上野公園周辺は花見客で昼間から夜までごった返す。この季節になるとテレビでは開花予想や桜の名所を紹介するが、それを観ると想い出すのがMさんだ。〇段ボール、□板紙で技術顧問を歴任、記者が業界に入りたての頃は全国段ボール技術委員会副委員長として活躍、雲の上の存在だったが息子のように可愛がってくれた。お酒の好きなところは一緒、Mさん地元の岐阜・根尾谷の薄墨桜(日本三大桜のひとつ)を泊りがけで見に行き、ナマズ料理を動けなくなるまでご馳走になった。もう亡くなって15年になる。業界地図は大きく変わった。〇も□も今は無い。天国から様変わりした板紙・段ボール産業をどう見ているだろうか。(Y)
▼おかずはまとめて週に2、3度作り置きする。ある日曜日、作る最中なんとなく飽きて来て、“まだ何品もある”“包丁切れないな”とピーマンをボツボツ刻んでいたら、左薬指の爪と指まで切っていた。ピーマンを抑える指がなんかいつもと違うし、やりにくいなと感じていたら指を曲げていなかった。キッチンペーパーで拭いて母親にカットバンを巻いてもらい、残りは明日やることにする。血はそのうち止まり、普通にお風呂に入り、カットバンは外した。翌日、傷口に水を流さず消毒液もかけなかったことに友達と話していて気付いた。破傷風になりかけた知人がいると言う。(A)
▼詩人で作家のねじめ正一さんが、地元図書館で高円寺をテーマに話した講演に参加。小規模だが、定員いっぱい。おそらく参加者で記者が2番目に若いはずだ(見た感じ)。今のご時世、講演内容は公にしてはいけないようなので詳しくは書けないが、野球の話、恩師・同級生との交流など少年時代の話を中心に2時間楽しい時間だった。イコール高円寺のような人だからご自身の思い出を話せばそのまま高円寺の話になるところはさすが。友達の兄弟やお母さんの若かりし頃を知るご婦人などが集い、「同窓会みたいだなあ」と笑いながら会場を後にした。(U)
▼昨日は3度目の路上教習だった。仮免を取ったのも束の間、すぐに広い世界へ放り出され毎回緊張している。初回が日没後でヘッドライトの操作方法から慌てて確認。周囲の対象物が認識しづらいため(解放感もあってか)何度も速度オーバーを注意された。大変だった分、戸田へと渡る橋の上、街灯が煌く夜景が綺麗で感動した。今はコースが変わって高島平の住宅街。より歩行者への注意が必要である。まだ余裕がなく、恐る恐る運転しているが、せっかくここまで来たのだから、楽しみながら頑張りたい。(S)
▼指先が固くて、スマホが上手に使えない、ということで幸いにも電車の中でボケーとすることができる。私見だが、スマホをいじればいじるほど、1日の使用可能意識量はバッテリーのごとくじわじわ減るわけで、ここで温存して他の楽しいことに使い切る、というわけである。(W)
▼朝のニュースで、MMA(総合格闘技)の映像が流れたが、残念なことに「アポ電強盗」容疑者の試合映像。自分もやっていて何だが、こんなマイナースポーツがまともに考えれば朝のニュースに出るわけない。「容疑者は『試合で結果が出ず、借金を募らせ…』」とのコメントに、飲んでいた紅茶を吹き出しそうに。厳密に言うと稼げなくはないが、実感として食えている選手は国内なら上位数名、ジム経営やコーチも入れればある程度増える程度。「結果が出ても稼げるか!」「借金の理由をMMAのせいにするな!」とTVに文句を言う寂しい人状態。好きなものを悪い形で引用され、朝から不快感。(M)
 
3月27日付
2019-04-09
▼30年以上前になるが会社専用の原稿用紙を作り、鉛筆で記事を書いていた。パソコンを買っても何年間かは鉛筆、それも2B。小さくなるとサックを使いナイフで削って使った。若い記者がワードを上手に使っているのを見ても手書きに拘り、消しゴムで修正。右手中指のペンだこが密かな自慢でもあった。インタビュー等はカセットテープを起こした。テープを何度も聞き返しながらの作業だった。手書きの方が一発でまとめられるように思っていたが、慣れればパソコンの方が楽だし早い。カセットも今では小さなボイスレコーダーに変わった。音もクリアで聞き取り易い。そのうち原稿まで書いてくれる機能が付けば…。(Y)
▼ファミレスでご当地鍋焼きうどんを注文したら、店員が割り箸を持ってきた。くじ付きらしく紙袋を破くと<当たり>の刻印。景品であるトッピングを頼むと、割り箸は次回使えるからテーブルにある箸で食べた方がいい、と笑顔で言われたが、そうか、汚れるしね、と理解し、ありがとうと答えたけど、すかさず友人から「言われた意味わかってないでしょう」とつっこまれた。当たりの箸だけど、今使ったら汚れるから、もう他所では使わない方がいいよ、と言う忠告かと思った。理解できてないと瞬時に判断されやや気落ちした。(A)
▼この歳になると新しいことにチャレンジすることも少なくなるが、この春は大いなる一歩を踏み出した。花粉症デビューだ。毎年のように、目が少し痒ければ「なった」「なった」と周りにわめき散らしていたが、本当になってみると案外、粛々とその事実を受け止めている。重度の方からすれば序の口なのだろうが、起床して目がかゆく、鼻が通らず、昼過ぎについついウトウトしていると、サラサラの水が一筋、鼻から垂れてきている。そしてこんなに声が枯れるとは思っていなかった。マスクをせずに晴天の日は2時間散歩してみた。だんだん辛くなってくる。妙なものだが、花粉症なのだと実感する。何か新鮮だ。(U)
▼生まれた時すでにIT機器などが存在、自然と操作などを体得し、意識的にもあって当然という世代の人々を「デジタル・ネイティヴ」というが、4歳の息子も立派なネイティヴ。かつては、YouTubeで広告が流れるたびに呼ばれ、親が飛ばしていたが、それを観察していたのか、いつしか声がかからず楽になったと思ったら自分でマウスを操作していた。画面下のバナーも小さなバツ印を上手くクリックして消す。見ている内容は、相変わらずアンパンマンや動物(最近は恐竜も)なのだが…。つい数日前にはダブルクリックもマスター。大したものだ。(S)
▼盗み聞きした他人の話で恐縮なのだが、バスの中で中年男性2人がギャンブルについて熱弁を奮っていた『パチンコなんて勝てるわけないよ。宝くじなんて当たったヤツを聞いたことすらない』だがその後の展開が面白かった。『だがなあ、この歳になると当たってもなあ、欲しいものはないし、何を食べても美味しくないし』思わず同意したくなる内容だが、『やっぱり大当たりしたら恵まれない子供にあげるのがいいんだなあ』世の中それほど狂っていないと直感したバスの旅だった。(W)
▼義妹の賃貸契約に立会う。内覧当日に業者から「別で決まってしまいました」と電話が来たため、「いわゆる『おとり』物件か!」など少々もめたが、別の部屋がほぼ同条件で本人も気に入り、不信感を抑えつつ契約を見守る。あとはサインだけと思っていたら、重要事項、保険、諸手続きなど説明20分、アパートの所有者や抵当権まで分かる登記簿コピーまでくれ「ここまでしないと部屋を貸せないのか」と驚愕。今までアパートは大家さんの自主管理物件にしか住んだことが無かったので、予想外の長い説明に自分以下全員グッタリ。「簡単に住み替えられるのが賃貸の良さ」というが、これは簡単じゃないぞ。(M)
 
3月17日付
2019-03-29
▼豊洲にある辰巳国際水泳場が東京オリンピック終了後にスケートリンクに衣替えすると書かれていた。来年の五輪で近くにより観客を収容できる大きな施設『東京アクアティクスセンター』が完成、辰巳は水球で使用した後に改装するそうだ。どこにでもあるプールと違いリンクは利用者が多く、維持費も大幅にかからないのが大きな理由のようだが、素人目には『お水を入れるプールの方が、氷を張るよりも』と僻み半分思っている。千駄ヶ谷で泳いでいた頃はクレーンだけが目立った新国立競技場も、日に日に出来上がっている。前回の大会は小学校低学年だったが、テレビにかじり付いた興奮は今でもしっかり覚えている。(Y)
▼3月3日、三浦国際市民マラソン5㌔の部に友達と参加。1週間前から天気予報は曇りと雨、昼前に終わるから大丈夫だろうと高をくくっていたが玄関を出たらポツポツ雨が。友達が合羽を用意してくれていて助かった。寒さ対策のズボンは濡れるから履かない方がいいよ、と言われ脱ぐと、スポーツタイツの上に半ズボンを重ねるのを忘れている。うかつだった。ランナーでひしめき合っているからマイペースで楽に走れ、傘をさして沿道に立つ応援がうれしい。手足もびしょ濡れでかじかんだが、なぜか楽しい。当日は4・7度、東京マラソンで選手が震えながら棄権したのもうなずける。こんな経験、大会でしかできない。(A)
▼遅ればせながらキャッシュレス化を進めている。財布を小ぶりなものに変えたので、小銭をなるべく持たないようにするためだが、意識してやってみると全く困ることなくスムーズに移行できた。交通カードとコンビニ、コーヒーショップのカード3枚あれば、ほぼ問題ない。特に交通カードは非常に使い勝手が良い。もちろん、昼食時にカードを使用できない店に行くこともある。お札しか持っていないので当然お釣りの硬貨が発生するが、500円ならば家に持ち帰り貯金箱に旅行貯金、他の硬貨は即座に事務所下の郵貯ATMに入れるようにしている。(U)
▼健診センターから派遣されたアドバイザーが、わざわざ会社までやって来た。昨年の健診で少々…いくつか引っ掛かり、なおかつ放置してきたせいか。もう若年層ではなくなったし。よく分からずチェックマークを付けていたかも。でも具体的な数値等の話ではなく、生活習慣がメイン。いきなり、体がなかなか脂肪を抱え込んで離さない原理について「飢えと戦ってきた人類の長い歴史の中で…」と壮大な物語が始まりそうになった時は、身構えてしまった。30分後、3カ月後の体重などの目標を設定して終了。最も大切なのは日々のカロリー計算らしい。数字や計算は昔から苦手で、基本的にどんぶり勘定、麻雀の点数計算もアバウトだから、これを機に「計算高い男」…なんて呼ばれてみたい!(S)
▼食品に関する記事を何本か書いているうちになぜか作れる料理のレパートリーが増えた。ワインを使って料理をしようなんて考えてもみなかったし、醤油を使うどんな料理があるかなんか、頭の片隅でも想像しなかった。とにかく、肉じゃが、親子丼、煮物など新しい挑戦がことごとく成功に終わった。料理をしながら、色々とうんちくも垂れられるようになった。(W)
▼運送業界の人手不足にレオパレス問題も加わり、「引っ越し難民」が増加しているらしい。26年前に2週間だけ大手引越センターのバイトに参加。朝7時集合22時終了、エレベーター無しで団地5階、書類でパンパンな段ボール100箱以上の役所など激務続き。2週間の期間限定、要体力という条件をクリアできるのは、春休みの男子学生や浪人生ぐらい。それゆえ時給は当時スーパーの2・4倍。風邪や過労でも休めない社員が、注射やカフェイン剤がぶ飲みで無理やり出社しトラックを運転、自分は補助灯だけの薄暗い荷台に乗りこみ「もし事故ったら、最後の風景これか…」と思ったもの。事故が起こらないことを願う。(M)
 
3月7日付
2019-03-19
▼ここ2、3年の間に湯島に天ぷら屋さんが3軒開店した。湯島と言っても広く、事務所から御徒町駅までの僅かな距離で。昼からコースだけの超高級店、お疲れ様セットもある飲み屋風、そして3月に事務所の下に天丼屋がオープンした。事務所マンションはバブルの頃は1階や地下にスナックや鮨屋、蕎麦屋が何店舗も入っていたが、今は空きが目立つ。天丼屋の場所は20年以上小さな不動産屋さんで、どこにでもあるようにペタペタと物件案内が貼ってあった。店舗を改装し始めたが、毎日前を通るので進捗状況がよく分かる。日に日に出来上がってくるが、白木を使った凝った内装。『何が出来るんだろうね』記者達と話していたが、天丼屋とは誰も想像していなかった。(Y)
▼公演日ギリギリで格安チケットのハガキが来て、またまた行ってきた演歌のコンサート。母、姉の3人で、今回は何と初の1階席。勝手にど真ん中を想像していたけれど、端っこの方だった。大御所マルチプレーヤーな歌手と、中堅ベテランの女性ふたりの共演。観客の平均年齢がぐっと高めなせいか、拍手が大きい訳でもなく、ペンライトもなく、ファンクラブの人も来ていないようで、会場はやけに大人しい。だがプレゼント攻撃がすごい。終了後は狭い階段にみなが殺到し、毎回けが人が出ないのが不思議だ。この料金だったらもっと気軽に聞きに来られるのだけど。(A)
▼Jリーグが開幕。今は有能な若手が欧州のセカンドクラスのリーグにすぐ移籍してしまう。『欧州移籍』と騒がれるが、そのクラスだとJリーグと差はない。鹿島あたりをそのまま放りこんでも中位以上の順位には入ると踏んでいるが、やはり地理的な要因もあり欧州5大リーグ(英・独・西・伊・仏)へのステップアップには最適で、生活面も含め海外での適性を見るにも重要だ。ではJリーグが退屈かと言えば、そんなことはない。韓国はじめ優秀なアジア人選手も多く、ユースあがりの才能も次々と登場するといった非常に良い循環にある。かつての世界最高峰選手を金で集めた神戸がすんなり勝てないのも頷ける。(U)
▼地元サッカー教室の無料体験に、子どもと参加した。挨拶から始まり、ボールに慣れるための遊戯、シュート練習、最後に紅白戦と盛り沢山の内容だった。休日に公園でパス練習をするくらいだったが、その成果もあってボールコントロールは良かった…ような(とりあえずシュートは3本すべてゴールに)。ただ、試合では内気で優しい性格のため、まったくボールに触れられず。だいぶ疲れたようで、せっかく自分でサッカーやりたいと言い出したのに「もう行かない」と捨て台詞。後日訊いたら、紅白戦に負けたのが堪えたらしい。またいくらでも付き合うので、色々経験して本当に自分の好きなものを見つけてくれれば。(S)
▼仕事をしていると途方もなく多くの人に会える。その中でほんの一握りの人たちと、生涯仕事を共有することになる。自分の場合は3、4人といったところだが、運命的な出会いとは程遠い。ただ何となく縁が続いて、その縁で仕事がぐるぐる回って関係が続く。気が合うというわけでもなく、むしろ自分とは異なるタイプの人間なのだが、続いては途切れ、ただそれを繰り返す。仕事の財産を経験とか技術だと言うこともできようが、自分にはやっぱりこの人たちとの過去である。(W)
▼今号に掲載されているサポートジャケット。ヘルニア・腰痛で救急搬送、手術、入院した者として「一度試さなくては」と胸に秘めており、先日ついにその機会が。装着した瞬間は変化ないが、しゃがむと背中から腰に張ったゴムベルトが伸び、しゃがむ勢いを殺し、腰や膝への衝撃が体感で3分の1程度に。起立時には伸びたゴムベルトが元の長さに縮む力を利用し、上に引き上げられることで、腰や膝に入れる力がまたも3分の1程度に軽減。装着時の重量感はごくわずか。異物感も1日付けてれば慣れそう。これはお世辞抜きで掘り出し物だ。(M)
 
2月27日付
2019-03-18
▼相撲に卓球、スキーにフィギュアスケート、スポーツ界でも若い世代の頑張りが目立つ。一押しは好きな水泳の池江璃花子選手だ。来年の東京オリンピックで活躍する姿をずっと想像している。それだけに12日のニュース『白血病の治療に専念』は衝撃で、どうしても結びつかなかった。注目され出した頃、都内のあるプールで見かけた。『まさかこんな所で』と思ったが、友人は『間違いない』と言う。高速コースを一人でゆっくり泳いでいた。ゆっくり見えても水の抵抗を全く感じさせず、スピードは次元が違った。プールから上がった姿をじっと見つめてしまったが、やはり普通の人とは違った。テレビでも驚きの声ばかりだ。皆が元気に回復する事を願っている。(Y)
▼チェーン店である讃岐うどんは、ぱっと食べて外に出られるから便利だ。とは言っても食べるのは親子丼。作ってくれるのは長年飲食業に携わってきた風の全力投球な女性だ。いつ頼んでも汁が多く食べた後数時間は口の中がしびれるようだったが、そのうち裏方に回ってしまい、別の人に。その人も汁多め、マニュアルがそうなのかと思っていたが、ある日は違った。ぼーっと立ってメモを取る新人(60歳前後男性)に、指導する方も親子丼作りは慣れてない様でメモを見ながら教えている。出て来たのは汁気がなく、ばっさばさの白ご飯に具がのったもの。ご飯は大好きだけどこれは食べにくい。メモを見落としたのか、それとも今までの味はベテランのプラスαだったのか、どっちだろう。(A)
▼風呂上がりに、パンケーキ食べたいと歌ってるので、やばいと思ったのか、一度試すのも悪くないとの話になり、先日人気店に行ってきた。幼稚園の時の誕生日プレゼントは小さなフライパン。親は料理人になってもらいたかったようだ。それで初めて作ったのがホットケーキ。だからパンケーキが気になって仕方ないのかもしれない。さて、大量のホイップクリームのタワーに度肝を抜かれるが、思いのほか、あっさり。とは言え1人前の半前さえ完食できなかったが。にしても昨今のインスタ映えは恐ろしい。なければ日の目を見なかった、誕生さえしていないものが結構あるはず。料理は目で楽しむものでもあるが…。(U)
▼視聴率は伸び悩んでいるようだが、今年の大河ドラマ「いだてん」。毎週楽しみにしている。期待していなかったから尚更か?戦国でも幕末でもない、はたして大河ドラマなのかという気もするが、とても新鮮だ。血生臭さもないし、所々に盛り込まれたギャグも心地良い。はじめは、明治と昭和が交差して分かり難い気もしたが、慣れてしまえばむしろ深みが増す。テーマ曲も軽快で、早くサントラをゲットして聴きながら軽快に走ってみたい。(S)
▼イスラエルにいたことをふと思い出した。20代中盤ぐらいのことで、歴史や文化に興味があって、その国で働いたり、ただ遊びに行ったりと、アジア大陸の端と端の往復を繰り返していた。あの時、毎週のように招いてくれて、ご飯を食べさせてくれたパパとママはまだ生きているのだろうか。子供たちもぼくと同じ40代、みんなヨーロッパに移住してしまった。彼らは今も元気にしているのだろうか。(W)
▼昨年末のモスクワ・サンクト旅行では、両都市間を片道4時間列車移動。行きの新幹線は乗車前のラウンジ利用とドリンク飲み放題、プチ豪華な車内食に食後のケーキ、アルコール類も飲み放題が付いて1人8千円の安さに驚愕。帰りの特急はドア付き6人部屋、サンドイッチなど軽食付き4千円で、帰省途中のロシア人若夫婦と話が弾む。国内でもグランクラスなど食事付き列車はあるが、高くて手が出ず未経験。それが外国で実現するから面白い。ロシアルーブルが対円史上最安値付近のうちに、次は寝台車だ。(M)
 
2月17日付
2019-03-04
▼オクマ(沖縄本島北部)で潜りたい、と年明けから頭の中にある。30年以上前からお気に入りの場所で親しいガイドもいる。計画をたて始めたら、お世話になったショップがダイビングサービスを止めていた。数年前に都内のエイサー大会で再会、『器材が重く、面倒になった』と話していたHさんだったが、本当に辞めてしまった…。小さな漁船で転覆しかけたり、30㌢もあるシャコ貝を採って食べたり想い出はたくさんあったが、まぁしょうがない。さっそく近くで代わりのガイドを探しメールを出せば、『1人でも大丈夫です』と嬉しい返事が。大きなクルーザーに乗って大勢で潜るのが苦手なだけに、今年はこのガイドのお世話になろうか。(Y)
▼バレンタインの催事場にビスケット専門店が初出店、というチラシが家に届いた。事務所近くの売り場まで走ったら10分かからない。昼休みにダッシュで向かうと、目当てのお菓子を見つけた。先客の女性が日持ちを尋ねている。ちょうど聞こうと思っていたから脇で耳をそばだてていると、案外短い。まずはお味見、1箱買う。東京駅では整理券を配るほどの人気らしく一度は食べたい、でも並ぶのはちょっと、しかしここMデパートでは知名度が低いのか山積みだ。箱はカラーライナのEフルート、シックなグレーでおしゃれ。食べてみるとおいしいが、なんだっけ、この味、子どもの頃によく食べていた、あるお菓子の味がした。(A)
▼待ち焦がれてはないし、下手な宣伝文句に踊らされたくないし、街が混乱したら嫌だなくらいに思っている東京五輪。そうは言いつつ、チケット購入にID登録が必要となれば、既に済ませたりしているわけで、まぁ我ながら面倒くさい性格だ。そして仕事中にもかかわらず、何の競技を観に行くか、否観ることが可能かと考えている自分に、『オメェさ~ホントはすげー楽しみにしてんじゃないの?』と頭の中で不敵な微笑みを浮かべる市松模様の着ぐるみ。フェンシング?近代五種?やっぱカヌーかな。(U)
▼息子の雪遊びのため(今回スキーは我慢)雪降る新潟・越後湯沢へ。トンネルを抜けると、銀世界が眼前に広がる。高原ロープウェイで山頂まで登ると、幻想的な絶景が。翌日は、昼の新幹線で早々に帰るため、駅近くの公園で…と安易に考えていたら、背丈ほどの積雪で埋め尽くされ入ることすらできず号泣。すぐ気を取り直して、近くの一本杉スキー場を検索、積もった雪がそのまま天然の滑り台に。泣いて笑って、一泊だけでも想像以上に濃かった。(S)
▼昔、スプーン曲げをするマジシャンがテレビで人気を博していたが、母もスプーン曲げができる人間の一人だった。ただし条件があって、酔っていること。台所で焼酎を飲みながら、いつもこれをやっていた。男の力でもなかなか曲がらない太いスプーンを、指先だけでくにゃっと曲げていた。そんなスーパー能力を備えた母でも、人生は苦労に満ちていた。スプーンならまだしも、世の中はどうにもできない、ということなのだろう。(W)
▼昨年末、モスクワ・サンクトペテルブルグへ夫婦旅行。例によって格安を追求、飛行機、両都市間特急往復、6泊7日ホテル込みで、飲食や美術館など細かい出費を除けば1人約9万円。ロシア語をネットで翻訳しつつビザ申請書を書き、大使館に無料で申請できる期間内に3度足を運び、特急も鉄道会社HPから翻訳し予約。自力でやれば代理店で数万円取られる手数料をカットし、更にホテル選択の「縛り」が解け、比較サイトから一泊2人2800円など格安を選択。乗り継ぎ空港内を30分持久走、ロストバゲージ、ホテルで血痕の付いたタオル支給など色々あったが、またサンクトの風景を見に行こう。(M)
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